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銀河英雄伝説
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銀河英雄伝説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 61~80 4/6ページ
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アルスラーン戦記のオーディブル版を7巻まで聞き終えた後、さて銀英伝を聞こうと思って聞き始めると、あれ? アル戦のナレーションのカッコ良さが…? とうとうと耳に心地よいアル戦に比べると、上手だけど何だか淡々として聞こえる銀英伝。キャラクターの演じ分けもイマイチ。これはビジネス書のオーディブルを聞いているようで、何だかドラマティックさに欠ける。 いや、アル戦が上手過ぎるのかな? 下山さんの技術が、時間を得てとても上達したんですね。 お話自体は、田中芳樹の卓越した壮大なスケール感ある文章で、それを読まなくてもナレーターが読んでくれる。というのがナイスです。自分で読んでいると家事がはかどらないので、誰かが読んでくれて、ながら聞きというのが理想です。 ラインハルトは冷たい感じで、けど魅力的な人物。ユニークな奇才ヤンウェンリーと、二人の勝負が楽しみです。 また、下山さんのナレーションがここからアル戦まで、徐々に?練磨されていくのね。と、彼の技術の上達も楽しみに2巻以降を聞いて行きたいと思います。 | ||||
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さすがに1500万部売れた本である 田中芳樹の代表作 全巻読みました | ||||
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原作は勿論、ナレーターも良いと思いますが、「言う」を「ゆう」と発音されているのが気になります。 | ||||
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一応SFではあるけど、内容は英雄たちの群像劇です。登場人物が多い上に名前が難しいので、アニメ観てない人は辛いと思う(笑) ヤンやラインハルトのようなキラ星のような英雄たちだけでなく、歴史には残らない清廉の士・忠勇の士の小エピソードがところどころに挟まれるのもいいですね。みんなとにかくカッコいい男たちばかり。こういう生き方ができればなと憧れずにはいられません。 後の歴史家がどうこう・・という説明がよく出てきますが、後の歴史家も包括して神視点でくどくど語られるのが司馬遼太郎的で少しうっとうしいです(笑) | ||||
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転職して入った会社になじめずにいた僕に、優しく話しかけてくれたS先輩。 開口一番「銀河英雄伝好き?」と。 銀河英雄伝説が何か知らなかったけど、知らないなんて答えたら、 この先もう話しかけてくれないではと不安な僕は、「ええ、大好きです!」と即答してしまう。 S先輩は目を輝かせ「誰?どの武将が好きなの?」と。 僕は戸惑いながら「特に、これといって、特定の好みはありませんが」と言葉を濁した。 S先輩は、疑わしそうに僕を見ていた。 S先輩はたぶん「あの転職してきた新人は、ろくに仕事もできないくせに、嘘つきだ」と考えているだろう。 僕は名誉挽回のため「せ、先輩はどの武将が好きなのですか?」と反撃にでた。 S先輩の目に輝きが戻り、「ラインハルト!」と無邪気に答えた。 僕は、そのとき、銀河英雄伝説には西洋人が出てくるんだ、とわかった。 武将と聞いたので、三国志か戦国時代の話かと思っていたけど、 西洋の話なんだと。で、ラインハルトって、誰だよ。 黙ったまま何も言えないでいる僕を見るS先輩の目が、また次第に曇ってきた。 たぶんS先輩は「やはり、こいつは知ったかの嘘つきか、それとも、アンチ・ラインハルトの急先鋒か、どちらかだ」と思っていたのだろう。 だめだ、このままでは、また職を失ってしまう。 僕はない頭で考えた。 初対面の相手に銀河英雄伝説が好きかどうかを聞いてくるぐらいだから、S先輩にとって、銀河英雄伝説は、人生そのものだろう。 S先輩は、銀河英雄伝説を知っているか知らないかで、瞬時に人の器を判断できるのかもしれない。だから、S先輩は銀河英雄伝説の玄人である。玄人は、大抵は素人には良さのわからないところを評価して喜ぶものだ。だから、S先輩の好きなラインハルトという武将は、にわかファンからは蔑まれている小者であるが、玄人のS先輩には良さのわかる武将だと、僕は考えた。 「S先輩、さすがですね。ラインハルトですか、通ですね」 「え、通かな?」少し恥ずかしそうにするS先輩。 僕は予想が当たったことを確信し、 「ええ、通ですよ。そんなマイナーなキャラを評価する方に会ったのは初めてですよ。珍しいですね」と調子に乗って答えた。 玄人は、珍しい、と言われるのを喜ぶと僕は経験上知っていた。 S先輩は、優しく僕に微笑みかけながら、 「また、話そうね」という言葉を残して去っていった。 それから、泣きながら必死に銀河英雄伝説を読みました。 S先輩に認めてもらおうと、研修そっちのけで、分厚い本が全10巻(他に外伝もあるみたいです)もある銀河英雄伝説を3ヶ月間かけて必死に読みました。そしたら、仕事は試用期間中にミスが多い、マニュアルをちゃんと読まないという理由で切られてしまったけど、S先輩ともあれから一言も話してないけど、銀河英雄伝説は面白かったです。 | ||||
