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夜は短し歩けよ乙女
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夜は短し歩けよ乙女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全594件 141~160 8/30ページ
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評価が高かったので読んでみたが、私には意味不明。妄想系?ファンタジー系?の一人称小説。オチもストーリーもなし。感情の起伏もなし。学生の同人誌的な、内輪ウケ的な感じ。 | ||||
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私にはちょっと難しくてなかなかページが進まない。 でも、独特な文章の書き方が好きな人にはたまらないでしょう。 | ||||
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夢か現実か分からない素敵な世界観が作品全体に漂っていて、私は好きです。ジブリ映画とか好きな人はこの本の不思議感も好きかも。読んでいて頭に思い描く情景が楽しくて綺麗で、物語の舞台設定になら星5つです。主人公と愛しの乙女のそれぞれの視点で書かれるストーリー展開も素敵。じれったいようで、爽やかで、ユーモアに溢れて、とても愛しい本だと思いました、、、中盤までは。後半は場面設定を替えた同様の展開に飽きてしまって中だるみしつつ惰性で読み切りました。 | ||||
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本当につまらなくて、驚きました。 まったく受け付けない世界です。 これを絶賛している人もいるのですよね。人の感性はそれぞれですね。 | ||||
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冒頭の夜の先斗町の場面、職業が天狗と自称し空間飛翔し口から鯉のぼりを吐き出す超絶技巧の学生、彼のパートナーで酔うと相手の顔を舐め回す癖のあるアルコール好きの30代の歯科衛生士の女性、映画「千と千尋の神隠し」の世界を想起させる<お大尽爺李白>、李白爺は多数のランプ、色とりどりの吹き流し、小さな鯉のぼり、銭湯の暖簾などの満艦飾の深紅の三階建ての花電車で夜の街に出没、偽電気ブランを振る舞う。春画コレクターで錦鯉センター経営の好色爺さん。 これらの個性溢れる曲者たちとの主人公の彼女の一夜の交流、もちろん彼女を追っかける先輩は周囲を徘徊。 女子大学生が主人公の小説と言えば、北村薫フアンの私にとっては「円紫さんシリーズ」の文学好きの「私」なんですが、この本の「私」は言葉遣いは丁寧でお嬢様風ですが、人一倍好奇心が旺盛で、アルコールにも強くラム酒大好き、おともだちパンチの技術の持ち主、射的屋場でゲットした巨大な緋鯉を背負い、ダルマの首飾りをして、ご機嫌の時には二足歩行ロボットのステップ歩を披露。 その天真爛漫の彼女が学園祭のイベント巡りを実施! 弁論部ならぬ詭弁論部の詭弁踊、韋駄天コタツ、巨大な工作物「象の尻」、恋愛無経験の先輩の胸を撃った討論会「四半世紀の孤独」、一目ぼれした女性に再開するまでは下着を替えないと誓ったパンツ総番長、いかがわしい閨房調査団青年部等。 彼女に一度でも会った学園祭仲間はその魅力にはまってしまい、彼女は学園祭のあちこちに出没する注目のゲリラ劇「偏屈王」のインスタント主役にまで担がれる。 登場人物の織り成すゴタゴタ劇に、最初は山本周五郎賞を獲得した小説とはとても思えずと半ばあきれていたのですが、読み続けていたら学園祭のシーンあたりに来ると、面白さにひたっている自分に気がつきました。要はアニメ風の<キュートでポップな恋愛ファンタジー>と楽しめばいいんですな。 主人公の女子大学生と先輩が交互に日記風に語るという文章の構成も、リズム感覚があり、メリハリを付け読みやすくしていますね。 実は、著者の『夜行』という幻想小説を以前読んでるんですが、それとのギャップに混乱したのかも知れません。著者の森見登美彦氏は最新作の『熱帯』で今回の直木賞候補になっていて、学園ものだけでなく、いろんな味わい、趣向を凝らした文体の小説を書いているんですね。次はホラー小説の趣のあるらしい『きつねのはなし』でも読んでみたいと思っています。 | ||||
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はじめて森見登美彦さんの本を読みました。 普段あまり本を読まない私でも最後まで飽きずに楽しく読めました。 登場人物もそれぞれ魅力的で素敵なお話でした(^^) | ||||
