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微笑む人
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微笑む人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 41~60 3/5ページ
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題材が面白いだけに期待値が高すぎたようです。みなさんの書いているように消化不良な一冊でした。。あとインタビュー形式?の書き方も個人的にあまり好きじゃなかったです。内容は色々交錯しているのに最後なにも繋がらず、残念。 | ||||
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驚いた。悪い意味で。 後半一応の説明が現れ、まあ貫井徳郎としては落ちるけどそんなオチかと思っていたら、それが嘘だといわれ、そのあとどうやって収集を付けるのか残りページ数が少なくなる中読み続けると、結局わかりませんでしたという結末に唖然とした。 | ||||
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ある事件について取材する記者の視点で描かれている作品です。 犯人の過去などが取材を通して徐々に明らかになっていくという内容で、 続きが気になってどんどん読んでしまいました。 | ||||
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読後の、今までに無いような気持ちはなんとも言えない。けれどそれは決して悪い意味ではない。 他のレビューを見て、その評価の低さに驚いた。 たしかに、もやもやする。解決はされていないし、途中で掴みかけたものが全部逃げていくようで。 しかし、この小説はそれでいいのだ。それだからこそいいのだ。 他のレビュワーが納得していないのは、この作品に、想像どおりの「わかりやすいストーリー」が描かれていなかったからだろう。 けれどこの作品が描きたかったのは、結局どこまで夢中で追いかけても何もわかりやしない、とううことなのだと思う。まさに、語り部と同じ感覚を読者にも味わわせているのだ。 苦労して、時間をかけて、これこそが真実、これこそが彼であるというものを見つけても、果たしてそれは本当だと言い切れるのか?という問いを、現実の私達に投げかけている作品だと思う。 ある意味、痛烈なミステリーへの皮肉でもある。 ミステリー小説として、フィクションとして読むにはあまり好まれる作品ではないのかもしれないが、本当に在った事件を追う感覚で読めば、この奇妙なもやもやを、珍味として味わうことが出来るだろう。 | ||||
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最後の終わり方について、批判的なレビューが多いみたいですが・・・自分としては、「この本のラスト」として非常にしっくり来るものだったと思いました。 作中に出てきた、「人は自分の見たいようにしか他人を見ない」「人はわかりやすいストーリーを聞いて安心する」と言うメッセージをうまく表すラストだったと思いました。 すごい! | ||||
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思い出しました。読み進めていくうちに漠然とした不安・・・のようなものにどんどん襲われる感覚でした。最後も期待してたようなものではなく所謂衝撃のラスト!ではありました。とってもおもしろかったです。この作者の本は2冊目ですがまだまだもっと彼の本を読みたい!! | ||||
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1人で読むとモヤモヤ残る 多分、読んだ人が作中の座談会の様に集まってこの作品について、(作品というか、仁藤やショウコ)語り合えると楽しいのでは この話の主人公は「ショウコ」なのかな | ||||
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読みやすいし、とても惹き込まれますが、いくらなんでも最後はこれはちょっと無しだと思います。消化不良です、残念……。次作に期待します。 | ||||
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乃木坂46の齋藤飛鳥さんがお薦めの本として紹介されていたので、著者のことや内容は全く知らないままに購入してしまいました。 帯等でやたらと《戦慄のラストに驚愕必至!》と煽っていたのでどれだけ凄いのかと期待していたのですが。。。 確かに今までに読んだことのない作風で、且つ最後まで飽きさせない文章力をお持ちだと思います。 しかしながら。 本書の単行本は2012年8月に出版されているとのこと。 作品のなかでも(言葉は違えど)度々繰り返される「常識では考えられない犯罪」というものが、既に頻発しており、2012年8月で国民(=読者)はもはや常識というものが通用しない世界に自分たちは生きているのだということを受け入れていた、あるいは受け入れざるを得ない状況にあったと記憶しています。 ですので、作者が主人公の「私」を介して「<仁籐>の異様」を何度も強調されたところで、読者は<仁籐>にそれほどの異様・異常性は感じなくなってしまっている。 私が読んだのは2016年ですから、更に怖さが伝わりません。 最後に登場する女性をどう解釈するかは読者各人に委ねられているのでしょうが、こちらについても、「こういう人間がいてもおかしくないだろうな。」としか思えない。 《戦慄のラスト》でもなければ、《驚愕》もしないのです。 私は70年代半ば生まれで、「常識では考えられない犯罪」の「常識」が通用する最後の世代に属するのかもしれません。 例外というのは常に存在しますが、私の上の世代や同じ世代は、仮に殺人を犯すとしても、その心情と行動が「常識」から外れることはなく、動機などの説明はつきそうな気がします。 しかし、私よりもずっと下の世代にはこの古い「常識」自体がそもそも存在しないので、一般論として、この小説の内容は私以上に彼らには響かないのではないかとも想像致しました。 共通項が存在しない人間関係・社会と括ってしまうのではなく、古い「常識」を共有しない、多様化する社会に生きる世代さえをも《戦慄》させるような狂気のようなものが作者から示されることを想像していたのですが。 何か物足りなさの残る作品でした。 気になる作家さんにはなりましたので、さらに数冊読んでみようと思います。 | ||||
