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穢れしものに祝福を
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穢れしものに祝福をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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パトリックとアンジーの掛け合いは見事。作を重ねるごとに心に残るフレーズが増えてくる。なかなか男女間の関係の表現はできませんね。本作は最後には申し訳ないけど「んなアホな」と関西弁が出てしまいます。出足はなかなかミステリアス。日本の読者も何年か前のカルト的宗教団体の事件があるのでイメージしやすいのではと思う。探偵家業に必要なもの敏腕の弁護士とも親友になっとくべきだなと思いつつ、内容は何故か大富豪の娘「とびっきりの美女」(自分の想像力の限界を感じる)が行方不明。ついでに捜査にあたってた師匠の探偵も行き方知れず、簡単に師匠を見つけ、カーチェイス、娘も現れて一件落着にはならない。最後の銃声ニ発を除けば痛快探偵小説です。 | ||||
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幾分其の探偵コンビの抱える影が唐突だった感がありましたが、それでもストーリーの展開を損なうほどではなくそのどこぞのカルト集団がどこかをさしている様で其のカルト集団を巡る探偵の活躍を破天荒なところに呆気にとられたりしながら底々に楽しませていただきました。何か原因があって探偵業を休養しているらしき探偵パトリックとアンジーの元に無理矢理に探偵を依頼してきた瀕死の大富豪、ところが簡単に見えた依頼に絡むまるでどこかの現実のカルト団体を髣髴とさせるカルト集団の存在しかも簡単そうに見えた依頼に絡んできたかつての探偵の師の存在。師が纏め上げた報告書に基づいて上書きをような形で調査を行いあっさり調査は完了するのかと思いきや。そこにカルト集団や依頼者の大富豪の腹黒さにどす黒い親子の憎悪まで絡んで中々面白く展開されており、楽しむことが出来ると思います。ただ好評パトリックとアンジー探偵シリーズいきなり第3弾から読み始めたので其の両探偵がこれまで2作で味わった苦痛に基づいた体験による影がいまいちどういうものなんだろうと把握しきれずにどうにも其の両探偵の活躍へのはまり具合が中途半端に終わってしまったのは残念です。それに調査に絡んできた探偵パトリックの師はどういう風に絡んでくるのだろうと思っていたら裏切りも意外な展開もなくただ調査対象の美女に目がくらんだという何ともあっけない絡み方でした。それにいくら調査対象が目もくらむような美女だからといって探偵パトリックの行動には何やってんだとあきれ果てるようなことばかり。挙句の果てに調査対象の美女に大富豪依頼者との親子の激しい憎悪が結びついた悲劇っぽかったとは言えその事件解決に選んだパトリックたち探偵の常軌を逸したやり方には呆気にとられます。これが探偵パトリックとアンジーを覆っている前2作からの影を理解できれば納得できるのでしょうか。 | ||||
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