雪の北海道・洞爺湖畔に刺殺死体が!被害者は、撮影旅行中の写真同好会「横浜カトレア会」の会員・下元博光。

小学校に入った厚子は、友達の環くんと一緒の塾に通い始めた。

別れた妻の突然の訪問に、ソールター警部は困惑した。

飛龍想一が京都、北白川に建つ「人形館」に越してきた時,驚天動地の終結へ向けて秒読みは始まった。

千葉県館山市の太陽台団地近くの斎場建設をめぐって、促進派の市議が自宅で狙撃され、続いて斎場予定地の地主が殺された。

「トイレに行ってくるから、あの女を見張っててくれ」警視庁の片山は、顔見知りの刑事に見張りの代役を頼まれた。

奥秩父・甲武信岳で、警察手帳を持たぬ警視庁の刑事・香月功は男女の死体を発見。

名家の生まれだが貧乏暮らしのミス・メルヴィルは、突然唯一の収入源である美術教師の職を失ってしまった。

ひとりの少女がある行為を目撃された。それが発端となって次々おこる恐怖の事件…。

3月初めの寒い日、ボストンの街は異常な連続殺人の話題でもちきりだった。

ミセス・ポリファックスはちょっとした行きちがいからCIAに採用されてしまったボランティア・スパイ。

グレート・ウェスタン保険会社の支払調査部長から、〈私〉に、焼死事件の調査依頼が舞いこんだ。

10月31日、ハロウィーンの夜。マスクをつけ、歓声とともに酒屋に駆けこんできた子供たちは、かん高い声をそろえていった。

ボストン北方の町スミスフィールドで建設業を営むロジャー・バートレットの息子が家出して一週間たった。

ネコと同居し、ヨガと中国拳法を操る、タフでクールなヴェトナム帰りの私立探偵エルヴィス・コールとマッチョな相棒ジョー・パイク。

ぼくは、ピエロの人形だ。人形だから、動けない、何も喋れない。

ある朝、キャンパスをジョギングしていた城南大の名物先生、大文字教授が花壇に横たわる死体を発見して大学中は大騒動。

〈声楽コンクール〉の前夜、優勝候補のナンバーワンの井田貴子が何者かに狙われ、咽喉に悪い激辛の薬味をサラダに入れられた!不測の事態の発生を恐れた審査委員長の要請で、しぶしぶ会場に出かけた警視庁捜査一課の片山義太郎と妹の晴美、石津刑事と三毛猫ホームズの一行。

白昼の東京駅新幹線ホームでサブマシンガンが炸裂、暴力団多羅尾組の組員と、偶然に居合わせた舞台女優伊衆院朋子が死んだ。

天性の楽天家・不破太平は、妹の菜摘とともに白馬・八方尾根スキー場へ。

至近距離から発射されたショットガンは、バート・ラムジーの胸部をほぼ完全に吹き飛ばしていた。

丸の内銀行、東京駅前支店に大変な美人がいる。中上川良子、銀行の創業者中上川弥太介翁の孫娘である。

警視庁捜査一課の超マジメ刑事・朝日正義は、迷犬ルパンの飼い主として知られている。

笹谷美緒のもとに無気味な脅迫文が届いた。

―ニューヨークの北東、ロングアイランド島の高級リゾート地、ハンプトン・ビーチに埋められていた男の死体。

早川法律事務所調査2課、失踪人調査のプロ佐久間公。僕の長年の友、そしてビリヤードの好敵手の沢辺が失踪した。

たれ込み屋のスピナーが殺された。

探偵社の若き女調査員アンナは、人気絶頂のロック歌手、ショーナ・ユーナの身辺警護をすることになった。

どんな事件が起きても不思議はない険悪な空気が町に充満していた。

貴族の家を嫌ってロンドン警視庁の警官となったペリー・トリソワン。彼が実父の死を知ったのは、《タイムズ》の死亡欄でだった。

富豪ペンブロゥクの5番目の妻が殺され、彼自身も襲われる。

魔女、魔女、魔女。名門女学校の恐怖。

「この家には呪いがついている」。

六千枚に及ぶ「魔法陣」シリーズの記念碑的大長篇ミステリー!医療ミスによる死亡事故に端を発した連続殺人事件…。

十津川警部と田村、井上、外崎―大学時代の友人を惨劇に巻き込む大垣行345M列車―東京駅23時25分発のこの夜行に乗ったデザイナー河内ますみが、小田原駅近くで絞殺された。

