銀河英雄伝説外伝3 千億の星、千億の光



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初公開日(参考)1988年03月
分類

長編小説

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銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (創元SF文庫)

2009年02月01日 銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (創元SF文庫)

銀河帝国からの亡命者とその子孫で構成される“薔薇の騎士”連隊。副隊長のシェーンコップはある偵察任務のさなかに、かつて部下たちを見捨てて帝国に下った元上官リューネブルクの姿を敵軍の中に見出した。一方、弱冠一八歳にして少将の地位を得たラインハルトは、現在隊を共にする野心家のリューネブルクを警戒しつつも、彼を取り巻く複雑な事情に興味を抱く。外伝第三弾登場。(「BOOK」データベースより)




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銀河英雄伝説外伝3 千億の星、千億の光の総合評価:8.23/10点レビュー 13件。Aランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

本編がどんどん肉付けされていき、実に面白い

ラインハルトがまだミューゼル姓だった頃の、まだヤンが一介の大佐で本領を発揮する1年前の頃の話であるため、ごく初期に出演した面々がいくつか顔を見せ、こんな人物だったのかと想像を膨らまさせてくれる。
また後に中心人物の1人として活躍するロイエンタール、ミッテンマイヤーは勿論のこと、ビッテンフェルトやケンプ、そしてケスラーと錚々たる面々も現れ、非常に心をくすぐられる。

今回の中心はやはりシェーンコップと帝国軍に寝返った元上司リューネブルクとの関係にあるだろう。特にシェーンコップが若く、ヴァンフリート4=2星で図らずも軍の指揮を執るエピソードなど興味深い。こういった本編で語られなかった各登場人物の外枠の挿話、また知られざる登場人物間の相関関係を補完する事で物語としての深化を行い、正に外伝の長所を余す所なく利用している作者の手際に賞賛を贈る。
また本編では設定上語ることの出来なかったラインハルトとキルヒアイスとの関係が如何に深く、強いものであるかを説くのもこの外伝の本当の意義の1つであろう。

今回惜しまれるのはリューネブルクが何故斜に構えて人に接するかという理由付けが成されなかったこと。作者の狙いはリューネブルクと他の登場人物とを絡ませることで仄めかそうとしたのだろうが、成功しているようには思えない。寧ろ最終章の初めにエリザベートが兄を殺害するに至った経緯をケスラーがラインハルトに説明する節においてリューネブルクについても触れておれば性格付けの効果も大きかっただろう。非常に勿体無い(このエピソードで第6章のリューネブルクが妻に向ける台詞の意味が全く変わってしまうのが見事であるだけに本当に惜しい)。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(5pt)

登場人物の過去の深みをみせてくれる

後のラインハルトを支える者たちとの出遇いと歴史、微妙に交錯するヤン、ラインハルト、シェーンコップ・・・。
とにかくキルヒアイスとラインハルトがセットでいる安心感がもう半端なくて、本編を思い出して(以下略

外伝は本当にひたすら楽しめる!
銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)より
4191536346
No.11:
(3pt)

外伝3巻目・・今ひとつか?

銀河英雄伝説の前段の話・・薔薇の騎士の話もあり・・戦争に未来は無い事を実感させる、内容となっている様に感じた。無駄な虚無感に覆われた世界観であろうか?ラインハルト、ヤン・ウェンリー共に上官からは疎まれている。何とも言えない・・楽しんで読むというより・・銀河英雄伝説に続く話ではあるが・・自分の中では・・今ひとつ盛り上がりに欠けるように思われた。
銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)より
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No.10:
(4pt)

常識人的な指摘

自由惑星同盟側の主人公は、ヤンよりもシェーンコップである。シェーンコップはヴァンフリート星域の会戦後に薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の第13代連隊長になる。シェーンコップ配下ではリンツが常識人的な指摘をする役回りになる。ヤン艦隊におけるムライ参謀長の立場である。組織が暴走しないために必要な役回りである。警察不祥事など日本型組織の不祥事は構成員の同質性が背景にある。皆が同じ方法にダッシュしてしまう。あえて常識的な正論を言うことも同質化を避けるために必要である。
銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)より
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No.9:
(4pt)

シェーンコップ推し必読の書

シェーンコップと、その元上司のリューネブルグを中心とした話。シェーンコップやローゼンリッターが好きなので、序盤は、彼らを裏切ったリューネブルグリューネブルグの何もかもが嫌な男に見えていましたが、亡命者には亡命者の悲しみや苦しみもあるんだと感じ、最後は複雑な気持ちに。
シェーンコップはただの女たらしかと思っていたけれど、愛情らしきものも心に持っていると感じて少し嬉しい。

文章がまどろっこしいのが微妙。網膜に金色の微粒子をふりかける~とか、ワルツを奏でた~とか、華麗さの表現がいちいち過激。
たまーに、微妙に言葉の使い方が間違っているように感じるところがあって、ひっかかる。キャラの作り込みは一級品なので、わざわざ変な言い方しなくても伝わってる。

それを踏まえても良い作品でした。
銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)より
4191536346
No.8:
(3pt)

謎解き要素がいま一つ

シェーンコップの元上司リューネブルクを軸としたスピンオフ作品
まだ准将成り立てで、本編のような巨大な指揮権は与えられていない、限られた裁量で奮闘するラインハルトや、それを補佐するキルヒアイスの活躍が面白い
特にキルヒアイスは本編早い内に退場してしまうので、彼の生き生きとした話は読んでいてホッとしますね
今回の主役はシェーンコップなのだが、今作品は彼が連隊長の就任するまでの前日譚
元上司リューネブルクが宿敵として立ちはだかる、リューネブルクには謎がいくつかあるようでそれがこの話の核心。最後には解き明かされるのだが、その理由付けというかオチが、個人的にはいまいちスッキリというかあまり腑に落ちなかった
銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (トクマ・ノベルズ)より
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