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Xの悲劇
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【この小説が収録されている参考書籍】
Xの悲劇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 21~40 2/5ページ
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私自身、初のエラリー・クイーン作品。 先般、有栖川有栖氏の『月光ゲーム』を読んでいたら、ミステリーの古典・名作への引用が多々あり。 すっかり興味をそそられ、矢も盾もたまらず...とばかりに名作と名高い『Yの悲劇』を読みたい! と、その前に、ここはきちんと順番通り。ということで。 初エラリー・クイーンは、ドルリー・レーンシリーズ第一作目の『Xの悲劇』です。 他のミステリー作品よりも時間をかけて拝読し、すっかり堪能させていただいた本作。 じっくりと味わわせていただきました。 読み始めはさすがに、すっとは頭に入ってこない部分がそれなりにあり... 1930年代の米国の情景描写や登場人物の身なり・特徴。 事件にまつわる細かい描写。 特に、シェークスピア色の濃いドルリー・レーンまわりの描写は、本書の記載と脳内イメージをつなげるのに多少の時間が必要でした。 が。 ページが進むにつれ、グイグイ引き込まれる。 中盤に来ると、一言一句、逃せなくなる。 いつの間にやら、事件関連の描写や謎解きにつながりそうな些細なことでもメモを取る。 などなど...すっかり物語に引き込まれ。 そして、謎が一気に、なおかつ、理路整然と解きほぐされていく最終章。 関連する描写・記載を、ページをめくりめくって確認しながらの、謎解きへののめり込み。 エラリー・クイーン作品にすっかり魅了された自分がそこにいました... ミステリー作品へのスタンスや読み方をすっかり変えてくれた本作。 次作の『Yの悲劇』。 とてもとても楽しみです。 | ||||
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本格ミステリの古典的名作として期待通り読み応え十分の作品だった。名探偵役のドルリー・レーンは引退したシェイクスピア劇の名優で、耳が聞こえないが読唇術を駆使する超個性派。何となく「安楽椅子探偵」のイメージだったが、中盤からは実に精力的に行動するのは驚き。で、舞台俳優だった強みを生かしては他人になりすましの変装をするのは面白いんだけど、あまり意味がなさそうなのがご愛嬌。事あるごとにシェイクスピア作品からのセリフを引用して煙に巻くし、犯人を推測してるのになかなか明かすとせず警察側をイラつかせる、けれんみだらけのアクの強い探偵だ。 実はこのレーンのアクの強いキャラが一番面白かったのだが、本格ミステリらしく彼の推理が極めて論理的で、よく考えると「?」でもこれだけ演出たっぷりに種明かしされると、つい「なるほど」と納得させられてしまう。数日前に感想を書いた「悪魔が来りて笛を吹く」の、論理的推理なんかしない金田一耕助と好対照と思った。もっとも、だからレーンの方が金田一より優れているとは言えまい。つまるところ、国民性の違いであって、日本人的には理詰めで主張の強いレーンはとても好きになれず、どこか抜けた感じで人情味の感じられる金田一の方に好感を覚えると思うのだ。例えば本作での法廷闘争画面なんか正に欧米感覚で興味深かったけども、日本人的にはなじめない。薩摩藩的な「義を言うな!」が日本人の感性の根っこにあって、アメリカ人はこんな理屈っぽいのか、と比較文化論的に読むと興味が尽きないように思った。 ともあれこの理屈っぽさこそ本格ミステリの醍醐味とも言えるわけで、小技的トリックをぎっしり詰め込み名探偵が鮮やかな推理を披露する本作が名作であることに異論はない。 | ||||
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中学生の頃、エラリークイーンにはまっていました。そのきっかけになった本です。40年ぶりに読んでます。とても面白いです。 | ||||
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聴覚を失った元俳優:ドルリー・レーン氏が探偵となるミステリーです。状況証拠と物的証拠で論理的に犯人を探し当てるレーン探偵、カッコイイです。「聴覚が無い」=「探偵だけに聞こえた〇〇の音から犯人を推測~等、『探偵役のみが気付いた手掛かり』が無い」ということ。字面上の情報のみで論理的推理を元に、読者なら誰でも犯人を見つけられるハズですが…私には不可能でした。 レーン氏の謎解きを読むと、第一の犯行でホシの目星は付くそうです。言われてみればその通りですが、言われて初めて合点する人は探偵には向きませんね。 | ||||
