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玩具修理者/酔歩する男
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玩具修理者/酔歩する男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 41~60 3/7ページ
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玩具修理者は,思っていた通りの内容でした。 現実離れした不気味な話。分かり易くて短編なので,一瞬で読み終わってしまいましたが,最後のシーンはゾゾーっと背筋が寒くなりました。 問題なのは,酔歩する男。 死ねない事。永遠に生き続けることって,この世で一番の拷問なのではないか・・・。 タイムマシーンで過去に戻る時,ドラえもんはのび太に「過去に影響を与えてはいけない」と諭すけど,過去を変えてはいけない事が,いかに重要で大切な事なのかが分かりました。一度決定された過去は決して動かせない。 一度読んだだけでは細部まで理解できず,二回読みました。 手児奈の発言,怖すぎます。 | ||||
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貴志祐介さんの作品からこの手のホラー小説にはまり、片っ端から有名なのを読んでいた所、友人から紹介され読みました。 1つ目のお話の玩具修理者はそこまでグッときませんでした。30分ほどで流し読みの様に読破。グロいだけのように感じられ、自分の好きなホラーではありませんでした。 2つ目のお話の酔歩する男。これがかなり面白く、お話の主要な要素になっていた主観的な記憶の概念を覆されそうになるのがまた怖くて、ラストまで目を離せませんでした。 酔歩する男、おもしろい。これだけでも読む価値ある。 | ||||
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表題作「玩具修理者」はひたすら血腥い描写を羅列しただけの退屈な話。 子供の無垢な残酷さ、玩具修理者の不気味さ等狙っている感じが出すぎて白けてしまう。 よくある展開な上、文章が洗練されていないので恐怖も驚きもない。 「酔歩する男」 こちらの話の評判が良く期待して読んだのですが、30ページほどで読むのを止めてしまいました。 「玩具修理者」でも感じていたのですが、下手な翻訳の小説のような文章で、ストレスが溜まる。 ネタバレサイトでオチを確認しましたが、なんとなく面白そうだとは思うものの、あの文章をもう一度読むのは躊躇われる。 | ||||
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物語を予想しながら読んでいますが、その予想の上をいく恐怖があります。声をあげそうになります(笑) すべて読み終わってはいませんがホラー好きの私にはかなり満足のいく商品です。 | ||||
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ような気がします。これは正常に戻るまで数日かかる・・・のか戻れるのか・・・明日は来るのか・・・このまま眠ってしまってもいいのか・・・起きたらまた同じ現実なのか・・・わけがわからない・・・わけなんてあるのか・・・玩具修理者なんて本は実際に存在したのか・・・読み終えたのか・・・手児奈って誰? | ||||
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手児奈伝説にまつわる本を調べててこの本にぶち当たりました。 その他の話も面白かったです。 | ||||
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2作品とも、プロットが計算し尽くされており、十分楽しめた。 「玩具修理者」、「酔歩する男」ともに、まず最後の一行が作者の頭にあり、それを遡る形で作品を作り上げたのでは?と感じた。 とくに「酔歩する男」は、夢野久作の「ドグラマグラ」へのオマージュという感じであった。 | ||||
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星の数は、この本を読もうとしている人には無関係です。 今の私の中での何かしらの基準をもとにつけました。 「質」が凝縮に凝縮を重ねた内容…って感じですね。 こういう内容の本を初めて読む人には、その人の人生観とかこれからの思考の仕方に何らかの影響は起こりそうです。 まーひとつの物事をずっと考えることが嫌いだったり苦手な方は、途中で読むことやめそうになるかもしれませんね! | ||||
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「玩具~」はありがちなホラー。 「酔歩~」は物理系が全くダメな私には冗長な説明が理解不能 | ||||
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この本には二つの物語が納められている。 どちらもあなたの今の認識を揺さぶってくる。 あなたは書かれた物語に恐怖するのではない。物語が提示する、現実への別の解釈に恐怖するのだ。 | ||||
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文庫版も角川ホラー文庫から出ているホラータイトルだが、 いまいち冗長で理屈臭く、説明も多く入り込めなかった。 怖いと思う以前に文章が冗長で、飽きてくる。 題材は好きなんだけどね。 | ||||
