ノストラダムス大予言の秘密
- 予言 (120)
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幻の本、ほぼ半世紀ぶりに読むことが出来ました。多分人生で一番救われた書物です。それくらい人類滅亡の予言は当時の小学生を絶望のどん底に叩き落していたのです。ありがとうございました。 | ||||
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予告の予定よりも1日遅れでしたが、無事到着しました。この程度の遅れは問題ありません。本も申し分ない状態でした。ありがとうございます。 | ||||
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世界中を巻き込んだ例の予言詩、ノストラダムスを解こうとした作品ではある。時代背景を考えるとわざと解らないようにしたのだから、いろんな意味に解釈することができる。1999の詩は当たらなくても、謎が多く捨てるのはもったいない。ただ著者が最終的に反論したことは良かったと思う。ノストラダムスの人生や占いや予言が謎が多くて、まだまだ解明すべき事がたくさんある。 | ||||
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五島勉の詐術的手法がバレるのは後のこと。「コイン利殖入門」なる著作もあるサソリのベンこと五島勉が「ノストラダムスの大予言」で煽りに煽った終末論のせいで、みんな1999年7の月の人類滅亡を半ば信じた。私も震えながら食い入るように読んだものだ。そうかぁ、あと25年ぐらいでみんな死ぬのかぁ、そうかぁ、と思う友人が何人もいた。東宝の映画化作品がさらに終末ムードを煽った(特に岸田今日子のナレーションが)。「日本沈没」といい「ノストラダムスの大予言」といい、青少年に対する映画の影響力は巨大だった。 しかし、そんなある日、本屋でこの角川文庫「ノストラダムス大予言の秘密」を見かけて読んでみた。なあぁ〜んだ、五島勉ってただの詐欺師じゃないかと思った。中でも、ノストラダムス予言の的中率99%なんて完全なインチキだということが分かった。フランス語の原文を読める、あるいは読もうとする日本人なんかほとんどいないとタカをくくっていたんですよね、サソリのベンさん。Mais, je peux lire un peu du francais, qui doit etre regrettable a toi. 何とでも解釈できる曖昧極まる千篇近くの象徴詩から、史実や事実に合っていそうな5、60篇のみを選び出し、恐怖を煽るためだけの解釈をほどこし、意図的誤訳(通常は「でっち上げ」「詐話」あるいは「ウソ」と呼ぶが)まで敢えて行い、読者の恐怖を煽り不安を掻き立てる手法。出典不明の対話風物語の挿入。実在しない(筈の)研究者名の列挙。カタカナ人名を並べると日本人は恐れ入ると思っていたんですよね、サソリのベンさん。 五島勉さん。あなたはジャーナリストですよね。小説家ではないですよね。このやり方は最低じゃないですか、ジャーナリストとして。そもそも、マスコミは庶民の不安を煽って商売にする不安産業だと居直りますか、サソリのベンさん。世に警鐘を鳴らしたんだ、とも言えんでしょう。人類滅亡は芝居の台本のように既定だとあなたは書いたんだから。 昭和50年。高2の夏休み。私はこの1冊に救われました、サソリのベンさん。Grace a toi, j'ai eu la capacite intellectuelle de penser independantement. Merci. Au revoir. | ||||
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本書はかつて大予言パニックなるものを引き起こした五島勉著『ノストラダムスの大予言―迫りくる1999年7の月、人類滅亡の日』の破滅的結論に対する推理作家高木彬光氏の反論の書です。最早1999年は何事も無く過ぎ去りましたのでそれをもって五島氏を糾弾するのも意味がありませんが強引な断定的解釈で古文書を異訳して世間を混乱させるのが大いに問題のあるやり方だという事は多くの方々が実感した事だと思います。 高木氏は本書の中で五島氏が下敷きにした原書の中から最初の50編の四行詩を忠実に訳してその的中率を検討していきますが読者としては殆どの詩の言いたい事が理解出来ず、解説者によってかなりのこじつけが可能なものが並んでいるという印象でした。高木氏は1000編に及ぶ全詩を検討して的中率15%、採点を甘くしても30%とされていますが五島氏の言う99%がどのような数字なのかは今なら良く分かります。 本書の意義はノストラダムスのような霊感占いに相当するものがどれくらいの的中率を持つのか(高木氏の15%という評価はかなりの確立で、氏もノストラダムス自体を否定しているわけではありません)さらに高木氏が現代の大予言者と考えた易聖と呼ばれる明治期の高島嘉右衛門の事跡を特集として取り上げている点で易占という占いがどういうものなのかを知る良い機会になると思います。 推理小説の大家である高木氏が一見感情的とも思える五島氏批判を展開したのも、占いに造詣が深い高木氏の「誤って広まってしまった世間の占いへのイメージを何とか修正したい」という気持ちの表れだったと推測されます。本書は占いに頼り切る事も全否定する事も本来の姿ではないという高木氏の心情が良く伝わってくる一冊だと思います。 | ||||
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