レディに捧げる殺人物語
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窃盗、詐欺、女たらしの常習犯(殺人もしたらしい)にしがみつく女主人公。彼女の心理をどれほど精緻に描いたところで、何の意味があるのでしょうか。半分近く読みましたが、捨てました。 | ||||
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発刊後50年近く経過しているので品質にはあまり期待していなかったのですがそれにしても相当にひどい。写真でも乗っていればほしくても注文しませんでした。今までAmazon経由かなりの古本を購入しましたが、これは一番悪く加えて価格が極めて高い。この業者は入れるべきではないと思います。欲しかったのでつい手が出てしまいましたが。店頭でなら手を出しませんでした。 | ||||
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「リナ・アスガースは、八年近くも夫と暮らしてから、やっと自分が殺人者と結婚したことをさとった。」 フランシス・アイルズ『レディに捧げる殺人物語』はこの一文で幕を開ける。 リナは、ハンサムな青年ジョニーからの積極的なアプローチの末、結婚した。幸福を感じていたリナだったが、徐々にジョニーの浪費癖や虚言に振り回されていく。ギャンブルの借金や女性関係が明らかになるにつれ失望をつのらせるリナ。しかし、リナはジョニーが更生することを信じ、ジョニーへ手を差しのべ続けるのだった ・・・ 騙されても、ひどい扱いをされても、ジョニーを見捨てることなできないリナ。リナは、愛想を尽かす寸前で立ち止り、ジョニーへの愛をかきたてていく。依存症ともいうべき心理状態だ。 リナは、先天的なダメ人間ジョニーの行動に一喜一憂し、ジョニーの良い面を見つめ続けようとする。ジョニーのひんまがった性格より、リナのねちっこい心の動きが不気味である。イライラすら感じるだろう。やがてリナは、ジョニーを拒絶するために、別の男性に心を寄せることを試みるわけだが、このあたりの描き方は興味深い。 ジョニーが金のために殺人を犯した過去を持つことを知ったリナ。しかし、その時には、ジョニーにがんじがらめに心を縛られていたのだった。 本作品は、犯人探しをするたぐいの推理小説ではない。先に待ち受ける運命へ抗うことができなくなったリナと、リナが察知していることを知りながら終焉に向わざるをえないジョニーの捻じれた愛情を描いている。犯罪心理小説であり、恋愛小説でもあるのだ。 | ||||
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私が所属する推理小説研究会のメンバーの提案で課題作となったアイルズの別名であるバークリーの「ジャンピング・ジェニー」を読み、この作者の作品で私好みの作品を紹介して欲しいといったところ、この作品を紹介された。 非常に面白いと思ったが、主人公の煮え切らない態度が気になるところであった。初めて読む人には漫画が出版されているので、そちらから入る方がよいかも知れない。 | ||||
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物語の出だし部分から、結末がある程度予測がついたので、その程度の作品か、と思っていました。 1930年代という古い作品なので、当時は画期的であったかもしれないが現在はTVでよく見るありふれた話かと。 ところがラストの数ページまでたどり着き、もしかしたら作者は裏の意味をしかけているのでないか、と気づきました。 ねたばれになるのでやめますが、ヒントはヒッチコックの映画「断崖」ではこの原作をどのように解釈していたか、です。 | ||||
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