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エラリークィーンの悲劇シリーズの1作目で、本格推理ファンなら一度は読んでおかなければならないと思いながら読んでない作品の代表でもある。 こういう古典的傑作というのは一般的な絶賛ぶりに比例して、今読むとさほどでも・・・・って感じになるのが常だが、この古典作を下敷きにして後世の作家達がさらに発展させてきているので、その部分は対象割り引いて評価しないといけないだろう。 正直、今読んでも十分楽しめる作品ではあるが、ストーリー的にはさほど驚きはない。 だが、ラストの犯人を論理的に絞りこんでいく過程はさすが本格推理の教科書とされているだけのことはある。 | ||||
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大胆なトリックと作品の完成度の高さで、後世に決定的な影響を与えたのも納得。 優れた叙述トリックとしての要素が強いため、映像化不可能な作品である。 ミステリーとして「Yの悲劇」よりも優れていると思う。 ただ、突っ込みどころがゼロというわけではない、 また、たいへん読みやすい新訳だが、登場人物ごとのセリフの描き分けがイマイチの感はある。 それでも読んで損は無いと思う。 | ||||
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昔々、、熱心に読んだものです。 中学生くらいでしたが、なかなか海外の様子も想像しがたくまた大人の会話もやや難しく感じたものです。 今読むと、、古典的でその時代(特に汽車や連絡船)の乗り物や路面電車、、時代背景を想像しながら読むと面白いです。 記憶の中のイメージと変わっておりほかの10代で読んだ本たちもどういう変化があるだろう?と興味深いです。 | ||||
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クイーンは読まず嫌いでしたが、名作といわれているので本書を手にとりました。 読者へのサービス精神旺盛で、こんなにいろんなネタ使っていいのかなとも思いました。 やや現実離れた探偵の設定も魅力的ですね。 | ||||
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40年近く前によんだもの、Y,や最後の悲劇の影で記憶になくなってしまった本をもう一回読み返した。なるほど、ものすごく凝ったものだ。 小説としての面白さはYが優れているが、それでもクイーン。あくまで「推理小説に徹している」 犯人の動機はありふれたというか(ごめんなさい)ものであっても、謎解きの王道として楽しめる。 「純」推理ものといえよう。 これをサムとドルリーコンビが解き明かす。 | ||||
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Xの悲劇、Yの悲劇、Zの悲劇、そしてレーン最後の4部作である。このシリーズはやはりXから読み始めて行くのが常道である。天の邪鬼な人も是非そうして欲しい。作者の仕掛けた大きなトリックが先に判ってはこの小説を読む意味がないことを知るべきである。 | ||||
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このXYZのシリースは面白いと思いますよ。読むなら3冊とも読む事をお勧めします。 | ||||
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高校生の頃読んで、夢中になった作家さんの作品です。40年たっても、やはり私にとって素晴らしい推理小説の一つだと感じました。真相が語られる場面では ええ!そうだったの! と悔しさ半分、驚嘆半分の気分を味わうことができたので(実は内容を全く覚えていませんでしたので)、本当に面白かったです。 夜、布団のなかで電気もつけず、主人に気兼ねせずじっくり読めて楽しさ倍増でした。 | ||||
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悔しいほどにフェアです。全く気づかない自分のアホさかげんに腹が立ちます。 そらまあ動機までは無理ですけど、ヒントとなる矛盾点はハッキリ書いてあるので、ぜひ皆様もチャレンジしてください。 | ||||
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本四部作はどれをとっても本格ミステリのお手本のような作品だが、そのトップを飾る本書はのクイーンの気合いの入れ方は、ただごとではない。 まさに傑作であり、しかも「Y〜」よりも町中が舞台の、広い範囲から容疑者を絞り込んで行く、というのちの「九尾の猫」にも似た設定がすばらしい。 はたして、犯人が特定できるのか?という興味もさることながら、その鉄板ロジックは見事!の一言であり、そして犯人が指摘されたときの「えっえっ???」という意外性は、本格ミステリのまさに醍醐味である。 ミステリを読みなれた、あるいみすれたマニアにとっては、それほど意外な犯人でも奇抜なロジックでもないだろう。 だからこそ、ミステリの入門にはピッタリのカッチリとした、本格ミステリというのはこういうスタイルのものだという刷り込みには、最も適した作品だといえるだろう。 そして、あのダイイング・メッセージだ。 簡単でいて意外な、のちのクイーンの妙にこねくり回したようなものとは違って、とても分かり易いし良い。 まさにシンプル・イズ・ベストである。 歴史的名作であり、必読の作品である。 | ||||
