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ある年、とつぜん地球にモロー彗星が接近し、そしてやがて地球に衝突するだろうということが分り、二十億年という永い歴史をもつ地球が、ここにかなしき崩壊をとげなければならぬことになりまして、世界は大さわぎを始めた。
どこの家庭でもありそうな、でも他人には言えない妻の悩み―夫との冷え切った関係、姑との対立、病死した一人息子への想い、受験生を抱えるつらさ、あるいは生活費の工面や、男友達との密会だったり…。
全長4000メートルの海峡大橋を支える巨大なコンクリート塊。
ソウルから日本へ、北朝鮮の大物工作員・チョンが潜入した。大量の偽ドル札とともに。
秋山小兵衛の若き日の愛弟子が斬り殺された事件と、江戸市中の三か所で女が殺され、陰所と左の乳房が抉られていた事件。
あの少年名探偵・虹北恭助がまたまた帰ってきた!池の鯉はどうして殺されたのか―?クリスマスイブの夜、病院に現れた謎の「サンタさん」とは―?美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、虹北恭助(とカメラ屋の若旦那)の推理が冴える!はやみねかおるの新本格ミステリ魂がい
あの少年名探偵・虹北恭助が帰ってきた!少女はなぜ小学校の屋上から落ちたのか―?いわくつきの幻の映画「妖」に隠された秘密とは―?美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、虹北恭助(とカメラ屋の若旦那)の推理が冴える!はやみねかおるの新本格ミステリ魂がいっぱいにつ
東京から、父のふるさと、瀬戸内の小さな町に引越してきたヒロシ。アポロと万博に沸く時代、ヒロシは少しずつ成長していく。
怪奇と推理と空想科学の三位一体を企図した「日本SFの父」海野十三の少年物の“まぼろし”の三大長篇を全て収録した、傑作集。
蓼科に建つ私設博物館「人形の館」に常設されたステージで衆人環視の中、「乙女文楽」演者が謎の死を遂げた。
1947(昭和22)年、「海外作品の紹介と日本の探偵小説の向上を目指し」て、「黒猫」は創刊された。
千草検事は、懐かしい友・坂口秋男の来訪をうけた。「警察署長を紹介してほしい」彼の妻が失踪したというのだ。
ロンドンの富豪マギル卿は、息子の経営するベルファストの紡績工場へ行くと称して邸を出たまま消息をたってしまった。
「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」天才工学師・玖渚友のかつての「仲間」、兎吊木垓輔が囚われる謎めいた研究所―堕落三昧斜道卿壱郎研究施設。
「ぼく」こと「戯言遣い・いーちゃん」の眼前に広げられる戦慄の情景は、「終わり」なんかではなくて、さらなる「始まり」の前触れに過ぎなかった…。
人目を避けて暮らしていた男は桐の箱を残して消えた。熊本・八代海に見えるという「不知火」の話をしていたモデルの女も失踪。
江戸は元禄、用心棒青江又八郎は知らずしらず浅野・吉良の争いの渦中に…。凄まじい殺陣の迫力、沁みわたる市井の哀歓。
鈴野屋伊兵衛が、料理屋での懇親会の帰途、何者かにかどわかされた。
1945年、妹のローラは車ごと橋から転落して死んだ……あれは本当に事故だったのだろうか? いま、年老いた姉のアイリスは、孤独のなか自分の来し方とともに思い返す。
汗、恋、喧嘩、ツユだく大盛り! 工事現場で働きながら、もがき苦しみ笑い転げる青春真っ只中男たち。
山賊髭を生やした赤ら顔の名探偵・増加博士が華麗に(?)謎を解き明かす!作品の登場人物が、自分が推理小説の中のキャラクターであること、これから事件が起きることなどを知っているという設定のメタ・ミステリー。
辺境の捕虜収容所惑星エコニアに参事官として赴任することになったヤン。ところが着任早々捕虜の集団脱走事件が発生。
現実にあった、『冷血』を上回る残虐な連続殺人事件と刑事の絶望的な戦いを描く中篇「手彫りの柩」。
京都・桜慈会系の特別養護老人ホーム周辺では、入所者の死亡率が異常に高いことが秘かな話題になっていた。
太平洋戦争勃発直前の昭和十六年の夏、日本・中国・アメリカの五人の若者が、槍ヶ岳頂上に立った。
昭和二十年六月、アメリカ人のヘンリーは、沖縄で洞窟に立てこもった残兵と住人に投降を呼びかけていた。
「こうなったら夫を殺すしかないわ」薬品会社社長夫人・華江と社員の北浦は、禁断の不倫関係にあった。
「終の住みかは、本物の森の中にしませんか?」終身介護施設の営業マンの言葉に乗り、自然に囲まれた家に向かう老夫婦。
宍道湖の湖畔に建つホテルで、横浜の会社員・落合和彦が「殺される!」という悲鳴とともに転落死した。
四十年ぶりに復活する鉄道で客車が消える!?たしかに、推理小説には列車が消えるという作品はいろいろあるけれど、これは、現実の事件予告電話なのか?それとも悪戯?しかし、四十二年まえ、婚約者を乗せたままほんとうに客車が消えたのだ、という男性が現れた―つまり、車両
和戸君一家に降って湧いた騒動を見事収拾、保住君の新学期は好調な滑り出し。
トップ屋集団「メトロ取材グループ」の杉田は、同僚の高森映子とともに西銀座のキャバレーを取材するが、それに応じてくれた映子の友人のホステス“ひふみ”が、翌日、熱海沖合で水死体となって発見された。
病気療養中のモース主任警部のもとを上司のストレンジ主任警視が訪れ、一年前に起きた未解決事件の捜査を依頼してきた。
差出人不明の手紙に暗示された行方不明の妻の死。それを受け取った田島のもとに、妻の死を伝える警察からの連絡が入る…。
西村京太郎の長いキャリアの中でも、胸がすくようなトリックの切れ味を示す傑作9本を集めた短編集。
視聴率30%を誇るNBTテレビの「ザ・リクエストタイム」のレギュラー五人が、ビデオ撮りのスタジオから忽然と消えた。
「私の赤ちゃんを返して!」誘拐された子供を求めて妻は出奔した…やがて子供は戻されたが、妻は行方をくらましたまま。
教室にあるべきはずの48の机と椅子がすべて消え、代りにコピイされた文書と級友の死体だけが残されていた。
昭和十二年、商都大阪―。とある薬問屋の跡目をめぐる争いの中、招かれていた金田一耕助の目前で起こる殺人事件。
こども・ペット・フリーター・家族・超能力者…宮部の小説によく登場する、孤独な現代人・人情の機微、その狭間で起こる事件、本書によって宮部みゆきが、もっともっと面白くなる。
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