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悪の教典
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悪の教典の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全492件 101~120 6/25ページ
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設定は中高生向けの薄っぺらなデスゲーム作品(例としては山田悠介の本全般や王様ゲームなど)に似通っているところがあります。主人公がサイコで、たくさん人を殺しますよーっていう、いかにも厨二病にかかった学生が好みそうな設定。しかし内容は雲泥の差ということを肝に銘じていただきたい。あの手の小説しか読んだことのない方なら驚くでしょう。作者の文章力、構成力、知識量と、あらゆる質が比べ物にならないほどに良質です。ここのレビューでは批判意見が多いようですが、貴志祐介の本を読むのはこれが初めてであるため大いに満足しました。むしろこのレベルの作品ですら駄作の域に入る貴志祐介作品のレベルの高さに驚かされます。自分が山田悠介作品のようななんちゃってデスゲームが好きという方、知り合いにそのような人がいてその人にお薦めしたいという方には強くお薦めします。 | ||||
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最近のデスゲームモノと、大体同じような感じ。死んだよ!エキサイティングでしょ?というノリ。 残酷描写とかサイコパス描写でこえー!!とはなるのですが、いかんせん犯人もキャラクターも頭が悪すぎて、物語の都合のためにキャラクターが動いている感が半端ないです。 もうチョイキャラクターを掘り下げて”確かにこのキャラならこう動いちゃうよな”という納得感か、論理整合のとれたトリックや仕掛けで”確かにこれならこうなっちゃう”っていう合理性が欲しかった。 ただ、つまらないわけではない。某おにごっことかだるまさんがころんだとか、あのあたりを楽しめるのであればこっちも楽しめるのでは> | ||||
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僕は貴志祐介氏の小説が大好きです。 特に「黒い家」、「天使の囀り」、「クリムゾンの迷宮」 しかし、「青の炎」あたりで、あれ?と思い、さらにこの本で確信しました。 主人公が黒幕であるせいで、次の展開が大体予想できる。 主人公にあまり危機がない。ゆえにハラハラしない。共感もできない。 主人公が黒幕でない新作を期待しています。 | ||||
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品物の良さが見た目で分かり、手障りも気持ちの良いもので思った以上満足でいます。大事にします。 | ||||
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品物の良さが見た目で分かり、手障りも気持ちの良いもので思った以上満足でいます。大事にします。 | ||||
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ハスミンにさえ見逃される、スーパーゴーイングマイウェイな猫山先生が何ともイイです。 インタビューを読むと、作者氏も彼のことは好き(?)なようです。嬉しい。 殺人鬼に迫られる恐怖を味わってたはずが、いつのまに頑張れハスミン!と応援してしまう、そんな自分の中の邪悪さを味わっちゃう小説です。 共感能力のないところに共感してしまった自分はやばいのでしょうか。 いや、きっと誰にでも、やばい部分はある・・・ 意識してるか否かなのかもですね。 | ||||
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後半が強引すぎる。 ハスミンの仕事の詰めが甘いというか、どうしてそれでバレないと思うのか、、、、 知的でも狡猾でもない、ただの馬鹿にしか見えなくて、後半は読んでて冷めた。 「この小説がすごい」の1位? 内容で選ばれたのではなく、この作家は凄いの書くぞという色眼鏡的な要因もあった気がする。 デビューからのファンとしては、残念な一冊。 | ||||
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授業がうまく,生徒指導も巧みな人気教師. しかし,その実態は学校を思うままに操ろうと目論むサイコパスだった. 序盤は,人気教師のよい点が強調されつつ進む. 退屈させず役に立つ単語やフレーズをどんどん紹介する授業. 生徒をよく観察し,ときに周囲を動かしてトラブルを解決する姿は理想の教師そのものである. しかし,少しずつサイコパスとしての正体を明かされ, また,教師に見え隠れする恐ろしさを感じ取る生徒の漠然とした不安感が 徐々に実体化していく経過もリアルに描かれる. 上巻は,日常と悪魔の所業のあいまいな境界線が描かれており, 何やら背筋の寒くなる怖さが表現されていて読み応えがある. | ||||
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校内を掌握するために犯罪に手を染める蓮実だったが, ついに隠しきれなくなり,究極の隠蔽策を実行する. 下巻は,蓮実によるクラス全員の殺害でほとんどが占められている. 次々と殺害していく経過は蓮実という人間のある意味,驚異的な知覚能力,身体能力,問題解決能力の 表現でもあり,ノワールヒーローと言えなくもない. ただ,1人の殺人を隠すために,全員を殺害するという発想は 少々,サイコパスらしくないのではないか. どちらかと言えば,平然と嘘をつき,ごまかそうとする底の浅さと それを言葉巧みにやりこなす知的水準を描いたほうが蓮見らしい気がする. | ||||
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子供達が簡単にぶっ殺されていく、道徳観や倫理観などは置いといて、完璧超人のように書かれているハスミンですが、んーと思った。 頭も良く、自己の利益しか考えないハスミン、確かに子供達をぶっ殺していく理由はありました。 しかし、ここまでぶっ飛んでる奴が、今の今まで警察に捕まらない事がありえるんでしょうか? アメリカの巨大企業に努めて、優秀さをアピールしてますが、私にはハスミンはただのバカにしか映らなかったです。 頭が良ければ、邪魔な子どもたちを排除するリスクを犯さなくても、高校生の子ども達くらい簡単にコントロールできたんじゃないでしょうか? 邪魔な物を排除する時のリスクや道徳観など持たないのがハスミンのキャラ設定ですが、最終的に自分の利になることはなく、ただ頭のネジがぶっ飛んだただのバカです。 | ||||