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本四部作はどれをとっても本格ミステリのお手本のような作品だが、そのトップを飾る本書はのクイーンの気合いの入れ方は、ただごとではない。 まさに傑作であり、しかも「Y〜」よりも町中が舞台の、広い範囲から容疑者を絞り込んで行く、というのちの「九尾の猫」にも似た設定がすばらしい。 はたして、犯人が特定できるのか?という興味もさることながら、その鉄板ロジックは見事!の一言であり、そして犯人が指摘されたときの「えっえっ???」という意外性は、本格ミステリのまさに醍醐味である。 ミステリを読みなれた、あるいみすれたマニアにとっては、それほど意外な犯人でも奇抜なロジックでもないだろう。 だからこそ、ミステリの入門にはピッタリのカッチリとした、本格ミステリというのはこういうスタイルのものだという刷り込みには、最も適した作品だといえるだろう。 そして、あのダイイング・メッセージだ。 簡単でいて意外な、のちのクイーンの妙にこねくり回したようなものとは違って、とても分かり易いし良い。 まさにシンプル・イズ・ベストである。 歴史的名作であり、必読の作品である。 | ||||
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犯人の用意周到なトリックと物語全般に流れるロジックはもちろんだが 何といっても主人公=名探偵役のドルリーレーン氏の素朴な人間味が堪らなく魅力的だ。 ヴァンス、神津恭介など多くの名探偵は個人的にはかっこよすぎて現実離れしすぎだと思う。 さて物語だが3つの殺人事件全てに読者に解決のヒントが与えられてるのがいかにもクイーンらしいところ。 特に第一の凶器であるコルク球に刺さってる針と第三の回数券の状態と場所から犯人像を推察するアプローチは圧巻の一言。 これぞクイーンワールドを堪能できる名作。 | ||||
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犯人の用意周到なトリックと物語全般に流れるロジックはもちろんだが何といっても主人公=名探偵役のドルリーレーン氏の素朴な人間味が堪らなく魅力的だ。ヴァンス、神津恭介など多くの名探偵は個人的にはかっこよすぎて現実離れしすぎだと思う。さて物語だが3つの殺人事件全てに読者に解決のヒントが与えられてるのがいかにもクイーンらしいところ。特に第一の凶器であるコルク球に刺さってる針と第三の回数券の状態と場所から犯人像を推察するアプローチは圧巻の一言。これぞクイーンワールドを堪能できる名作。 | ||||
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この作品を初めて読んだのは、高校の図書館であった。 読み進めて終盤まで進んだとき、手書きのト書きがベージに片隅にあった。 「犯人は×××」・・・・・笑った。困った人もいた。 それでも、この作品は面白かった。クイーンの国名シリーズ、四大悲劇の魅力は、推理の面白さにある。『エジプト十字架の秘密」を例に出すと、今風にいえばサイコキラーの犯行?、さもなければ妄想に取り付かれたとしか思えない連続首切り事件。卓越した推理力をもったエラリーですら、「この事件に大団円はないのではないか?」といい出す始末。が、最後に至って犯人は決定的なミスをやらかし、エラリーはそこから見事な推理を展開して真相を明らかにする。『エジプト十字架の秘密」とえいば、犯人が仕掛けるトリックより、エラリーが展開する推理の足がかりになった「手がかり」が話題になる。ようするに、クイーンの魅力は犯人仕掛けるトリックもさることながら、探偵エラリーがどんな意外性に満ちた推理を展開するかが、作者のみそなんで、推理展開がわからないで犯人だけわかってもあまり意味がない。ト書きの嫌がらせをした人は、はっきり言って物が分かっていない、たしかに犯人が分からないほうが、いいに決まっているが、ことクイーンの諸作は、それだけでは嫌がらせになっていないのだ。 この作品の手がかりの巧妙さと探偵レーンの推理の意外性はすごい。傑作、佳作ぞろいの国名シリーズ、四大悲劇のなかでも、ずば抜けている。名作と名高い「Yの悲劇」よりロジックの面白さという点では、「Xの悲劇」のほうがすばらしい。テーマ的にもクイーンらしい趣向が盛りだくさん。電車、船といったニューヨークの交通機関が事件の舞台になっていてストーリもダイナミックで読ませる。