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悪の教典
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悪の教典の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全492件 41~60 3/25ページ
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外面がいい人に見えても裏でゾッとするようなことをしていて、サイコパスは怖いなと思いました。 一つ一つの積み重ねからもう取り返しがつかないところまで、自分に全部が都合よくいくわけはなく、この物語はなんとか終点がありますが、実在のサイコパスはどうなんだろうなと思いました。結構なホラー小説なので少しダークな気持ちになります。 | ||||
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下巻では生徒たちがそれぞれの得意分野を生かし蓮見に立ち向かっていく様が描かれます。 部活だとか得意科目だとか、キャラクターも書き分けられていて、どれもハラハラさせられる対決になっています。 どんでん返し的な部分はさほど強力ではありませんが、映画よりはうまいストーリーテリングで違和感もなく一気に読ませます。 このストーリーには続きを心から期待したいと思います。サイコパスな生徒との出会いが描かれるとかでもいいんじゃないでしょうか。 あっという間に読み終えるほどのテンポの良さでした。 | ||||
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この著者は作品によって多少文体を変えるのですが、本書は非常に読みやすいよう平易な文体を心がけているようです。おかげですらすらと読み進められます。 映画を観てしまったから、という人は勿体ないので小説の方をお読みになることをお勧めします。サイコパスである教師の内面から描いており、よくあるミステリの他者からの視点による化け物描写でないことが、この作品の緊張度を高めていると思います。教師間の人間関係も映画にあったようなチャチなドラマ調でなく、もっと社会人的で現実的です。こうした積み重ねがあるからこそ下巻のスリルに生きてくるのだと思います。 | ||||
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主人公のキャラはしっかりしているピカレスクタイプの小説。 主人公がサイコ・パスながら、ある意味道に生きていれば、 ”いい奴”というところがミソ。 ただ、生徒が多い割にはあまり、キャラに魅力がないし、話の展開も遅い。 | ||||
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後半、話が大きく動くが説得力はドンドンなくなっていく。 主人公が、自分の地位を守るために次々と生徒を殺すのには無理がありすぎる。 すごく知能がいい主人公のはずなのに、生徒全員を殺す事によって自分の犯行を隠すと言うロジックには説得力がなく、凡百の小説に成り下がった。 オチもさほど効いておらず、「バトル・ロワイヤル」や「処刑教室」のなり損ないと言う感じ。 | ||||
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主人公はB級ホラー的な快楽大量殺人者かと思っていたので、理知的合理的に一人ひとり邪魔者を消していく様は面白かった。 このまま邪魔者だけを選定して摘んでいくのかと思っていたのですが、下巻で「生徒皆殺し」にシフトしたのでページをめくるのが辛くなりました。生徒たちも防衛や反撃をこころみますが、最後は数人しか残らないと読者もわかっていますから、どうしても消化試合を見てる気分になっちゃうんですよね。どう見せるか――で引っ張るしかないわけですが、生徒のキャラも類型的でバトルロワイヤルが思い浮かんでしまいました。 | ||||
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綺麗で満足です。 | ||||
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とても綺麗な新品のような状態で届きました。 クチコミ通りページを捲る手が止まらず一気に読みました。 | ||||
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迅速に対応して頂きました。中古品での購入でしたが、商品も梱包も綺麗だったのでご縁があればまた購入させて頂きたいと思います。 | ||||
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共感性欠如サイコパスの蓮見教諭が、自らの欲望を満たすために虚偽と犯罪を使いこなし、不都合な人間を次々と「パージ」していくというホラー小説。 貴志祐介さんといえばやっぱりホラー!僕は勝手にそう思っているので、今回も『天使の囀り』のようなゾクゾク感を求めて購読した。 ……やはり面白い! 題材が題材だけにやや敬遠されがちだが、貴志さんお得意の息をつかせぬ展開や、不気味なほどリアルな心理描写が作品の随所に散りばめられている。 ひとつ衝撃が来たらすぐ次の衝撃がやってくる、そんなスリルを味わうにはもってこいの一品だ。 また、ハスミンこと蓮見教諭のキャラづくりも徹底されていて、怖いのに爽快感がある。 とにかく一切の同情や躊躇を見せない彼は、人の弱みとか隙を見つけたら即座に自分の利益にしようとする。どんな人間であろうと関係なく、彼にとっては捕食対象だ。 そう考えるとただの厄介な犯罪者だが、それだけにはとどまらない。 あまりにも非情で利口な彼は、常人をはるかに超越した「スーパーヒーロー」のように見えるときがある。むろんそれはサイコパス特有な偽物のカリスマだが、彼の魅力の一つとして説得力がついてきているのがニクい。 そんな感じに、全体的には面白く、貴志さんの色も十分に出ている。 ただ、強敵そうな釣井教諭があっさりと退場してしまったのはやや腑に落ちないところがある。難攻不落のライバルとしてハスミンに立ちはだかると思っていたので残念だ。 ともあれ、下巻でさらなる衝撃が来てくれれば、大好きな作品になるだろう。 | ||||