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恥ずかしながら、この作品を知ったのは、ニコニコ動画のMAD作品である。その中で「民主制」「専制政治」「自由」「平等」といった哲学的なキーワードが出てきて、興味をひかれたので読んでみた。それに、コメント欄がこの作品を礼賛するものばかりだったのだ。結果として、私は20代だが、もっと早くこの作品に出合っていれば、と思った。純文学にも劣らない内面描写の鮮やかさがあるし、田中先生の人物を表現する際の鋭い感性が感じられる。それにエンターテイメントとして現在の作品群に劣らない内容になっているからだ。 小林秀雄が、「世の中に進歩するものなんてありゃしないよ。すべてのものは変化するだけさ」と言っていたが、この作品を読んでいて共通するものを感じた。特に、ヤン・ウェンリーの視点は鋭い。歴史の観点から社会を分析している彼の言動は読み手に斬新な響きを与えるだろう。イゼルローン要塞攻略の際、シェーンコップに、「・・・・吾々がつぎの世代になにか遺産を託さなくてはならないとするのなら、やはり平和がいちばんだ。そして前の世代から手わたされた平和を維持するのは、次の世代の責任だ。それぞれの世代が、のちの世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和がたもたれるだろう。・・・・」というシーンがある。シェーンコップだけでなく、この言葉は現在に生きる我々にも語られているような気がする。政治、国家といったもののあり方に関心のある人はぜひ手に取って読んでほしい。 | ||||
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中身は綺麗でしたがカバーは経年劣化が激しく、非常に良いという触れ込みとは程遠いレベルでした。 よって、星2つ程度です。 | ||||
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漫画「アルスラーン戦記」をきっかけに田中芳樹さんに興味を持ち、今さらながらに読みました。 結果、あまりの面白さに正伝と外伝を一気読み。 いやーーーーーーーー、ほんとに面白かったです。 司馬遼太郎の歴史小説をスペースオペラにしたかのような、ダイナミックな物語。 脱帽です。 今まで読んでいなかったことを、心底恥じました。 再アニメ化されるようですが、そちらも大いに期待しています。 | ||||
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宇宙歴767年(帝国歴458年)、ヤン・ウェンリー誕生。 帝国歴467年(宇宙歴776年)、ラインハルト誕生。 数の不利にもかかわらず銀河帝国軍のラインハルトは、アスターテ会戦において同盟軍を殲滅するかにみえたが、そこに立ちはだかったのがヤンであった。 一方、難攻不落のイゼルローン要塞が、ヤンにより攻略される。 常勝と不敗の英雄が両陣営に並び立った。 しかし、宇宙は混とんとしており、“銀河英雄伝説”はその黎明を迎えたばかりである。。。 俺が『銀英伝』を知ったのは、その昔(1993年か1994年頃)WOWOWでやっていたOVAを観てからである。 あまりにおもしろく、早く先が知りたくなり、トクマ・ノベルズ版を購入した。 田中芳樹の作品を読むこと自体が初めてだったが、物語の展開もさることながら、その流麗な文体にも惚れてしまった(^_^.) 壮大な叙事詩が、今スタートする。 | ||||
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この作品を初めて読んだのは、18年も過去ですが、今思うと単純な宇宙戦争物語などではなく、 著者は実際にあった有史以来の人間社会の歴史を研究し尽くした上でこの作品を描いているな、と思いました。 アメリカ、ロシアの全面核戦争を彷彿とさせる13日戦争、ローマ帝国皇帝たちと共通点を感じさせる銀河帝国の皇帝たち、 そして銀河連邦時代にあったルドルフの絶対的権力による独裁制度の危険性、すぐに腐敗(もしくは衆愚政治化)してしまう民主共和政の実態など、著者の田中芳樹はおそらく読者に伝えたいことが山ほどあったように思います。ここで描かれていることは、今日の我々の社会に該当する部分が多くあるように思えてなりません。 | ||||
