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銀河英雄伝説外伝3 千億の星、千億の光
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【この小説が収録されている参考書籍】
銀河英雄伝説外伝3 千億の星、千億の光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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後のラインハルトを支える者たちとの出遇いと歴史、微妙に交錯するヤン、ラインハルト、シェーンコップ・・・。 とにかくキルヒアイスとラインハルトがセットでいる安心感がもう半端なくて、本編を思い出して(以下略 外伝は本当にひたすら楽しめる! | ||||
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銀河英雄伝説の前段の話・・薔薇の騎士の話もあり・・戦争に未来は無い事を実感させる、内容となっている様に感じた。無駄な虚無感に覆われた世界観であろうか?ラインハルト、ヤン・ウェンリー共に上官からは疎まれている。何とも言えない・・楽しんで読むというより・・銀河英雄伝説に続く話ではあるが・・自分の中では・・今ひとつ盛り上がりに欠けるように思われた。 | ||||
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自由惑星同盟側の主人公は、ヤンよりもシェーンコップである。シェーンコップはヴァンフリート星域の会戦後に薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の第13代連隊長になる。シェーンコップ配下ではリンツが常識人的な指摘をする役回りになる。ヤン艦隊におけるムライ参謀長の立場である。組織が暴走しないために必要な役回りである。警察不祥事など日本型組織の不祥事は構成員の同質性が背景にある。皆が同じ方法にダッシュしてしまう。あえて常識的な正論を言うことも同質化を避けるために必要である。 | ||||
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シェーンコップと、その元上司のリューネブルグを中心とした話。シェーンコップやローゼンリッターが好きなので、序盤は、彼らを裏切ったリューネブルグリューネブルグの何もかもが嫌な男に見えていましたが、亡命者には亡命者の悲しみや苦しみもあるんだと感じ、最後は複雑な気持ちに。 シェーンコップはただの女たらしかと思っていたけれど、愛情らしきものも心に持っていると感じて少し嬉しい。 文章がまどろっこしいのが微妙。網膜に金色の微粒子をふりかける~とか、ワルツを奏でた~とか、華麗さの表現がいちいち過激。 たまーに、微妙に言葉の使い方が間違っているように感じるところがあって、ひっかかる。キャラの作り込みは一級品なので、わざわざ変な言い方しなくても伝わってる。 それを踏まえても良い作品でした。 | ||||
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シェーンコップの元上司リューネブルクを軸としたスピンオフ作品 まだ准将成り立てで、本編のような巨大な指揮権は与えられていない、限られた裁量で奮闘するラインハルトや、それを補佐するキルヒアイスの活躍が面白い 特にキルヒアイスは本編早い内に退場してしまうので、彼の生き生きとした話は読んでいてホッとしますね 今回の主役はシェーンコップなのだが、今作品は彼が連隊長の就任するまでの前日譚 元上司リューネブルクが宿敵として立ちはだかる、リューネブルクには謎がいくつかあるようでそれがこの話の核心。最後には解き明かされるのだが、その理由付けというかオチが、個人的にはいまいちスッキリというかあまり腑に落ちなかった | ||||
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本作は、本編でも活躍する同盟国の魅力的な登場人物である シェーンコップにスポットが多く当たってます。 本長編作は、本編の前日譚というだけでなく シェーンコップの物語、という意味合いもあるので 外伝的な魅力がとても強いと思いました。 ここからは、これから銀河英雄伝説を読む方への 本編10巻、外伝が5巻の位置づけ について書いてみたいと思います。 ざっくり(私の理解で)本編&外伝の位置づけをいうと 本編10巻は 帝国軍ラインハルトと同盟軍ヤンを中心に据えた一連の物語 外伝1は本編前日譚で、帝国軍ラインハルトが中心の長編 外伝2は本編の別視点、ヤンの養子であるミンツが視点の日記形式の長編 外伝3は本編前日譚で、同盟軍シェーンコップが主役級の長編 外伝4は本編前日譚で、同盟軍ヤンが中心の長編 外伝5は4つの短編と著者インタビュー となります。 銀河英雄伝説のファンによっては、 オススメの読み進めていく順番が色々あるようで 小説のフォーマットごとに ・本編1→10、外伝1→5 といった順番だけでなく ・雑誌発表順に読む ・作中の時系列順に読む などもあるようです。 確かに発表順や作中の時系列順という読み方にも 惹かれるので、私自身も迷いました。 外伝の位置づけを分かってなかったので 文庫本のフォーマット順で鑑賞しましたが それで十分に楽しめると思います。 多くの方がその順番で読むことを 著者も出版社も期待していると思うので ハズレではないと思います。 「物語の時系列順に読みたい」と思う読者の気持ちも わかります。 