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杉の柩
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杉の柩の評価: 4.62/5点 レビュー 53件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.62pt
Created with Highcharts 5.0.100件0.00%0件0.00%4件7.55%12件22.64%37件69.81%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 1~20 1/3ページ
123>>
No.49:
(5pt)

登場人物の、心理描写が面白い

ドラマを視聴し、面白かったので購入しました。
話しがわかっていても、先を読みたくなるストーリー、買って良かったです。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.48:
(4pt)

魅力的な作品ですが、読みづらい訳文だったのがとても残念です。

主人公の女性エリノアは、果たして殺人を犯したのか、それとも無実なのか。状況は、彼女が限りなく〝黒〟に近いとしか見えないのだけれど‥‥。彼女の無実を信じる人物から調査を依頼されたポアロは、事件の謎を解き明かすことができるのだろうか。
「話のあらまし」は、大体こんな感じでしょうか。

絶体絶命の窮地に追い詰められながらも、凛とした態度を失わないエリノア。なんとしてでも、愛するエリノアを救わんと奔走する依頼人。そして、われらが探偵エルキュール・ポアロの〝灰色の脳細胞〟が繰り出す推理の鮮やかなこと。
実に読みごたえあるミステリで、魅了されました。

残念だったのは、訳文が不出来だったこと。
「この人物がこういうふうにしゃべるだろうか。会話でこういう言葉を使うだろうか」と引っかかりを覚える箇所があちこちにあり、序盤は殊にイラッときましたね。
新訳版を、強く望みます。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.47:
(4pt)

この作品も面白かった。ただの娯楽ではない何か。

やっぱりはずさないアガサ作品。
時代を超えた普遍的な人間の心理描写が、
ただの娯楽ではない重厚さを作品に与えている。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.46:
(5pt)

所持蔵書に欠けていたので・・

アガサクリスティはほとんど所持している筈でいたところ、
本書と「ポアロのクリスマス」が抜けていたため購入した。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.45:
(5pt)

クリスティーの円熟期の作品

数多あるクリスティー作品の中でも特に好きな作品。
文庫本でも持っていますが、年のせいもあり今回は電子書籍を購入。
メロドラマと言ってもいいようなヒロインの恋情が描かれていますが、ミステリーとしてもさすがクリスティー。意外な犯人で楽しませてくれます。
最後のポワロのセリフが特にいいですね。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.44:
(4pt)

犯人が分かりそうで分からないバランスが良い

金持ちの未亡人であるウエルマン夫人が死亡した後に、門番の娘であるメアリイが毒殺される。ウエルマン夫人とメアリイの仲は良かったとはいえ、殺される理由があるのだろうかと、まずそこで頭の中に?が浮かぶ。さらにウエルマン夫人の遺産を相続する姪のエリノアが、状況証拠から容疑者として裁判を受ける。犯人と被害者が逆なら分かる。エリノアの動機はなんだろうと、そこでも?が浮かぶ。そして、ポアロ登場。 意外な人物が意外な過去を持ち、人を謀って利を得ようとする。裏に潜んだ真相は普通の人には分からない。でも、推理をつなげていくと明らかにできるんだよなあ。犯人が分かりそうで分からないバランスが良いと思う。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.43:
(5pt)

心の機微が丁寧に描かれた静かな作品

大変満足感の高い作品でしたが、派手さはなく終盤まで淡々と進むため、全体的にいまひとつ盛り上がりに欠けます。
しかし、心の機微はとても丁寧に描かれています。
ストーリーやトリックよりも、登場人物たちの思惑が複雑に絡み合った、人間関係や心理描写の方が楽しめたくらいです。
むしろそれらを際立たせるための、あえてのこの派手さのない展開なのかなと思います。
ポアロも珍しく前面に出てこないですし。

冒頭から緊張感ある法廷の場面ではじまり、終盤も法廷の証言から真相が徐々に明らかになっていくという、ポアロ物では珍しいパターンなのも新鮮でした。
他のポアロ物の面白さとは全く異なった性質の面白さを持つ、かなり完成度の高い作品ではないかと思います。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.42:
(5pt)

