猛き箱舟
- 日本冒険小説協会大賞受賞 (9)
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極上の冒険小説でした。 | ||||
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30年以上前に読み、10回以上は読んでますが、これ以上面白い小説を読んだ事はありません。 船戸与一は、紛争地帯をほぼノンフィクションで描き、弱者にスポットライトを当て、極上のハードボイルドに仕上げています。 他界されたのは非常に残念ですが、他の小説も読んでみたいです。 砂のクロニクルのような1P3行は疲れるので、回避したい… | ||||
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船戸与一という作家は過小評価されていると思う。文章に沸る若さはある。だが本作は依然として触れ得ぬほどの熱量を帯び読者の心を掴んで離さない。何度読んでも。 こんな作品が他にあるか⁈ | ||||
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コミカライズで端折ってる所多数 小説のがよい | ||||
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探していたので | ||||
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外国に何回か行ったりしたものの生き方が定まらない香坂。唯一の取り柄といえば少し格闘技ができるくらい。 一方、海外進出企業から灰色熊との異名を持つ隠岐。 そんな香坂が、俺もあの人のような一級品の男になってみせる!という野心を抱き隠岐に近づく。 運良くモロッコで破壊活動を行うメンバーの1人に加えられる。 モロッコという我々にあまり馴染みのない国での物語が、筆者の綿密な調査を元に圧倒的な筆力で描かれる。 そして香坂はベルベル人の女兵士と出会い、数奇な運命を辿っていく…。 間違えなく国際冒険小説の最高傑作です。是非ご一読を! | ||||
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