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犯罪に対する罪の意識なく進む殺戮に共感できないが、読み始めると止まらない | ||||
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『新世界より』の貴志祐介の著作。 好みは分かれるかもしれませんが… 高校教師、蓮実聖司は人気者だが、実際は反社会性人格障害で、裏では自分に都合の悪い人間を殺害していた… 文庫の上下巻だけで何十人もの人が殺害されていって、死に際の描写も徹底しているのでそういうジャンルが苦手な人は読まない方が良いかも。 ただ、現実に起こったら凄惨な状況なのに、その重さを感じさせずに(と言ったら不謹慎だけど、)ページを捲らされるのは貴志祐介の筆の力が大きい。 | ||||
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おもしろすぎて止まらなかった!サイコすぎて再興でした!!!! | ||||
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『悪』は誰が教えなければいけないんだろう? そんなことを本作を読んでいる途中、ふと思った。 学校の教科の中には無いし、一から百まで全部自分で学びなさい、というのも酷だろう。 やっぱり、親をはじめとした大人が教えなければいけないんだろう。 ただ、この『悪』という言葉の意味を一言で説明することは、なかなか難しい。 そんな時に読んでほしいのが、本作『悪の教典』だ。 きっと、教える時の一助になると思う。 | ||||
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貴志祐介さんの本はほとんど読みました。 新世界より、黒い家、クリムゾンの迷宮など一気読みしたほどおもしろかったのですが、この悪の教典は上巻でギブアップ。 魅力的なはずの主人公に魅力が感じられず、偽装工作もバレバレ。 残念ながら下巻を読む気になれません。 | ||||
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一度目は登場人物の把握に物語に入って行けず、正直面白くなかった。 売ろうかと思った。 その後暫くしてふと二度目にチャレンジしたら、びっくりする程、抜っ群に面白かった。 ダークヒーローハスミン。 坦々と語られる物語と、重要人物だと、最後まで生き残るのだと 思っていた人物がいとも簡単に闇に消えていくスピード感がたまらない。 二度目は登場人物が 最初から知っている人として読めるので、イメージがある中で物語をとらえることが出来る。 久々に映像の中まで入って行けました。 小説って、二度読むとこんなに面白くなることもあるのか。 是非一度とはいわず、二度お試しいただきたい作品です。 | ||||
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ふんふんふーんつまらないはすみんの車が軽トラでしたけどだから | ||||
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ピカレスクというジャンルは嫌いではないのですがこの作品は いただけませんでした。主人公は「悪党」の魅力に欠けていると思います。 下巻ではハスミンという人間の深淵が明らかになるのかもしれませんが 上巻を読んだ限りではそれが全く見えませんでした。よって感情移入も さっぱりできませんでした。 また「頭脳明晰で沈着冷静」なサイコ(殺人鬼?)君が繰り広げる殺戮の 動機がなんだか軽薄すぎるし、作品のひとつのキモであるはずの殺し方も、 一見リアリティがありそうで実は全然無くって、いきあたりばったりの運まかせ。 なのに全部簡単にうまくはこんじゃうご都合主義には鼻白んでしまいました。 また、著者の文章の上手さや博識をほめたたえる人もいるようですが、私には 文は生硬に感じられ、知識もいまどきの情報過多小説の中では普通のレベルだと 思いました。さらに小さな点ですが、意味のない片仮名ルビはペダンチックだし 「?」の多用はなんだか軽い印象を与えるものでした。この著者の作品を読むのは 初めてでしたが、・・・残念。もう読むことはないと思います。 | ||||
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あまりに幼稚な内容の上巻でしたが、逆にどこまで下らなくなっていくんだろう、 どんなトンマ結末なんだろうなんていう興味が湧いて、つい手を出してしまいました。 上巻は文庫本で読んだのですが、下巻は単行本。上巻文庫の厚さからは想像できない ボリュームで一瞬たじろいでしまいましたが、例によって中身はスカスカなので苦もなく 読み進められました。 で、内容はというと・・・破茶目茶・荒唐無稽を通り越して、馬鹿な幼児の妄想という かんじでした。だらだら続く殺戮につきあっているうち、あれ、こいつなんで必死こいて 生徒全員を皆殺しにしなくちゃいけないんだっけ?なんて首をかしげたくなったし、上手く 殺すたびに「good!」だの「excellent!」だのと笑顔で叫ぶ絵柄はもはやミステリとか ホラーなんかじゃなく安手のギャグ小説にしか思えませんでした。 ツッコミどころは満載ですが、一番気になったのは、というか呆れたのは、いくら山の中の 学校でも電灯のモールス信号を見つけられるようなところに家があるんだから、夜中に銃の 音がこれでもかとバンバン響いたらあっという間に通報されてケーサツが駆けつけるでしょうが! 「頭脳明晰沈着冷静」がこのサイコのウリのはずなのに、ただの悪ノリ殺人狂にしか感じられ なかったのが残念でした。というか、これがこの作者の力量なのかもですね・・・ | ||||
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サイコパスのキャラクターでよくあるのは 「育った家庭環境がよくなかった。 」 などだが、この小説は主人公がサイコパスであることを 何かのせいにせず、うまくかわしている。 あまりみたことのない設定。 この設定で、その後のホラー展開も エンターテイメントとして、 ハラハラしながら読めた。 | ||||
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