なにより、当時のニューヨークの息吹が感じられて読み物と素直に面白い。読んで「ああ、おもしろかった」という点でも「Yの悲劇」より上だろう。 ただ、犯人のトリックに無理が感じられる点、レーンのキャラはすばらいいが、ルパンのような変装ができる点はいかがなものか??そうしてた点が引っかかって全体的にみると「Yの悲劇」の方に軍配があがってしまう。とはいえ、これはあくまで好み。どちらも、ミステリ史にのこる傑作であることに変わりはない。読んで損はない。 クイーンは演出効果が優れた作家であるが、この作品も例外でない。ストーリ展開がはでで飽きさせない。中盤の法廷シーンを持ってくるあたりも上手い。プロット作りが半端でなく巧みなのである。さらに終幕にいたり、ついにレーンが犯人を指摘するシーンは名シーンだ。これに匹敵するのはカーの「三つの棺」でフェル博士が犯人を指摘するシーン位しか思いつかない。本当に演出が巧い。さらに物語の締めくくる最後の一行の巧みさ。これをなんといったらいいのか?クイーンはこうした小説作りの上手さでもすばらしい。まさに天才である。 | ||||
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この作品を初めて読んだのは、高校の図書館であった。 読み進めて終盤まで進んだとき、手書きのト書きがベージに片隅にあった。 「犯人は×××」・・・・・笑った。困った人もいた。 それでも、この作品は面白かった。クイーンの国名シリーズ、四大悲劇の魅力は、推理の面白さにある。『エジプト十字架の秘密」を例に出すと、今風にいえばサイコキラーの犯行?、さもなければ妄想に取り付かれたとしか思えない連続首切り事件。卓越した推理力をもったエラリーですら、「この事件に大団円はないのではないか?」といい出す始末。が、最後に至って犯人は決定的なミスをやらかし、エラリーはそこから見事な推理を展開して真相を明らかにする。『エジプト十字架の秘密」とえいば、犯人が仕掛けるトリックより、エラリーが展開する推理の足がかりになった「手がかり」が話題になる。ようするに、クイーンの魅力は犯人仕掛けるトリックもさることながら、探偵エラリーがどんな意外性に満ちた推理を展開するかが、作者のみそなんで、推理展開がわからないで犯人だけわかってもあまり意味がない。ト書きの嫌がらせをした人は、はっきり言って物が分かっていない、たしかに犯人が分からないほうが、いいに決まっているが、ことクイーンの諸作は、それだけでは嫌がらせになっていないのだ。 この作品の手がかりの巧妙さと探偵レーンの推理の意外性はすごい。傑作、佳作ぞろいの国名シリーズ、四大悲劇のなかでも、ずば抜けている。名作と名高い「Yの悲劇」よりロジックの面白さという点では、「Xの悲劇」のほうがすばらしい。テーマ的にもクイーンらしい趣向が盛りだくさん。電車、船といったニューヨークの交通機関が事件の舞台になっていてストーリもダイナミックで読ませる。なにより、当時のニューヨークの息吹が感じられて読み物と素直に面白い。読んで「ああ、おもしろかった」という点でも「Yの悲劇」より上だろう。 ただ、犯人のトリックに無理が感じられる点、レーンのキャラはすばらいいが、ルパンのような変装ができる点はいかがなものか??そうしてた点が引っかかって全体的にみると「Yの悲劇」の方に軍配があがってしまう。とはいえ、これはあくまで好み。どちらも、ミステリ史にのこる傑作であることに変わりはない。読んで損はない。 クイーンは演出効果が優れた作家であるが、この作品も例外でない。ストーリ展開がはでで飽きさせない。中盤の法廷シーンを持ってくるあたりも上手い。プロット作りが半端でなく巧みなのである。さらに終幕にいたり、ついにレーンが犯人を指摘するシーンは名シーンだ。これに匹敵するのはカーの「三つの棺」でフェル博士が犯人を指摘するシーン位しか思いつかない。本当に演出が巧い。さらに物語の締めくくる最後の一行の巧みさ。これをなんといったらいいのか?クイーンはこうした小説作りの上手さでもすばらしい。まさに天才である。 | ||||
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犯人はおろか、トリックまでもが巧妙、 動機は何とか、かも知れませんが 推理しようにも推理ができない作品です。 なぜならば強力な 「文章」のためにそれを信じてしまう 用、読者を操ってしまうから。 なので結末がばっと出てきてしまっても 「え…?」と唖然としてしまうことでしょう。 まさか、とも思ってしまうかもしれませんね。 今回出てくるレーンは エラリイとはまた違った雰囲気を持っています。 冷静そのもの。 そして的確に、犯人を追い詰めていきます。 決して派手さはないのです。 だけれどもエラリイの作品には 読者をひきつける 「力」があるんです。 充実な読後感に、完敗いたしました。 | ||||
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