高貴な被告者

エリノア、高貴だなっていうのが第一印象。色恋沙汰が殺人の理由かと思いき…それにしても殺害されたメアリィは何の罪もないのに可愛そう。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
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No.41:
(5pt)

愛の探偵

大好きなエピソードのひとつ。心理描写が秀逸。犯人はエリノアしか考えられない状況で、どうやって彼女を救うのかトリックの予想が全くつきませんでした。そしてラストは、ポアロの計らいで温かい光が見える。「愛の探偵」の本領発揮。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.40:
(5pt)

教養ある感受性の強い女性が選ぶべきは、恋する相手か、一緒にいて安心できる相手か

法廷の場で事の次第が明らかになり、そこにきらっとポワロの推理の影響が滲み出る、小気味良い展開が楽しめます。
アガサ・クリスティらしく、人物描写が秀逸です。今回はエリノアに心惹かれました。聡明で感じやすく、秘めた情熱を持っている。殺意を覚えたことと実際の殺人に境がないと感じ、罪の意識へと自分を追い詰めていく。自ら犯人の罠にがんじがらめにしていくように。。
そして、報われない恋に悩む女性の処方箋ともなる小説です。情熱的で温かみのある紅い薔薇を好むエリノアは、白い薔薇を好む、愛することから一歩引いたロディーよりも、平凡でも一緒にいて安心できるロードの方が幸せでできると、ポワロはロードの背中を押しています。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.39:
(5pt)

心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。

知られざる人気作らしい。殺人容疑を掛けられたエリノアの裁判シーンで始まり、真相が明らかになっていくのだけど、とてもミステリアスで屈折した女性として描かれるエリノアの印象が、読み進めるに連れて変わってゆく。初め彼女の心理描写が全くないので、読んでいて疑心暗鬼に陥るが、徐々に彼女の心理が描かれても、やっぱりスッキリしないのだ。婚約者の心を奪った被害者への嫉妬と言う犯行動機が正しいのか、どうか。この辺りがクリスティーの技巧的な所で、容疑者の心理描写がされてるのに、読み手にはちっとも真相が見えてこないので、気になってどんどん読まされた。そしてラストで明かされる真相で、これまでの彼女のミステリアスな言動や心理描写の意味合いがわかった時、初めて読者は納得し、満足した読後感を得る事が出来る。

  特異な犯行のトリックも、不可解な動機も登場しない。それでも心理描写のない状態から、徐々に心理描写を入れて、なおかつ読者をミスリードしてしまうクリスティーの手腕には、舌を巻かざるを得ない。心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.38:
(4pt)

心理ミステリ

誰もが犯人だと思っていて、疑いようもないところから、「で結局本当に犯人なの?やったのやらないの?」という点だけでガッツリ読ませるのが素晴らしい。
ポアロシリーズですがポアロはほんとに解決役。
ある意味登場人物の心理ドラマを楽しむロマンス小説です。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.37:
(5pt)

予想外でした

何となくレビューが良かったので読んでみるかぁと初めて電子書籍の小説を購入してみました
最初はなかなか人物が多く覚えられるか不安になりながら読みましたが展開が進むにつれどんどんとのめり込み、寝る間も惜しんで一気に読み上げてしまいました
ネタバレなしで言うのなら、この小説には思いがけない展開が待っていました…途中まで予想していた犯人が中盤から終盤にかけて自分の推理に対し疑いを持ち始め、終盤の怒涛の展開により数々の伏線を違和感もなく拾い上げ、そして圧巻とでも言うべき結末へと辿り着いたからです。

難点を上げるなら少し外国の言い回しに慣れるまでは読みづらいのかもしれません、ですが始めさえ慣れてしまえば特に違和感はなかったです
心情描写等も犯人を捜すのに上手く目眩しされていて本当によく作られた作品だなぁと思いました、気になった方は読んでみても損はないかと思います!
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.36:
(4pt)

ヒロインの自分に厳しい性格が、このミステリーの真髄。

パディントン発4時50分のルーシー・アイレスバロウと並ぶ自立した有能な女性に描かれているが、その性格が事件を複雑に。何となく、このようなタイプの登場人物を作者は好意的に描いているように感じる。カバーデザインは旧版のほうが好み。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.35:
(4pt)