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評価が高くて本屋大賞2位という事で読んでみましたが… 私には全然面白さがわかりませんでした… 独特の文章や言い回しはいいのですが内容が酷い… 質の悪いうる星やつらって感じです。 | ||||
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「私は一体何を読まされていたのだろう…?面白かったけど。」最終ページまで読み終わった直後の感想です。 背表紙の解説には「キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作」と書かれており、「命短し恋せよ乙女」をもじったロマンチックなタイトル。素敵な恋愛小説なのかと思いながら読み進めました。…途中で別の本の背表紙と間違っているのかと思って、5回ほど本のタイトルを確認しました。角川さん、少なくともキュートでポップではないですよコレ。 この物語は二人の主人公が交互に一人称で語ることで進んでいきます。 一人目の主人公<<先輩>>はやたら悩み世の中のあらゆることにシニカルな視線を向ける男子大学生。コイツがとにかく穿った考え方ばかりグタグタとしていて、典型的な持てない男。 そしてヒロイン<<黒髪の乙女>>は主人公とは真逆の、全てを肯定するような、優しいが見ていて心配になるような女子大学生。 この二人は何度もすれ違いながらほぼ同じ場所やイベントを過ごすのですが、視点の違いでここまで世界の見え方や過ごし方が変わってくるのかと思わされます。これは、作者の力量だと思います。 そんな二人が生活するのは、なんとも言えない不思議な京都。天狗や神様としか思えないような不思議な登場人物が、純文学の登場人物のような主人公となぜか仲良く共存します。そして古典的仮名遣いや台詞が織りなす独特なその文体。今までのどんな文学にもなかった「森見登美彦的」としか言いようのない世界観は一度読んでみないと分からないと思います。 この作品の一番凄いところは構成力だと思います。先輩と黒髪の乙女は同じ場所を別々に行動しながら、様々な人と出会います。この二人が出会う人達、最初は全く関係なく見えるのですが、実は密接に関係しており、話を読んでいくとそれが段々と見えてきます。そして最後には見事に大団円(?)を迎えます。この本は4つの話で構成されており、それぞれは100ページにも満ちません。その中で伏線と回収を綺麗に繰り返してく様は見事としか言いようがありません。 とても癖がある作品なので人を選ぶとは思いますが、はまる人はとことんはまると思います。 | ||||
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夜、寝ながら読むには陽気な内容でぴったり。 | ||||
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7割くらいが心理描写のように思いますが&ちょっとくどいなぁと感じることもありますが、プロの文筆家の書いた物語を十二分に堪能できるコンテンツでした。爽やか&コミカルな京都在住学生ものの感じが少し万城目学を思い出させました。 | ||||
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時代は21世紀。京都の某大学。 大学2回生になったばかりの 『私』 は、今まで彼女が居た事はおろか、告白した事も無い。 そんな奥手の 『私』 が、部活の新入生に一目惚れをしてしまう。 どうにか、あの子と仲良くなりたい。 片思いに揺れる 『私』 の視点と、その思いに気付きもしない 『彼女』 の視点を交互に繰り返しながら、春夏秋冬、物語がつむがれていく。 物語の中心となる主役達の台詞は、まるで大正浪漫のよう。 現代からは浮世離れして、どこか懐かしく、黴臭くて、甘酸っぱい。 脇役達もまた、浮世離れした変わり者ぞろい。 変わり者がそろえば、オモロイ事が起きる。 まして大学生という年頃、オモロイ事しか起きない。 そんな変わり者たちの周りで起きる、奇想天外オモロイ事件を引き立てるのは、一風変わった修飾語の数々。 作者は一体、何種類の変化球を持っているのか。意表をつく修飾語が、各場面を鮮やかに、軽快に、ユーモラスに浮かび上がらせる。 そして時折ほうり込まれるストレートな言葉が、真っ直ぐ心に突き刺さる。 次々と言葉を重ねながら、決して冗長にならず、むしろ物語の世界に引き込まれる本作。 単語の選び方から、文章構成に至るまで、実に緻密に構成されている。 それでいて堅苦しくなく、何度も笑いに引きこまれてしまう。 まるで、上質の落語を聴いているようだ。 | ||||
