【志水辰夫】
背いて故郷
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400日ぶりに東京に帰ってきた私立探偵沢崎を待っていたのは、浮浪者の男だった。
定年を迎えたり、親しい友人が亡くなったり、親やきょうだいの法事に集まったりするとき、ふと胸をよぎるのは、幼かった頃のことや、最も輝いていた時期のことだ。
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ただひとりの肉親だった祖父を目の前で殺害された渋木祐介少年の生活は、その日を境に一変した。
海峡で消息を絶ったのは、弟に船長を任せた船だった。乗組員は全て死亡したと聞く。
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見上げた空は果てしなく高かった。都会での華やかな暮らし、想い続けている人の横顔が、ふわり浮かんだ。
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あの「灰色熊」のような男になりたい。香坂正次は胸に野心を秘め、海外進出日本企業の非合法活動を担うその男に近づいて行った。
大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。
船戸与一最高傑作堂々復刊冒険小説の第一人者、船戸与一最高傑作『山猫の夏』が、この夏堂々復刊。
失踪した猟犬探しを生業とする探偵・竜門卓の事務所に、盲導犬の行方を突き止めてほしいという仕事が舞い込んだ。
直木賞作家の本領発揮、ユーモア全開の警察小説大阪府警捜査一課の文田巡査部長と総田部長刑事――通称“ブンと総長”は、名神高速道路で起きた乗用車爆破事件の現場に来ていた。
ささやかだが平穏な暮らしが、その日、失われた。怪しい男たちが訪れた時刻から。
建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。
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大正歌壇の寵児・苑田岳葉。二度の心中未遂事件で、二人の女を死に迫いやり、その情死行を歌に遺して自害した天才歌人。
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手がかりは死体に残されたキャッツアイ!サントリーミステリー大賞受賞作!府立美大に通う村山光行が殺された。
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