まさかの犯人

最後の最後で全く別の『動機をもった人物』がわかり、驚きます。 その人物の言動を読み返すのも、面白いです。
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No.34:
(4pt)

女ごころ

想像の中の罪を許せない自分と現実の裁判の中で揺れるココロがミステリーの中で深みを増し新しい出発が見えた時には安堵しました。クリスティの真骨頂
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.33:
(5pt)

ミステリとラブロマンスの見事な結合

幼馴染だったエリノアとロディは、婚約した。だが、ロディの前に美しい娘メアリイが現れ、婚約は破棄されてしまう。
その後、エリノアの作った料理を食べたメアリイが中毒死するという事件が起きた。エリノアは逮捕され刑事被告人となる。
誰もがエリノアが犯人であることを疑わない中、医師ピーターの依頼を受けたエルキュール・ホアロが事件の調査に乗り出す。

本書は登場人物が少数だが、完成度はたいへん高い。
登場人物が限られているため、地味なミステリかと読み進めていくと、実は、
あっと驚くような意外で、大胆で、鮮やかなトリックが仕掛けられている。
その上、本書はエリノアを中心にしたラブロマンスとしても第一級と言える。
ミステリとラブロマンスが見事に結合された作品だと言える。
本書は、クリスティーのファンの間で評価の高い作品だが、当然と言える。
評者自身、自分の読んだクリスティー作品の中でベスト5に入れたい。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.32:
(5pt)

mmfrank

内容もさながら証拠の証にもななった薔薇ゼフェリーヌドーイドローイン、これが重要な役割と最所から頭に描いてました。 すっかりあの薔薇に魅せられてネットで捜しました。それが3年前、しっかり我が家の一員となり
見事な花をつけてくれます。
内容も目が離せない展開で久々にこれがアガサならではと堪能しました。我が家のゼフリーヌ ドローインもたくさんの花つけて香しく見事咲きました。これですでに星5つです。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.31:
(5pt)

クリスティーらしい作品

何度も読んでいます。
クリスティーほど女を知る作家っているんでしょうか。女の弱さ、強さ、脆さ、情念・・・
そして男の単純さ(笑)
男性が読むよりも女性が読んで楽しめる作品だと思います。
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No.30:
(5pt)

肩の力が抜けた、さらっとした良作

1940年、クリスティ中期の冤罪物。
資産家の大叔母が亡くなり、婚約中だった姪エリノアと義理の甥ロデリックがそれぞれ遺産を相続する筈だった。しかし叔母は遺言状を残さず他界。
残された二人の前に恵まれない美しい娘メアリイが現れロデリックは惹かれ始める。殺意沸くエリノア。ロデリックとは婚約を解消してしまう。
そんな矢先メアリイが毒殺されてしまう。嫌疑濃厚のエリノアは被告と成り果て法廷に立たされた。

構成ですが第一部では殺害まで人物描写と周辺の人間関係を中心に展開されていきます。
第二部、ここでようやくポアロが探偵として登場し捜査開始。第三部は法廷での論告とラスト20ページで種明かし、第一部の伏線回収、論証です。
トリックは特になし。複雑な心理描写と人間関係だけで読ませます。犯人はクリスティ作品のなかでも絞りやすい部類。ただ最後まで動機が分からない。

読後感は力作という訳ではないけれど(冤罪物で言うと無実はさいなむ、物言えぬ証人・・等など本作よりも重く良作複数)構成と言い読ませ方と言い上手いとしか言いようが無い、流石クリスティです。序盤は嫉妬深い女エリノアとして描かれていますが、彼女の毅然とした態度や懐の深さ、超然とした潔癖さが印象に残り、後半になるにつれ、せつない片思いする令嬢。そしてラストでは一皮向けた人間的側面をクリスティは描き切りました。誰からも愛される薄幸の美女メアリイとは違い気位の高いエリノアは対を為しているように思いました。やはり中期の油が乗った時期に書かれたな作品の一つだなと。ポアロ物の中にも当たり外れがあって、そういう意味では当たりなのとショートな作品(短い)なので半日〜1日で読了目安です。そういう人向け。

イラストレーター・文筆家の山野辺若氏の解説も素敵でした。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))Amazon書評・レビュー:杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117

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