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邪馬台国の秘密



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邪馬台国の秘密の評価: 3.95/5点 レビュー 21件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

歴史ミステリの難しさ

「時の娘」とまではいかないが、動きの無い歴史ミステリには語りの上手さが必要。この先生のは探偵ベタ誉めで、このノリに慣れないとやや退屈。内容自体は悪くないので、やはり文章力って大事だなと思う。
邪馬台国の秘密 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:邪馬台国の秘密 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)より
4334741428
No.2:
(3pt)

功罪半ばする一冊

二十数年ぶりの再読。初読時はこっちも若かったから感銘を受けたのですが、いまになって読み返すと素直に楽しめない本でした。
名探偵神津恭介が邪馬台国の秘密に挑むベッドディテクティブ物。初めに「魏志倭人伝」の記述通りに道程を進め、行き詰まってからは従来の説の前提を見直し、オリジナルの解釈に従って邪馬台国の所在地にたどり着くまでの手際はまことに鮮やか。読み物としても面白く読ませてもらえます。
問題なのはことあるごとに歴史学者や学会に対して罵倒を始めること。歴史と医学で異なるとはいえ、神津恭介もアカデミズムの一員でしょうに…。
おそらくこの手法は『時の娘』をお手本にしたのでしょうが、『時の娘』の学者批判が素人目から見てもおかしな説に対する感想という形で納得のゆくものだったのに比較して、こちらは読者を信用させるための批判のための批判の域を出ず,専門家でもないのに何にでも辛辣な批判を繰り返すワイドショーのコメンテイターのようなことになっています。あまり品のいい感じはいたしません。歴史推理物は根拠となる事実と論理の妥当性で勝負していただきたいもの。こうした手法が梅原猛、井沢元彦を経て、現在のトンデモ歴史家連中が継承したかと考えると功罪半ばする一冊なのであります。
邪馬台国の秘密 改稿新版 (角川文庫 緑 338-51)Amazon書評・レビュー:邪馬台国の秘密 改稿新版 (角川文庫 緑 338-51)より
4041338514
No.1:
(3pt)

博多周辺までかな?

松本清張氏に指摘されているように多少辻褄が合わず、此方も自由な解釈で邪馬台国の場所を認めており万人を納得させるまでにわ至っておりません。主人公で名探偵の神津恭介が入院中の限られた時間と行動範囲内で魏志倭人伝を紐解いて邪馬台国にたどり着く内容となっています、同じような小説「時の娘」をすでにお読みになっている方々にわ多少物足りなく消化不良ぎみの展開で終わっております。 前作の成吉思汗の秘密があまりにも緻密で壮大なロマンのある歴史小説でしたので少し期待はずれでした。
 卑弥呼が朝貢の返礼で貰った銅鏡100枚が発掘さればその場所が邪馬台国となるが、未だ同じ物が中国でも日本でも一枚も見つかっていないと言うことわ、倭人伝に書いている鏡のことわ事実とわ違い、それと使節一行わ邪馬台国までわ行っていないのでわ。
極端に現代風に言うと、相当な無理をして集めた金で8,800円のママチャリをプレゼントに持って行ったら、20,000,000円の高級ベンツを100台お返しに貰った、と同じようなこと。 そんな大切な国に忌み嫌われる 邪・卑 などと付けるということわ、現代の福岡辺りまでわ来ているが、野蛮で未開ということでその先にわ行っていない為このような出たら目としか言うようのない記録になっているのでわ ? ・・・・・・・ すみません・・・ 横道に入りました。
不謹慎でわ有りますが小説主人公と同じく、入院中の方がお読みになればより一層楽しめる内容の作品と思われます。
邪馬台国の秘密 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:邪馬台国の秘密 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)より
4334741428

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