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待ってました。 皇帝が銀河を統治する銀河帝国とそれに反対する自由惑星同盟の抗争が続く未来社会が舞台。 「宇宙版三国志」と簡単に(そして最も正確に)表現されるだけあって、「スケールの大きさは日本の小説界で一番」と言っても異論はないでしょう。 個人の恋愛やコミカルなやり取りなど日常的な風景から、伝統的貴族vs新興武断派の権力闘争や銀河を二分して数万隻の艦隊が撃ち合う宇宙戦争まで描いたストーリー、歴史上の人物を強く意識したキャラクター作り(例:帝国側主人公のラインハルトはアレクサンダー大王?)、重要そうなキャラクターがあっさり死んでしまうなど、人の心を楽しませる名作小説です。 | ||||
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最初に読んだのは高校生のとき。春休み、ごはんを食べて眠る以外はこれを読み続け、三日かけて読み終えた時の衝撃はいまでも忘れられません。 帝政と共和制という二つの全く違う政治形態を取る国が貿易都市を間にして存在するという地理的・政治的なシチュエーション、その2つの政治形態がそれぞれに行き詰まり出したころに、それぞれの星に生まれた、二人の軍事的天才を中心にした物語。二つ(それ以上かな)の国家の対立と滅亡と新生、そのなかでの国家とは、政治とは、民衆とはどういうものなのかという考察、軍略物なおもしろさ、艦隊戦、空中戦の見せ場、中国の歴史物語並みに多いキャラクターたちの個性と、人間ドラマ、、、と魅力を挙げていけば枚挙のいとまのない、未だ古びない傑作です。 田中芳樹さんはこのシリーズが代表作でその資質全てを書ききった作品だと思ってます。 スペオペというより、架空歴史小説ではないかと。自分にとっては星5つどころか10個ぐらいつけたい。 一番好きなのはヤン・ウェンリーさまですが、ポプランやシェーンコップ、ビュコック、帝国側だとロイエンタールさま、ビッテンフェルト、メルカッツ(こっちに入れていいのかな)がお気に入りです。 今の文庫の表紙は星野宣之さんなんですね。星野宣之さんのSFも好きだったんで、こっちもいいなあ(未だ徳間ノベルズ版を所有) | ||||
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宝塚を見て読もうと思いました ちょっと難しいけど面白かったです これからも続けて読みます | ||||
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作者のこだわりか、出版会社の問題か知らないけど。 キンドル化するにとても良いコンテンツ。 三国志もキンドル化されて恩恵を受けた人も多数いる。 活字離れの若者のことも考え、ご一考を! | ||||
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君主制と民主制の二大勢力が争い、皇帝が銀河を統一する大河小説です 漫画ですが銀河戦国群雄伝ライやキングダム、蒼天航路が好きな人におすすめです 1980年代に出版され 1990年代を通じてアニメがつくられいまだ朽ちぬ輝きを放ち続けている作品です。 アニメも小説も最高ですね アニメは暇なときに何度見たり聞いたりしたことか 素晴らしい作品、これ以外何も言うことはありません ぜひ一読をおすすめします。ああでもレンタルDVDで借りてアニメの視聴からがいいかもしれません | ||||
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でてくる未来の軍事技術は全く現実味がないし、 すでに21世紀で超えてしまったもの、作中に出てくる方向にはいきそうもないものばかりだ。 イデオロギー対立いうのも20世紀的発想だし。 ただ社会的部分、人間臭い部分で印象に残る部分も多い。 ヤンが死んで以降が愚作になってしまっているのが難点。 | ||||
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小説は人物を描くもの。銀河英雄伝説で描かれる人物はというとラインハルトとヤン・ウェンリーの二人だ。 ただ、本作の非凡なところは主役以外の人物像が明瞭に刻まれていることだ。 例えば、最初に出てくるアスターテ会戦ではラインハルトの麾下には5人の提督がいる。 そのうち、メルカッツとファーレンハイトはこの後、戦場で轡を並べたかと思うとお互いに対峙したりと人生の有為転変を見せてくれる。 それが、正義とか国家とかといった大層なことより、やむを得ない運命の選択を重ねた結果なのが切ない。 そんな、ドラマがいくつも通奏低音のように折り重なり、事件や会戦ごとに浮かび上がってくる。 