“そのころ、東京じゅうの町という町、家という家では、2人以上の人が顔を合わせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「七面鳥」のうわさをしていました。

ドイツを旅行する、片山刑事、妹の晴美、石津刑事と、お馴じみ三毛猫ホームズの一行。

雪のカナダの山中で、ひとり死者と語る竜一。しかし修羅は迫ってくる。

逃亡中の盗賊の首領から、手下の仇を討ってくれ、と懇願された北町奉行所の仙波阿古十郎。

〈私〉のライセンスが再交付された。とたんに父親捜しの依頼が舞い込んできた。

その道に入って30年のベテラン私立探偵サマルスンは、殺された時、二件の仕事を請け負っていた。

出所したばかりの息子リッキーの行状に頭を悩ますパウダー警部補だったが、仕事は待ってくれない―。

どんな激戦に臨んでもいつも生きて還ってくるために、臆病者とさえ誤解されながら、なおも生きつづける兵庫源八郎。

元は凄腕の岡っ引、今は版木彫り職人の伊之助。

誕生日祝いに、外科医大月光太郎夫人・芽芽のもとに北海道から送られてきた雪だるま。

行方不明の親友松井久代が、深夜に電話をかけてきた。指定場所の中学校へ駆けつけた杉原爽香は、親友の無残な死体を見つける。

最大の敵・狼を求めてペルー・アマゾンに潜入した石本たち。憎悪と友情。

午前3時、もと臨床心理医のアレックスが受話器を取ると「助けて!」という声が聞こえてきた。

渓流釣りを楽しんでいる私の前を、若い女の射殺死体が流れていった。

東北、長野―北陸で起こる数々の不可解な殺人事件。容疑者には鉄壁のアリバイが…。

『マクベス』の上演には必ず災厄がふりかかる―パリスもその言い伝えは知っていた。

サンフランシスコ、八月の日曜。

シリーズ第39作の本書で主役を務めるのは、ウィリス三級刑事。

出雲の諸手船神事の夜、1年前に死んだはずの村の有力者、那智慶一郎が突如、美保関に現れた。

東北の斜陽温泉が町全体を時代劇調にしてしまおうという一大イベントを企画。

夜着の上から毛皮をまとっただけ、おまけに右眼のまわりに痣をつくった金髪の美女―メイスンの事務所には風変わりな依頼人が多いが、これはまたとびきりの変わり種だ。

夜のニュースが、産科医の撲殺事件を報じていた。女医ロティのところの代診の医師だった。

警視庁捜査1課の片山義太郎と妹・晴美、石津刑事と三毛猫ホームズたちが、久しぶりに自宅で夕食をとっていると、TV局に勤める義太郎の中学時代の友達が訪れた。

箱が人を殺したって…?なにせ密室の中で殺人が起こって、そこには死体と箱しかなかったというのだ。

“幽霊シリーズ”4冊目! 私、警視庁捜査1課のオニ警部。ホレた相棒・永井夕子は女子大生。

殺人現場から消えた太宰治の肖像画はどこに?遺されたメモ“コスモス、無残。マネク、ススキ。

午後7時に札幌にいた男が、函館駅17時12分発の特急「北斗13号」に乗ることができるか?午後9時すぎ、札幌駅に到着した同列車内で刺殺された石本功は、まさにこのケースだった。

