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災厄の町



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災厄の町の評価: 3.96/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

読みづらい

新訳のシャーロックホームズが面白かったので、後ろの広告に載っていたこの本を購入してみました。

最後の方はともかく、前半はダラダラと抑揚がないのに加え訳が理解しにくいです。2、3回読み返してやっと意味がわかるような部分がけっこうあります。何度も途中で読むの止めようと思いましたが千円以上も出した本なので眠気と格闘しながら読み切りました。

高レビューを書いてる方は、よほど読解力が高いかと思われます。

私レベルの読解力の人間は、国内ミステリー読んだ方がいいと思いました。
災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701512
No.2:
(2pt)

正直、読むのがしんどかった

本書は、2014年の新訳で、37年ぶりの新訳だそうです。訳は読みやかったですが、本書は、なかなか殺人が起きず退屈な小説だと思いました。舞台はアメリカの架空の田舎町ライツヴィルとその町に暮らす名士の家ですが、p178になってようやく殺人が起こります。物語全体の三分の一以上がすぎてようやく起こります。それまで、ライツヴィルとライト家のことなどがダラダラと書かれています。飯城氏の解説によると、殺人がなかなか起きず、重い人間ドラマが描かれているのは、国名シリーズとは違い「人間を描くミステリ」に、作者が挑戦したからだそうです。

一方でエアラリイ・クイーンではなく、アガサ・クリスティの小説に目を向けると、アガサも田舎のアッパーミドル階級で起きた殺人事件を書いています。準男爵の館で殺人事件が起こり、そこにバカンスを楽しむために来た、館の主人の親戚や友達が、一斉に容疑者になります。そこに、なんとも特徴的な容姿をしたポアロが登場します。容疑者たちもポアロ同様、それぞれの特徴がデフォルメ化され描かれていますが、探偵ポアロの目を通して見ると、普段は見せない裏の顔が見えてきます。さらに、ごくありきたりな容疑者たちの人間関係が実は複雑に入り組み、利害関係や愛憎に縛られたものだとわかってくるのです。一読してポップに描かれているようですが、ポアロもアガサもなかなかの観察眼の持ち主ではないでしょうか? 個人的に私は、エラリイ・クイーンよりアガサの小説のほうが「人間が描けている」と思ってしまいます。そう思ってしまうのは、エラリイ・クイーンの、気取った遠回しな表現が鼻につくということもあるかもしれません。。。ただし、エラリイ・クイーンはニューヨークなどの都会やそこに住む労働者や成り上がり者たちを描くと、かなりの冴えを見せると思います。わたしは、同じハヤカワ文庫から出た、新訳の『九尾の猫』(1949)を先に読んだのですが、こちらのほうが、ニューヨークで、連続殺人事件が立て続けに起き、あらゆる階層の、事件に怯えたニューヨーカーが、リアルに描けていると思います。
ここまで辛口なことしか書けませんでしたが、裁判のシーンなどは緊迫した雰囲気があって面白かったです。

『災厄の町』(1942)は、ライツヴィルという名前の架空の町で起きた事件を扱っていますが、私が気になったのは、事件が起きても容疑者としてなかなか逮捕されないある人物に向かって、町の住人達が<私刑>と称して、石を投げたり暴行を加えたりします。フォークナーの『サンクチュアリ』(1931)にもそのようなシーンが出てきます。『サンクチュアリ』のほうが強烈です。フォークナーの小説もアメリカ南部の架空の町が舞台になっていますが、多少なりとも影響されているのでしょうか? このような田舎の閉塞的な人間関係と集団心理を皮肉とユーモアを交えて描かれているのが、シャーリー・ジャクスンの『くじ』ではないでしょうか。
災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701512
No.1:
(1pt)

翻訳、、、、

ストーリーは面白いのに
訳文がところどころあまりにもダメ過ぎで本当にびっくりしました。
有名な翻訳家さんで評判もいいんですよねぇぇ、、?
本当にところどころ、特に会話文の訳が本当に本当に下手過ぎます。
災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701512

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