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本書の3/4を占める『酔歩する男』のみの批評となるが、本作品、作者が物理理論を生兵法にしか理解できていないのに量子力学の概念を引き合いに出すものだから、結果的に読むに耐えない矛盾だらけのストーリーになってしまっているのが非常に残念であった。 物語の根底に顕在し、幾度なく言及されている(不確定性原理における)「波動関数」ですら、小林氏は誤ったご理解・ご解釈をされておられるように見受けられた。 その結果、1つの粒子のある特別な環境下のみにおける状態の収束を、それとは無関係で無限に複雑な「意識」に当てはめ(そもそも「意識」の定義すら作中でされていない時点で問題なわけだが)、その上「人間の意識が時間の方向性を決定付ける」という笑いの種にすらならぬトンデモ理論を掲げ、時間の不可逆性などもお構いなしに脳の数マイクロメートルに過ぎない1箇所を照射するだけで過去未来へのタイムトラベルが可能になる、などといった整合性が低く浅はかなストーリー展開を読者は提示される羽目になっている。 物理に嗜みがない・興味のない読者は『酔歩する男』に価値を見いだせるのかもしれない。 私にはそれがどうしてもできなかった。 | ||||
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玩具修理者も良かったのですが、次の酔歩する男が、個人的に好きでした。 1回読んだだけでは理解できず、何回も読み返しているうちに、だんだんとその世界が理解できてきて…。玩具修理者のようなグロさはないけれど、背中からヒタヒタと怖さが迫ってくるような話に、すっかり引き込まれました。何回読み返しても飽きません。 | ||||
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表題作は文句なしに面白かった。 読んでいて体が震えた!!!!! けど、二編目は正直お粗末。 文章も甘いし、展開もたるい。 何より、オチが一作目と同じ。 三分の一の長さでやれば、まだ読めるのにな。 ただ、表題作を読むだけでも、 値段分の価値は十分にある!!!!!! | ||||
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表題作の「玩具修理者」も面白いが 「酔歩する男」が傑作。 どちらの作品も、作品全体から異様な雰囲気が漂っている。 読んでいるうちに、まるでこの世界と似ているけども この世界とは違う、別の異世界に迷い込んでしまったような そんな感覚に襲われる。 これがデビュー作というのが凄い。 「酔歩する男」はタイムパラドックスものが好きならば是非読むべき。 | ||||
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一話目 玩具修理者について ●読むときのポイント なるべくレビューは見ない、さっと一気に読んでしまうのがいいです。すごく面白いんですが、感のいいひと、この手の小説を読みなれている人はオチに気がついてしまうかもしれないからです。 面白い、の一言に尽きます。とにかくバランスがいいです。しつこくなさ過ぎないグロ描写とラストのネタばらしにぞくぞくしました。 二話目 酔歩する男 哲学的で精神的に不安になって来るようなホラーです。ただ、タイムワープに関する説明っぽい文が長く続くので、そういったシーンは苦手な人にはちょっときついかも知れません。読み手への物語り全体の説明上しかたないとはいえ、私にはちょっと大変でした。でも内容自体はしっかり練られているので、科学が苦手な人にもなんとなく原理理解できると思います。 | ||||
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とても、ぐらぐらと目眩がするような本でした。人間の根幹にある何かをゆさぶられるような。 表題作では、生物の定義を揺るがされました。『酔歩する男』では、自分と世界の存在そのものが。 私達が過ごす日常が、本当に日常なのか。思わずにはいられない作品でした。 | ||||
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※削除申請(1件)
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タイトルでおおよそ検討がついていました。 案の条私が思っていたストーリー。 目次を見ただけで読みませんでした。 | ||||
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表題作は、ある種、類型的とも思える構成ホラー。しかし、その完成度の高さが素晴らしい。 淡々とした異常な女と、感情を剥く正常な男の対立。女の無感情さが恐怖に拍車をかけ、男が次第に公理を揺るがされて悶える姿が恐怖を増幅させる。 終盤。阿部公房の『人間そっくり』に見るような、公理へのディスカッションが、理不尽を納得させる裏付けとして働く。 想像は裏切らないが、期待も裏切らないオチ。最後の一文で、読後感を味わえる。 不満といえば、個人的に「おもちゃしゅうりしゃ」の方がしっくりくるなあ、と思った程度。 | ||||
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玩具修理者は世にも奇妙な物語っぽい話でした。 酔歩する男は独特の不思議さがありました。 そのタイムトラベル法もユニークでしたし、理屈も面白かった。 死にたいのに死ねない、いくら努力しても報われない、やがて努力しなくなる、 努力しないから地に落ちる、しかし死ぬことは出来ない。 真に恐ろしいのはこういう八方塞がり状態の無限地獄かもしれません。 | ||||
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