単なるSF小説ではない。 さて本巻では主役級のキャラクターがもう一つ誕生する。人間ではない。 同盟軍第13艦隊、通称、ヤン艦隊。 ラインハルトは艦隊指揮官というよりは簒奪者か皇帝かであって、艦隊をはじめとするハードは消耗品でしかない。 むろん、麾下の将兵を気遣う描写は多々あるが、その役割は主として前半はキルヒアイス、後半はマリーンドルフと提督たちが担っている。 しかし、ヤン・ウェンリーは終始、艦隊指揮官であり艦隊はその半身を形作るといって過言ではない。 イゼルローン攻略を終え、退役を申し出たヤン・ウェンリーにシトレ本部長が「君の艦隊だ」と語りかける。 この時、ヤン・ウェンリー自身もそのことを思い知ることになる。本当の意味での「ヤン艦隊」の誕生だ。 そしてヤン自身が亡くなった後も、ヤン艦隊は戦い続けることになる。 登場人物の多彩さ、背景となる社会制度、それに至る歴史とスケールと厚みを考えると10巻で完結したのだ奇跡とも思える。 まずは、主要キャラクターを本巻で一覧して、ゆるゆると読み進めていくことをお勧めする。 | ||||
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最初はちょっと、分かりづらい?小説と思いましたが、読みすすめるうちに銀河の世界に・・・女性でも楽しめます。 | ||||
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この作品ほど、私の胸を引き付ける傑作はありません この作品を読み進めるたびに、読者は銀河に覇を競う、歴史の一員となることができます。 銀河の歴史を流れる壮大な歴史ロマンを体験することで、人間とは、国家とは、戦争とは・・ さまざまな知見を学び、体験することができるでしょう。 この作品に出てくる人物を知れば知るほど、実際の友人や先達のように、感じられることでしょう。 私はこうした人々と20年近く、人生を共にしています。 実際、この作品に出てくるある提督が亡くなった時、私を含めた多くの読者が、実際の親しい人が 亡くなったように涙を流しました。 それを可能にしているのは、ひとえに作者である田中芳樹先生の知識や構想力、描写のなせる業と 言えるでしょう 田中先生は国文科の博士課程に居たこともあり、文学や歴史など深い知識を持っています。また 戦記ものを多数書いているように古今の戦争や政治に関する知識も豊富です。 そうした現実の歴史や戦争、政治にかかわる多くの知識をベースにして本作品が書かれています。 その為出てくるキャラクターや、会戦においても史実を基にしたものも多く、リアリティを生み出 しているのだと思います。 特に政治や歴史に関する書き込みは他の作品を圧倒するものがあり、歴史の重厚さをフィクションで 生み出すことに成功しています。(作品内にもこうした物語内の歴史を解説する章がありますが、 これだけで重厚な物語を形成しています) この作品は万人にお勧めできます。読んでない方は、ぜひ、自分を新たな歴史の世界にダイブする ことを強くお勧めします。 | ||||
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この話は好きだし、特に3巻目以降とっても面白くなって、これより面白い本ってちょっと思いつかないんだけれども、いくつかとても気にかかるところがある。 まず、女性が少ない。その少ない女性も、誰かの妻、誰かの娘、誰かの恋人。これだけ。書かれてからの間によっぽど女性の社会進出が進んだんだろうか。未来の話にしては不自然だけど、田中芳樹は沢山の女性は書き分けられないから、しょうがないとも言える。 次に、悲劇の主人公アンネローゼさん。この先誰と結婚することも、誰かの子を産むこともなくと、6巻辺りで決めつけられていたけど、まだ30代前半だから、充分結婚も出産も可能だと思う。それに、皇帝に15で処女を奪われたってそんなに悲劇かな? 多分、貴族階級だから名前しか知らない夫に嫁ぐ可能性が高いと思うけど、夫に初夜に処女を奪われるのと何が違うのか、正直わからない。この人が何を考えているのか全く出てこないことが、話の中心に奇妙な空白を作っているように思う。 と思って読んでいくと、急に、女性の歴史家の方が男性の歴史家よりも、アンネローゼさんがラインハルトにもっと何かしてやるべきだったという批判が強いとあって、ちょっとドキッとした。でも、実際、女の私は、普通の恋愛結婚じゃない政略結婚と何も変わらないから、貴族女性としては普通の人生だと思ってしまうのだけれど、そこに釘を刺された気分で、気にかかってしばらく悩んだりした。 でもやっぱり、悲劇の主人公として扱われることで、アンネローゼさんの人間的魅力は、ただの偶像としての魅力に押しつぶされてなくなってしまったと思う。主役の一人になりえたのに、もったいないなあと。 | ||||
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