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軽妙な言葉づかいで、3秒に1回は笑わせてもらいました。実に面白い作品です。短編集の最初がこのタイトルのものですが、その他の作品も続きものとして楽しめました。電車の中で笑いをこらえるのが大変でした。マスク着用が必須です。 | ||||
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初めてこの作家さんの本を読みましたが、大変満足です。現実にありそうでギリギリないような描写が多く書かれており、実際にイメージがしやすいので読んでいて楽しかったです。表現の方法がとても独特でしたがわかりやすかったです。主人公とヒロインの視点の切り替えるタイミングがとても上手くて、読んでいてあまり飽きがこなかったですが、たまにどっちの視点なのかわからないときがあり、その時は台詞の一人称で判別 | ||||
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少し読書をしたいなと思い友達に勧められたこの本を購入。 面白くて買って二日で読み終わってしまいました。 独特な書き方で二人の登場人物の先輩と彼女の視点が交互に書かれてテンポよく読むことができました。 独特な世界観で先輩が彼女に思いを伝えようとするお話です。 | ||||
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独特な言い回しに独特な人々。ヒロインがおおらかで健康的で突飛な行動に走って面白い。そんな彼女を振り向かせたいと奔走する主人公。振り向いもらっても「あっ、先輩、奇遇ですね」で終了。そんなすれ違いのラブストーリー。ヒロインの人となりは「おともだちパンチ」によくあらわれている気がする。お化け屋敷でコンニャクにおともだちパンチをする彼女の姿を見てみたい。 | ||||
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語り口が面白く、何かあるのかと期待して読み進めましたが、何も起こらず。 内容は本当にありません。凝った語り口のラノベです。 この奇妙な世界観が合う人たちがいて、その人たちが高く評価しているということなのでしょう。 | ||||
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面白い。うん。 いくら読んでも何周しても飽きないね! | ||||
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アニメ版の四畳半や有頂天家族にどっぷりハマり、 夜は短しは折角だから小説から読んでみようかなと購入しました。 古本市の話の序章まで読んでから約三ヶ月ほど放置してました、勿論序章のお話もとても好きだったのですがね。 森見さんの文章を初めて読んだせいもありますが、文体にアクというか癖が強くて…慣れるまで結構体力使いました(笑) その後頑張って続きを読もうと思い立ち読み始めたら、慣れもあってか一気に読み進められました。 あらすじ通り、まさにキュートでポップな恋愛ファンタジーです! しかし王道ではありません、四畳半に出てくる癖の強いキャラクターが出てくるので多少の下品さ、面倒くささ、突拍子のなさはもう仕方ないです(笑) 黒髪の乙女の無類の酒好き設定には勝手にシンパシーを感じました。 一緒に可愛く楽しく面白く可笑しく京都の街で飲み歩きたい。 こりゃ先輩が惚れるのもしゃーない。 | ||||
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彼女の後ろ姿に関する世界的権威と自称する「私」と、おともだちパンチを携える好奇心旺盛な黒髪の乙女。京都の町を舞台に幾度となく重なる偶然のような再会。 二人の視点から交互に描かれるリズミカルでコミカルな珍事の数々は、読者を不可思議な世界に引き込んでいく。悩ましい平凡な毎日を送る「私」を憐れみながらも、どこか羨ましい気持ちにさせられる。 | ||||
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森見登美彦は阿保が騒ぐ系と京都の不思議系と二つあるけど、これは前者。黒髪の乙女にお近づきになるため先輩があの手この手で迂遠に迫る。最後の方は少し好かないので一点減らしてこの点数。 | ||||
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