旗本木村軍之助の屋敷でばくちに負けた大工の棟梁が、美しい娘を借金のかたに奪われた娘の連れ戻しをたのまれた顎十郎こと仙波阿古十郎は、客を装って旗本屋敷に乗りこむ。

きっかけはマウス・ハウスでひらかれたディナー・パーティーだった。

私は、新聞は、推理小説の宝庫だと考えている。新聞記事はそのまま小説にはならないが、作家の脳細胞を刺激してくれるのだ。

名古屋で駄菓子屋「ことぶき屋」を営む波川まつ尾(74歳)。

アフガニスタン国境付近で秘密任務を執行中、トラウトマン大佐がソ連軍に捕えられた。

男には、どうしても切離せない過去があった。心についた銹。

信州・諏訪湖畔に毒殺死体!被害者は、殺人で指名手配中の永沢洋三だった。現場から採取された謎の指紋。

ある寒い晩、3人のひとり暮しの老人が死んだ―パリンダーは運動場の泥濘に倒れ、ディークスは入浴中を何者かに襲われ、自転車に乗ったウェスタマンは車に衝突し、息を引き取る前にこう罵った。

結婚式当日の朝、花婿の親友で付添人を務めるはずのチャーリーが死体で発見された。

マサチュセッツ州のど真ん中に小さな町ホイートンで、コカイン密売の調査報道をしていた新聞記者が射殺され、睾丸を切り取られるという事件が起こった。

「超絶の美形で、超A級の精神ダイバー。

キナくさいとは思った。だが依頼人はすこぶるつきの美人、しかも同業者ときている。

神代エリカは、「正統な」吸血鬼の父を持つ女子大生。

キャピタルホテル火災の撮影者沖周平は、マンションの自室から謎の墜落死を遂げた。

女性ミステリ作家としてすでに確固とした地位を築いたジェシカのもとへ、その知らせはある日、青天の霹靂のようにもたらされた。

米国の原子力潜水艦セタセアが、ソ連海軍に撃沈された。この事件で二カ月後に迫った米ソ首脳会談の実現が危うくなった。

『ファウル・ショット』の事件以来、探偵稼業を休んでいたローレン・スウィフトに町の保安官リドリー・キャンベルが仕事を依頼してきた。

警視庁捜査一課・朝日正義の下宿先・川澄家の健の通う中学で、いじめられっ子の大庭民子が誘拐された。

あれはやっぱり事故じゃない。

女性に弱く、血を見るのが大嫌いな片山刑事と妹晴美、晴美に恋する猫嫌いの石津、そしてホームズが、初の海外旅行へ。

松下研三が古道具屋の店先であぶらを売っている時だった。

「ギャーッ」―応接間にくずおれた大山弁護士の息子・春彦。呆然とする参会者たち。

鎌倉に住むタロット占いの名手二階堂日美子のもとに、従兄との結婚を伯父に反対されているという、友人の瀬能布佐子が訪れた。

いよいよ智佐子と克郎はハネムーンに出発した。行く先は上海船の旅。

2月の寒い朝。完成間近な北斗市中央病院の工事現場で、墜死体が発見された。

大正ロマンの色濃く残る昭和初期、銀座。アメリカ帰りの私立探偵・的矢健太郎に依頼された二つの事件。

三姉妹の長女綾子が通う大学の文化祭に、元人気歌手の神山田タカシを招いたことから、怪事件が続発する!まず神山田のマネージャーが学内で殺され、三姉妹の自宅で爆弾さわぎが。

19歳の貧しい娘シルヴィー・ラテーヌに奇蹟が舞いこんだ。

片山刑事は、大学時代の親友、久保の頼みで、全寮制の女子高寮に警備員の代打で泊まり込んだ。

超ネアカ人間の不破太平は、アルバイトで人気作家・丹波格太郎に付いて1週間の密着ルポを開始。

エリカの後輩、中宮則子が母親と刺し違えて心中をはかった。

警視庁捜査1課の片山義太郎と妹・晴美、石津刑事と三毛猫ホームズの一行は、スイス・アルプスの観光地ユングフラウヨッホを訪れた。

巨漢の名探偵ネロ・ウルフは、蘭を出品するため、北部大西洋沿岸共進会に出かけた。

ル・アーブルの海岸にそびえたつ無気味な古城。

南紀・白浜のエネルギーランドで女性が毒殺された。

私は中年の独身男、サンフランシスコのしがない私立探偵だ。恋人はいるが、結婚まではほど遠い。

万年夜勤刑事から失踪人課の長へと変ったパウダー警部補だが、状況の悪さはそう変らない。

〈私〉はサンフランシスコの私立探偵。猛烈なヘビー・スモーカーで、喀痰検査の結果が不安だ。