ミス・メルヴィルの後悔
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主人公は元々がパーティーもぐりの常習者だったからして暗殺はすべてパーティーがらみ。ここまでパーティーで大物が死にまくったらパーティーする大物はいなくなるんじゃないか。悪くはないがお手軽過ぎ。 | ||||
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彼女の家は名家。 だけれども、彼女にその恩恵は全くなくて、 しかも美術教師の職も学校が閉鎖により なくなってしまい… 全てに捨て鉢になった彼女は 自殺を決意しますが…できず。 ひょんなことからある衝動を起こしたがために 殺し屋稼業へといざなわれることになるのです。 割とサクサクと人が消えていきます。 アウトローなことをやってはいますが 殺される側はいわゆる「社会の害悪」 はびこっていればろくなことにならないのです。 メルヴィルを引き込んだ男は 名目上弟として ともに活動するのですが、 何やらそこには怪しい予感が… そんなには暗い作品ではないものの 一応、思わぬ事実が出てくることには 注意した方がいいでしょう。 | ||||
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勤めていた学校が閉校し美術教師の職を失った売れない画家のミス・メルヴィルが、ひょんなことから殺し屋としてスカウトされ、世の中の悪人たちをスマートに始末していくというミステリー仕立てのコメディ。見所はミス・メルヴィルが趣味にしているパーティもぐりの描写。招待されてないパーティにどうやってもぐりこみタダ飯にありつくか、実用的(?)な知識を伝授してくれる。パーティもぐりの仲間たちも一癖も二癖もあってユーモラスだ。面白いのはミス・メルヴィルのパーティもぐりの技能が殺し屋稼業にも役立つこと。殺しの標的は大抵社会的地位の高い連中で、殺害に指定される場所はパーティ会場が多いのだ。殺し屋がパーティに招待されるはずもないので、工夫を凝らして忍びこむというわけ。 恋人アレックスや友人とのやり取りなど本筋に無関係な脱線も多くやや冗長だが、ニューヨークの風俗が生き生きとリアルに描かれていて、それを読むだけでも楽しい。 | ||||
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帰ってきたミス・メルヴィルという本は別にあるのでややこしいが、新たに発行されたことは大変嬉しく、まさしく「帰ってきた」という意を強くする。 表紙が以前と同じであるのも大変嬉しい。ミステリアス文庫当時、このとてもしゃれた表紙にひかれて、手に取り、ミス・メルヴィルにはまったものだからだ。 上流階級出身で、きちんとした教育をうけた40代のハイミスで、画家でパーティもぐりで、そして殺し屋! 彼女を示す言葉をまとめてしまうとなんとアンバランスなのに、読んでみるとしっくりくる。彼女といっしょにはらはらしてみたり、世の中に皮肉な気持ちになってみたり。そして彼女の周りにはなんとユニークな人物がそろっていることか! 最後の大団円もとても嬉しい。 シリーズ続刊の復刊も大変楽しみにしている。 | ||||
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