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殺意
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殺意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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※ネタバレ 金目当てで、良家の娘~それも馬面でかなり薹の立った~と結婚して開業した医者が、妻に頭が上がらなくて、憂さ晴らしに村の女を、とっかえひっかえたぶらかして、挙げ句に妻を殺して、不倫相手と結婚しようと考え、妻を麻薬中毒にして殺す。……ところが、不倫相手が別の男と結婚したので、怒ってその不倫相手も殺そうとする。……自分が妻を殺したことを嗅ぎつけた男も、一緒に殺そうとする。 ……どこまでの自己中?……どこまでの傲慢さ? 妻殺しの容疑で裁判にかけられるが、なんとか無罪になり(なんでこれで無罪?)、最後に別の殺人で有罪判決が下る。……でもその犯行では3人が毒を盛られていて、1人については、後で犯人がダメ押しの毒入りの錠剤を飲ませようとしたのに、その錠剤がほんとに使われたかどうかも不明。有罪判決の決め手になった犯罪がどうやって立証されたかも、書かれていない。……推理小説として、こういうことはありえないんじゃないかと思う。……なんのための推理小説かという気がする。 主人公はじめ登場人物が、みんな、セックスか自分の見栄や欲を満たすことしか考えてなくて、読んでてうんざりしてくる。 “三大倒叙ミステリー"の一つと言われているらしいけど、それほどのものではない。 “三大倒叙"の中では、『クロイドン発12時30分』が、まあまあ合格点。 だいたい、最初から犯人が分かっていて面白いのは、犯人が追い詰められて、焦ったりするところだから、倒叙法が成功するのは、テレビドラマぐらいじゃないかと思う。 | ||||
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倒叙と言えば刑事コロンボ。しかし小説の倒叙はどんなもんか、読んでみた。だが殺人計画はあるが殺人はなかなか実行されない。また『伯母殺人事件』みたいなやつかと思ったら、一応殺人はなされるが、この犯人、二人も愛人がいてセックスばかりしている。なんで?田舎だからセックスも自由奔放なの? 意味不明。後半になってやっと逮捕されて、そこからは法廷ものみたいになるんだが、何か焦点がやたらボケていて、肝心なところが省略されている。で、無罪となるが、即逮捕とか。なんで? これ意味不明なんだけど。これのどこが意外な結末? わたしゃ作者に殺意を覚えるよホント。 | ||||
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