生きいそぎ
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人生の折り返し点をとうに過ぎ、余生と言われる時期に主人公たちに起こる日常を鋭く抉った短編集。誰にだって人には話せない、墓の中まで持っていこうと決めた秘密がある。小説の世界なわけだから、フィクションであるという前提ながら、みんな業の深い人生を生きているのだ・・・という思いを抱かずにはいられない。8編の中では、個人的には「五十回忌」を推す。雷雨の中に幼少の記憶が甦るくだりは、鮮やかにそのシーンが浮かび上がるほど見事。ラストは鳥肌が立つほどだった。短編ドラマでの映像化もできそう。シミタツの文章は、物語の進行上どうしても必要になる説明的部分が極めて少なく、しかもスムーズに読ませながら伝えるという高度なテクニックが冴えていて、上手いなあ、と感心させられる。 | ||||
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相変わらずの「短編の名手」だ。著者は自己の作家としてのスタンスとして、短編については否定的であるが、私はおおいに好きだ。全8編、堪能した。 今回の主人公は、社会的にリタイアした初老男子。時として涙をさそい、ギョッとし、引き込まれるストーリー。短編ながら相変わらずの濃密なストーリー展開は凄い。 おすすめはラスト『赤い記憶』か。男として、母への思いが、熱く、刹那い。 | ||||
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8つの話からなります。定年後の男が中心の話がほとんどです。男と女の情の話、男の過去とのおりあいの話などです。志水節は、あいかわらずで、「こんな文章が書きたい」と思わせます。ただ、ちょっと暗めの話ばかりです。話自体は、筋、内容、構成等、上手いなぁ、と思わせますが、読んだあと、あんまり、よい気分には??でした。あと、話の主人公と年齢が違うためか、ピンと来なかった話が多かったです。年齢が近ければ、もっと、うなずける話が多いのでしょうか。 | ||||
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