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作者の前作がとても良かったので期待していましたが、何を言わんとしているのが良くわかりませんでした。 | ||||
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貫井さん、初読みでした。 「本の置き場がないから」「早く昇進したいから」「品薄のゲーム機が欲しかったから」「飼い犬が怖いから」 これらが殺人の動機らしいです。 同級生の女の子の義父を殺害したのかどうか・・どうなんでしょう? あやふやの終わり方で、何とも消化不良な作品でした。 | ||||
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初めて貫井氏の作品を購入しました。 今作は、妻子を殺した動機が本を置くスペースが手狭になったから。 →確かに興味をそそられました。 読み終わっての感想は、とにかく本を買わせたいために煽るキャッチコピーだった。 結末は読み手に丸投げ…。 作者が言いたいテーマも大した事はなかった。 もう貫井氏の作品は読みません。 | ||||
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「本が増えて部屋が手狭になったから」という理由で妻子を殺したエリート銀行員仁藤。最高学府を卒業し、人格的にもケチのつけようのない仁藤がなぜ? 彼は理由を聞かれて何度も同じ答えをする。この不可解な「殺人」に加えて、小説家である「私」が仁藤の周辺や過去を調査してくると、これも極めて 不可解な「事件」が何件が出てくる。だが、決定的な証拠はない。少なくとも、彼が多くの人が考えるほど善人ではないかも知れない。ページをめくれば めくるほど、謎が謎を呼んで間違いなく推理サスペンスと思わせる展開になる。だが、この不可解で不条理極まる殺人事件は、果たして世間一般の人たちが 求める「誰もが納得する理由」を持った事件なのであろうか。世間でよく起きるこういった事件もすべて単純明快な理由があるのだろうか。これが、作者が 我々に突き付けた命題である。社会が複雑になり、人間の内面も極めて分かりにくくなっている最近の世相の中で、世間一般の人が考えるほど、単純な 事件ばかりでは無いはずだ。と言うのが作者の言いたいところだろうが、こういった小説にこのようなテーマを与えるにしろ、このような終わり方で読者を 「ほったらかし」にしていいのだろうか。「ミステリーの常識を超えた衝撃のラスト」と言ってしまえばその通りだが、ちょっと騙された感が残る読者は少なくあるま い。 | ||||
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この方の本は結構好き。 なので、購入してみた。 読み進めてみると、結局「???」で、結末がまったく理解できなかった。 何が言いたかったのか分からなかった。 最後のショウコが鍵なのかもしれないが、全然納得できなかった。 | ||||
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宣伝文句に騙されました。 衝撃のストーリーではないので嗜好によっては私と同じ印象を持つと思います。 宮部みゆきが好きな人はすきかも。 | ||||
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ストーリーが思いもよらない内容で、一気に読みました。 ただ最後がちょっと物足りない、もう少し違った展開であれば、と思いました。 | ||||
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世間で騒がれた安治川事件といっても、私の記憶にはなく、事件そのものは新鮮だった。 タイトル通り、微笑む仁藤の本当の殺人を犯した理由は何なのか、本人の自供通りなのか、他にも過去に殺人を犯していたのか、数々の疑問が出てくるところが興味深く引き込まれていった。 結局、真実は明確にならずもやもやが残ったが、それこそが作者の言いたいところであったのだろう。 人は他人のことを理解することができるのだろうか。 殺人の動機を明確にして安心したいだけなのではないか。 後半に出てくるこうした言葉に頷けた。 | ||||
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好きな作家さんなので新刊コーナーで見つけて即買いしました。少し読んでこれは“愚行録”に似た感じだと思いました。もしくは“乱反射”のように話が広がりを見せていくのかな、と。どちらも好きな作品だったので楽しめそうと期待しました。 読んでいる途中は相変わらずの巧さで話に引き込まれていき、また犯人の異常性に気味悪さがつのりそれこそ一気読みの勢いでした。 ただ途中からこの小説が何を目指しているのか正直解りづらくなっていきました。 丸々一章かけて語られている「犬」、また共通する女性名の「ショーコ」、など気になるモチーフが投げ出されては収拾される気配もないままに本のページが残り少なくなっていくばかりで読んでるこちらが焦りを感じてしまう始末。 確かに「プロローグ」には読み終わっても解決には至らないよ、すっきりしないよという趣旨の断りがありました。けれどあくまでそれはこの小説の中の話し手である小説家の“わたし”の言葉であるとの認識としてしか捉えていませんでした。なんせ貫井作品なのだから読後感スッキリというわけに行く訳が無い、ある意味当然でしょうと。 今回のこの作品は幾分実験的な思惑が感じられます。 ただせっかく面白そうなエピがいっぱいあったのだからそれはそれでもう少し違うおとしどころがあったのではと思ってしまいました。 | ||||
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この著者のストリー構成の上手さには、いつもおどろかされる、不気味な仁藤という主人公が、日常どこにでもいる、キヤラクターと認めさせられる、話にページをめくる手が止まらない。 | ||||
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広げるだけ広げて落ちがない作品でした。 結局何なのか理解できないのが現実、というのは一般論ではありですが本の中でそれを持ち出してはダメです。 | ||||
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