連続自殺事件(連続殺人事件)
評判
連続自殺事件(連続殺人事件)の評価:
3.83/5点 レビュー 12件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
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連続自殺事件(連続殺人事件)の評価:
3.83/5点 レビュー 12件。 B ランク
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この「連続殺人事件」もお気に入りのひとつだったという記憶があり、内容説明の”妖気ただようスコットランドの古城””妖怪伝説””密室の死”というキーワードを見て、わくわくしながら再読してみれば・・・あれれ・・・?こんな話だったっけ??
2人とも歴史学者であるアラン・キャンベルとキャスリン・キャンベルの学問問答から、寝台列車のダブル・ブッキングで鉢合わせしてしまった時の罵り合い、けれど実は内心お互いにときめいて惹かれ合っていたこと、そしてスコットランドへ到着してから、気持ちのいいスコットランド人たちの気質や行く先々でつきあわされる駄洒落など、クスクスどころか爆笑する場面もあり、なんだなんだこれは?笑うような話だったんだ・・と、自分の過去の理解力と記憶力が信用できなくなりました(苦笑)。
それはさておき、感想としては、ミステリとしては小粒だと思います。登場人物もほぼ内輪の数人に限られ、途中でなんとなく犯人の正体がわかってしまいます。トリックとして、科学的に正しいかどうかも怪しいです。
けれど、それでもカー・ファンなら飛びつきたくなる要素をすべて備え、登場人物たちの個性も際立ち、なかなか楽しめました。ただ、これからカーの作品を読んでいきたいという方には、もっと密度の高い重厚な作品をおすすめします。
個人的なことで恐縮ですが、アランとキャスリンが旅したのと同じルートで寝台列車でロンドンからスコットランドへ行ったことがあり、なんだかなつかしくなりました。車窓に現れてくる風景、荒涼とした自然の美しさ、素朴だけれどおいしい食事、そして地元のウィスキー。古城と、暖炉が燃える石造りの部屋などなど。カー・ファンには怒られそうですが、スコットランド旅情ミステリとして読むのもありかと思います。