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他者への共感というか、他者の痛みに思いを馳せるというか、あまりに自己中心的な社会になりつつある ことに対しての、作者の警告なのだろうか。 読みながら、自分も、蓮実のように仕事上はいい顔しているが、その下には黒い部分もあるなあと 感じた。 日本は裕福になった分、良し悪しは別にして、他人と激しく感情をぶつけ合う機会もかなり減少している。 高校生の我が娘も、学校の友達とは、ある程度の距離を置いてそこそこに仲良しなようだが、 喧嘩もなければ、お互い傷つくこともない。 ただ、周りの人が本当に困っていたら、助けてあげたいね。 (他人の痛みを想像できない人間は、本質的には蓮実と変わらない)p434 | ||||
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知人に勧められて読みましたが、ハスミンの魅力に取り憑かれました。 常人では考えられない知能にどう人が対処していくか、ドキドキハラハラの展開でした。 | ||||
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天才的カリスマ性を持った英語教師が、実は連続殺人をなんの躊躇もなくやってしまうサイコパスとはなんとも恐ろしい。 鮮やかな手口で身の回りの邪魔だと感じた人々を次々と葬っていき、その巧みな人心掌握術で周りから疑惑の目を受けるのさえも回避してしまいます。 なにより恐ろしいのは、蓮実は生まれながらのサイコパスで、両親さえも自分が殺していないかのように殺してしまう凶悪性を合わせもって生まれている点です。 こんな人が教師として赴任した高校が存在すると思うと、ぞっとします。 しかし、最後の盛り上がり直前の第10章では、校内連続殺人を始めてしまうため、これまでの悪魔的スマートな殺しから一気にどんちゃん騒ぎの殺しに切り替わってシラけます。 散弾銃を持った蓮実が片っ端から生徒を惨殺していくシーンが長々と続くのは、読んでいて展開も読めるし、最後の展開に必要なことだとわかっていても同じことの繰り返しで読む気が失せます。 最後の警察から蓮実が事情聴取を受けているときの、蓮実の理路整然とした語りの気持ち悪さとサイコパス感は、最後の盛り上がりに相応しいものがあっただけに残念です。 | ||||
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《キチガイ教師が生徒を惨殺》という題材で上下巻?どうやって持たせるのかなぁ?という興味で読んでみたけど、この作家は引き込むのが上手い。登場人物を沢山出すクセがあるようで、名前とキャラを理解するのに時間がかかるけど人間模様が錯綜するのは読んでて面白かった。駄作等々の意見もありますが、この小説は文学ではなく単純な娯楽小説として読めばそこそこ楽しめると思いますよ。細かく粗探しをすればどんな小説でもあるだろうし、それを目的に小説を読むのは本末転倒でしょう。何かと英語のルビをふったり、常にフルネームで表記したり、それほど重要でない事を細かく説明したりと気になるところはありますが、この作品はオチが良く風呂敷を広げてからエンディングまでの流れがうまく出来ていると思いました。クリムゾン〜よりは楽しめましたよ。ただアクノキョウテン?要りますかね?笑いにならない悪ふざけはいただけない。 | ||||
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貴志さんの作品は全体的に刺激が強めですので、心臓の弱い方には全くおススメできませんが、 私は非常に好きです。恐怖とか戦慄とか鬱を感じたい方はぜひどうぞ。 主人公は、罪のない人間も罪のある人間もばっさばっさと殺して行きますが、得体の知れない悪 ではなく、一応、殺す理由はちゃんとあって殺しているので清々しいです。 しかし後半の方はややお粗末な理由と言うか、そんな理由でそこを殺っちゃうのかよ!という 部分もあり、少し残念な感じもしました。 オチとしてはもっとファンタスティック4の他の3人を利用して、またはラッキーサイコが 炸裂して、図らずとも罪を他になすりつけることができて、その後ものうのうと普通の暮らし をするという展開の方が恐ろしさを増す気がしますが・・・。 最後の○○○に○○機能が付いてることは初めて知り、非常に勉強になりました。 | ||||
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主人公は非常に頭が良い風に描かれているけれど、実際は偶然に頼った杜撰な計画なので違和感がある ちっともスマートな殺人鬼じゃない | ||||
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最初の200ページくらい使って主人公が恐らく生徒を殺す準備をしてるんだろうけど、長い。 もっと商業小説なら短く。 核心に行くまでに飽きる。 あと、生徒を色目で操るのも使い古されてる。 下巻は読まない。 レビューの評価でそれまでの伏線とか準備とか無視してるって書かれてあるから。 | ||||
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久々にゾクゾクする本に巡り会えました!読み始めると面白ろ過ぎてなかなかやめれません! | ||||
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面白すぎて、すぐ読んでしまった。活字本でこんなに面白いものを読んだのは何年振りでしょうか。 ただ、映画or漫画から入った人だと、美彌と大多数のクラスメートの性格が悪さにドン引きしてしまうかも。あと、蓮実がエロエロ。 | ||||
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上巻とはかなり温度差があります。本当に同じ作品なの?と思うレベルの。 でもストーリーは面白いです。 蓮実先生の狂気と色香がたまらん。 | ||||
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