美女と野獣
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主人公の弁護士の元に夫に暴行されたという女性が訪ねて来て・・・というお話。 ドメスティック・ヴァイオレンスの話から始まり、やがてそれが殺人に発展し・・・というお話でしたが、割とよくあるタイプのお話や展開ですし、実際によくあるタイプのサスペンスですが流石巨匠の作品だけあり、実に読ませる小説になっております。 主軸の事件の解明を描きながら、平行して主人公の家族関係を横糸に織り交ぜ、それがとりもなおさず作品に厚みを与えていてこの辺は87分署で磨き上げたモジュラー式警察小説の流れをくむ展開になっており、やはり只者ではないと感じさせます。 謎解きも申し分なく、事件の解明も納得できる粗筋になっており、前作でイマイチに感じた私でも今回は頷ける出来になっておりました。 古典の「美女と野獣」をトレースした物語だそうですが、その原典の方の話はよく覚えていないので、よくできているかどうかは判りませんが、推理小説としては完成度の高い作品だと思いました。 巨匠の新機軸を堪能できる秀作。機会があったら是非。 | ||||
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絶世の美女ミッシェルが黒こげの全裸死体となって発見されます。両手足を針金で縛られ焼き殺されたのです。その前日彼女は、マシュー・ホープの事務所を訪れ、自分に暴力をふるう夫ジョージを告訴したいと訴えていました。しかし、夫は行方をくらませています。ホープは、やがて逮捕されたジョージの言葉を信じ、彼の弁護を引き受けることにー。マクベインが、87分署とは別の意気込みで書き始めたホープ弁護士シリーズの三作目です。本書はホープの一人称一視点で描かれており、主人公の行動と読者の意識を同一化させることに成功しています。小説の冒頭からマクベインの世界に引き入れられ、一気に読んでしまいます。すごく面白いですよ。ホープ弁護士シリーズ初期の力作です! | ||||
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