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北の夕鶴2/3の殺人



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北の夕鶴2/3の殺人の評価: 8.60/10点 レビュー 5件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.60pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

吉敷とともに悩み、苦しみ、カタルシスを味わえた快作

殺人犯の汚名を着せられ、真犯人に口封じに殺されようとしている、別れた妻・通子を救うため、主人公の刑事・吉敷が孤軍奮闘するストーリーです。

満身創痍になり、文字通り血を吐く思いをしながら、過酷な冬の北海道で通子を探し続ける吉敷の姿は痛々しく、読んでいるこちらも苦しくなるほどでしたが、「惚れた女のためだろ!頑張れ!」と前向きな気持ちで読み続けることができ、ラストには吉敷も読者も報われる、いろんな意味でのカタルシスが待ち受けていた作品でした。

全体的な作風はハードボイルド寄りなのですが、不可能犯罪を可能とする驚きのトリックは実に島田氏らしいですね。
すでに彼の作品はそれなりに読んでいたので、なんとなくどんなトリックかは察しがついたし、人によってはこういうのを「バカトリック」と呼ぶのでしょうが、私は好きですね。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

大胆なトリックはここでも生きていました

「占星術殺人事件」以来、島田荘司のファンですが、この作品も読みやすくて面白かったです。登場する小道具や歴史的なエピソードも含めて楽しませてもらいました。北海道に行きたくなりました。

わたろう
0BCEGGR4

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