しゃべくり探偵の四季
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全1件 1~1 1/1ページ
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出だし二編は前作同様に地の文が一切無く、会話だけで話が進む展開ですが、三編目からは様々な叙述形式に取り組んでいます。これはこれで面白かったのですが、個人的にはこの二人のシリーズは漫才形式ミステリで統一して欲しいですね。(実験は他の短編集あたりで) | ||||
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就寝前や電車通勤時に気軽に読める内容です。中学生でも読める内容です。 | ||||
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これはお買い得である。なにしろ一冊で落語、漫才、それに本格推理まで楽しめるのだから。 最初の2編は、保住、和戸二人の会話だけ、ボケとツッコミのしゃべくり漫才である。大阪風の、テンポの速いボケ・ツッコミについていけない人には、辛いかもしれないが、保住の強引なまでのボケぶりと、それから想像できない見事な推理ぶりとの落差が、たまらない。吉本のマンザイのつもりで読みましょう。 少々おセンチな本格謎解き2編が続き、床屋のオヤジの一人語りで、落語的な展開が楽しめる「注文の多い理髪店」に、怪しいギリシア棺占い「戸惑う婚約者」と、またまた、ノリは軽いが、その叙述とは裏腹に、内容はしっかりした本格推理で、謎解きにはあっと驚いた。 最後を締めるのが「五十円玉二十枚の謎」に掲載された「怪しいアルバイト」。屋台での三人の掛け合いを楽しみながら、人間消失の謎を見事に解き明かしてくれる。これ単独でも十分に読み応えがあるが、元本で提示された五十円玉の謎とあわせて読めば、さらに楽しみ倍増だ。と言うことで、盛りだくさんのこの作品、買って損はしません。 | ||||
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ボケ・ホームズこと保住、ツッコミ・ワトソンこと和戸の学生漫才推理シリーズ第二作。前作は、洋書紛失事件だけが手紙と日記とFAXという変則形式だったほかは全編が2人の会話で、これが「叙述形式の限界に挑戦する」という眼目ではあったのだが、少々読み続けていると辛い部分があった(地の文がない文章がこれほど読みづらいとは!)。謎解きそのものは本当に面白いのだが・・・・。しかし、この第二作は会話形式の他、一人称もあり、保住君以外の人物が彼を描写するという試みもあり、文句なく楽しめた。特に、保住君の知り合いの知り合い・金子君の一人称による「保住君の夏の思い出」2作品はとてもセンチメンタルで良かった。このシリーズはあくまで「全編会話だけ」という挑戦が主眼なのだろうし、!こ!!の形が読みたいという人には残念かもしれないが、私は別に読む側としてこだわりはしない。解説には保住君が辛そうだ、と書いてあるが、この部分も別に気にならなかった。どの作品も前作以上に謎解きが面白かった。二人の漫才も、ギャグのレベルが大分上がっていて、ツッコミ和戸君は大変だったろうと思う。また、これまで二人の外見についての描写はなかったが、今回は他人の目によって、保住君が「端正な顔立ち」、和戸君が「東南アジア系」であることが判明した。一体この端正な顔立ちでこの口の悪さ・・・これもギャップを狙っているのだろうか?実際いたら面白い人だと思う。巻末には、『競作五十円玉二十枚の謎』に既に収録された「怪しいアルバイト」を再録。 | ||||
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