しかし、物語の作者というのは 「意図的に時系列順を入れ替え、物語を効果的に 演出する」ということを考え併せれば 作品としての成果物であるフォーマット順というのは 順当かと思います。 なので個人的には本編1→10を読む際に 「外伝を途中で挟んだほうがいいのか?」と迷わずに 先に読んで良いと思います。 とは言え、本編全10巻を読み終わった後に 「外伝の1→5の順が一番良いのか?」というと ”興味があるもの順でいい”と思いますので 外伝はどの順番で読んでもいいと思います。 しかしながら外伝5収録の著者インタビューは いちばん最後のほうがいいかなぁって 個人的には思います。 ちなみに外伝5収録の短編は ”作品内世界の時系列順”です。 しかし、外伝1から4の長編を 併せて考慮すると、外伝自体は 時系列順ではないです。 本編、外伝併せて 作品世界の時系列順の中に並べると 下記のようになります。 注)基本的に長編単位で、・がついているのは章単位 ・本編-6 地球衰亡の記録【六巻序章】 ・本編-1 銀河系史概略【一巻序章】 ・外伝-5 ダゴン星域会戦記(短編) 外伝-4 螺旋迷宮 ・外伝-5 白銀の谷(短編) ・外伝-5 黄金の翼(短編) ・外伝-5 朝の夢、夜の歌(短編) 外伝-3 千億の星、千億の光 外伝-1 星を砕く者 ・外伝-5 汚名(短編) 本編-1 黎明篇 外伝-2 ユリアンのイゼルローン日記 本編-2 野望篇 本編-3 雌伏篇 本編-4 策謀篇 本編-5 風雲篇 本編-6 飛翔篇 本編-7 怒濤篇 本編-8 乱離篇 本編-9 回天篇 本編-10 落日篇 ・外伝-5 著者インタビュー 最初は文庫フォーマット順、 再読時に時系列順、などにすると 面白いかもしれませんね。 参考まで | ||||
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帝国側・同盟側、どちらの話かといえば多分帝国側。同盟側では薔薇の騎士連隊…もっといえばシェーンコップの本編以前が楽しめる。 登場人物の一人ひとりが大変に魅力的で、初出から20年以上経った今でも十二分におもしろい。 アニメを見てから読んでみるとまた面白いのではないかと思う。 | ||||
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ヴァンフリート星域の会戦・第6次イゼルローン攻略戦を中心にシェーンコップと元連隊長リューネブルクの確執、リューネブルクとラインハルトの軋轢などを描く外伝第3巻。 外伝第1巻よりもさらに前、ラインハルトは未だ准将でヤンは大佐です。 この巻で特筆すべきはシェーンコップが中心人物の一人として描かれていることと、ラインハルトやキルヒアイスといった若い人材とグリンメルスハウゼンのような老人の対比ですね。 特にグリンメルスハウゼンがラインハルトに与えた影響は小さくないでしょう。ラインハルトは自覚してないでしょうが、グリンメルスハウゼンのような老人がいたこと自体が彼の潜在意識に何らかの作用をしたことは間違いないといえます。 ヤンとラインハルトは面識はないですが、第6次イゼルローン攻防戦でお互いの用兵を目の当たりにします。 もっとも、ヤンは作戦参謀らしくD.グリーンヒルに献策するだけですが…… 帝国側主要人物ではケスラーが登場。昔もやっぱりケスラーはケスラーw ビッテンフェルトやケンプといった面々も登場します。 同盟側ではポプラン、コーネフ、キャゼルヌ、そしてローゼンリッターの面々。 やっぱり同盟側の人間がでるとコミカルになりますねえ…… | ||||
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何度読み返しても楽しい。今回は白兵戦が舞台になっていて、キルヒアイスも健在で、彼の苦労の一端がよくわかる。 丁稚奉公時代を振り返る楽しい作品だ。自分で作り上げた世界の過去を完結をみてから作り上げるのは楽しい作業だろうな。 上司との葛藤はサラリーマン的でもあって、カイザーの泥臭い一面がかわいらしい。 | ||||
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同盟軍にとっても、帝国軍にとっても、 すでに戦争がある状態があたりまえのようになってしまっていること。 そして、一部の無能な上官や上層部や特権階級の人間たちによって、 多くの人間が翻弄されていくこと。 それらを冷徹に描いていく田中芳樹の筆の中に、 やはり、両軍の英雄、ヤン・ウエーリーとラインハルトの非凡さが浮かび上がっていく。 戦争をはじめることは簡単だけれども、 問題は終わらせ方だ、 ということを、某国のボケた間抜け面の某大統領に教えてやれたらいいのに。 | ||||
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ところがおもしろい。 そして、それが、敵同士であるはずの自由惑星同盟にも、銀河帝国にも、 同じように存在するところが、、、 味のある脇役が、ラインハルトの若さと直情径行を 余計に浮かび上がらせる。 本伝を読んでからでも、十分楽しめる。 シェーンコップのファンである私には彼がたくさん出てきてとてもうれしい巻でした。 | ||||
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ローゼンリッタ連隊の活躍が面白い、シェーンコップが連隊長になる背景がよくわかる。 本伝を読む前に読むべき一冊。 | ||||
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