しゃべくり探偵の四季



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初公開日(参考)1995年02月
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長編小説

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しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元推理文庫)

2002年11月01日 しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元推理文庫)

和戸君一家に降って湧いた騒動を見事収拾、保住君の新学期は好調な滑り出し。歌って踊れる名探偵とばかりギター片手に謎を解き、夏休みは珊瑚礁で魚と戯れ、また上高地の涼風に吹かれつつ事件の真相を看破する。馴染みの床屋や大学祭の模擬店で推理を聞かせたり、屋台の客から解決代をせしめたり。かくもバラエティに富んだ学生生活を謳歌する、なにわのホームズ保住君の事件簿。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

しゃべくり探偵の四季の総合評価:9.00/10点レビュー 4件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

しゃべくり探偵の四季の感想

出だし二編は前作同様に地の文が一切無く、会話だけで話が進む展開ですが、三編目からは様々な叙述形式に取り組んでいます。これはこれで面白かったのですが、個人的にはこの二人のシリーズは漫才形式ミステリで統一して欲しいですね。(実験は他の短編集あたりで)

内容自体は、お茶らけたキャラのやり取りとは裏腹に結構しっかりした本格物に仕上がっています。二編目の「奇妙なロック歌手」は作者の他作品「揺歌」を読んでいたので、より楽しめました。三・四編目の「夏の思い出」はこのシリーズらしくなくしっとりした話でしたが本作を通じて読む上では良いアクセントになっていて好印象でした。

mkaw11
HAAP6CBX
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No.3:
(5pt)

暇つぶしに最適

就寝前や電車通勤時に気軽に読める内容です。中学生でも読める内容です。
しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元クライム・クラブ)より
4488012701
No.2:
(5pt)

お買い得な一冊

これはお買い得である。なにしろ一冊で落語、漫才、それに本格推理まで楽しめるのだから。 最初の2編は、保住、和戸二人の会話だけ、ボケとツッコミのしゃべくり漫才である。大阪風の、テンポの速いボケ・ツッコミについていけない人には、辛いかもしれないが、保住の強引なまでのボケぶりと、それから想像できない見事な推理ぶりとの落差が、たまらない。吉本のマンザイのつもりで読みましょう。 少々おセンチな本格謎解き2編が続き、床屋のオヤジの一人語りで、落語的な展開が楽しめる「注文の多い理髪店」に、怪しいギリシア棺占い「戸惑う婚約者」と、またまた、ノリは軽いが、その叙述とは裏腹に、内容はしっかりした本格推理で、謎解きにはあっと驚いた。 最後を締めるのが「五十円玉二十枚の謎」に掲載された「怪しいアルバイト」。屋台での三人の掛け合いを楽しみながら、人間消失の謎を見事に解き明かしてくれる。これ単独でも十分に読み応えがあるが、元本で提示された五十円玉の謎とあわせて読めば、さらに楽しみ倍増だ。と言うことで、盛りだくさんのこの作品、買って損はしません。
しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元クライム・クラブ)より
4488012701
No.1:
(5pt)

前作より読みやすくなった

ボケ・ホームズこと保住、ツッコミ・ワトソンこと和戸の学生漫才推理シリーズ第二作。前作は、洋書紛失事件だけが手紙と日記とFAXという変則形式だったほかは全編が2人の会話で、これが「叙述形式の限界に挑戦する」という眼目ではあったのだが、少々読み続けていると辛い部分があった(地の文がない文章がこれほど読みづらいとは!)。謎解きそのものは本当に面白いのだが・・・・。しかし、この第二作は会話形式の他、一人称もあり、保住君以外の人物が彼を描写するという試みもあり、文句なく楽しめた。特に、保住君の知り合いの知り合い・金子君の一人称による「保住君の夏の思い出」2作品はとてもセンチメンタルで良かった。このシリーズはあくまで「全編会話だけ」という挑戦が主眼なのだろうし、!こ!!の形が読みたいという人には残念かもしれないが、私は別に読む側としてこだわりはしない。解説には保住君が辛そうだ、と書いてあるが、この部分も別に気にならなかった。どの作品も前作以上に謎解きが面白かった。二人の漫才も、ギャグのレベルが大分上がっていて、ツッコミ和戸君は大変だったろうと思う。また、これまで二人の外見についての描写はなかったが、今回は他人の目によって、保住君が「端正な顔立ち」、和戸君が「東南アジア系」であることが判明した。一体この端正な顔立ちでこの口の悪さ・・・これもギャップを狙っているのだろうか?実際いたら面白い人だと思う。巻末には、『競作五十円玉二十枚の謎』に既に収録された「怪しいアルバイト」を再録。
しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元クライム・クラブ)より
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