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おやすみラフマニノフ



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おやすみラフマニノフの評価: 5.38/10点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.38pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

おやすみラフマニノフの感想


▼以下、ネタバレ感想

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mick
M6JVTZ3L
No.7:
(6pt)

おやすみラフマニノフの感想

前作やカエル男,御子柴と比べるとかなり緩い感じでした.

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.6:
(6pt)

おやすみラフマニノフの感想

ミステリーというよりも青春音楽小説に日常の謎が少しだけ組み込まれた感じのお話でした。
前作が面白かったので期待値が上がっていたこともありますが、
可もなく不可もなくといった内容でした。
音楽の専門用語が多くて演奏パートは正直読みにくかったです。
キャラ立ちはしているので次回作に期待です。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.5:
(4pt)

おやすみラフマニノフの感想

前作を読んでいないとわからない小ネタが所々にあるので、そちらを読んでからの方が良いかもしれません。

演奏しているシーンの光景が全く浮かびませんでした。わからない言葉が飛び交っていてはてなマークだらけです。またその場面が長く、数ページに渡って音楽を描写していてよくこんなに頑張って書けるなと…著者が本当に好きなことを書いてるということは伝わって来ましたが、文字を追う徒労感だけが溜まる作品でした。ミステリーとしての要素は良かったとは思うのですが、申し訳程度に切って貼った程度。音楽とミステリー、どちらかだけでは作品にならないから合わせちゃえ!とでも考えたのか、1つの作品としてまとまってなかったように感じます。密室からチェロが消えるトリックなどは面白かったので残念です。

舞台が名古屋なのは新鮮ですが、訛った台詞は愛知県出身の私でも読みにくい。みなさんにはいかがなんでしょうか。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.4:
(5pt)

おやすみラフマニノフの感想

前読 「カエル男」や「ドビュッシー」に引き続きの3作目。

過激なミステリーの期待値をもって手にとったため、大幅な主観をもって読み始めたことは否めない。


前半は楽器の盗難や破損という小さな事件はあるものの 淡々と音大生の学生生活やその苦悩、葛藤がクラシック音楽の楽器、オーケストラなどの説明とともに語られる。

それがあまりに淡々としすぎて、ミステリーを読んでいるのか音楽小説を読んでいるのかわからなくなってくる。

中盤よりは、徐々に主人公の恋人?親友の病、脅迫状と話しが展開していく。

とはいえ、それでも大きな変化ではない。

その後 表題のラフマニノフやチャイコフスキーの調べとともに、ほぼ予測出来る程度のわずかなどんでん返しはあるものの、最後まで静かに終息に向かう。


期待値が違うところにあったため、非常に物足りないと思ったものの、それを除いたとしても凡作としか言いようのない残念といわざるを得ない一作。  了

とも
4ND5R58B
No.3:
(8pt)

おやすみラフマニノフの感想

ミステリーというより、音楽青春物語として楽しめました。
前作の「さよならドビュッシー」の内容ともリンクしているところが楽しめる点も良し。
登場人物のスピンオフなんかも読みたいですね。

Hidezo
GX0TU62Y
No.2:
(2pt)

おやすみラフマニノフの感想

ストーリーとしては面白いと思います。音大行っても将来が…と思うことは共感。
しかしながら音楽(音)に対する描写(と言うか表現する言葉)が陳腐。
それをつらつら書かれるとなんだか白ける。
私自身がピアノをずっとやっているゆえに感じること。
音楽の感じ方はいろいろだし、この方の小説はなんとなく押しつけがましく感じてしまう。
のだめカンタービレのように押しつけがましくなくさらっと音楽の表現ができればもっと魅力的な作品になるのになぁ。



▼以下、ネタバレ感想

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ぺこりん12
M5MH63SF
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

おやすみラフマニノフの感想

シリーズ前作「さよならドビュッシー」と比べるとミステリ色はほぼ皆無で音楽色を前面に打ち出しています。
というか、最早音楽青春小説と言ってしまっていいかもしれません。
主人公のヴァイオリンへの情熱と成長を楽しむ作品だと言えますが、何せ音大生という事で価値観やらが世間一般とは少し乖離している危険性をはらんでいます。
しかし、主人公は才能こそあれ金欠という現実的な苦悩を抱えており一般にも非常に感情移入しやすい設定になっています。
そんな彼に、音楽の素晴らしさ、そして演奏する事の喜び、高見を目指して奮闘する音大生が抱える苦悩とその実情を代弁させています。
「このミス」のための「さよなら~」であり、作者が本当に描きたかったのはこれだったのかなという印象です。

ミステリーの部分に関しては、殺人事件が起こる訳でもなく、楽器消失の謎を明らかにするという程度のものなので、フーダニットというよりホワイダニット。
犯人が施したトリックも最早トリックと呼べるものでもなく「何故」の部分で読者を驚かせるしくみになっていますね。
このシリーズには、探偵役として岬さんが登場しますが、この作品に関しては、主人公である晶にその大部分を委ねた方が美しかったような気がします。
わたしは「さよなら~」より、こちらの方が好きですね。

梁山泊
MTNH2G0O

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