山陰の小京都・萩で失踪した地方紙の記者・奥田。行方捜しを頼まれた浅見光彦は、防府市に住む妻のもとを訪れる。

お見合いのため山口へ向かった浅見光彦の親友・松田は列車の車窓から見えた萩反射炉公園に佇む赤い傘の女性に心惹かれ、その場所を訪れる。

鶴岡市で発見された身元不明の白骨死体。それが、すべての、終わりの始まり―天橋立で、「アマテラスの子」と呼ばれる神代静香。

新人英語教師・梅原彩が勤務する春日中学校に、刑事がやって来た。

5歳まで施設で育ち、奈良の由緒ある尼寺・尊宮寺に養女に迎えられた美少女・櫻香。

東京都北区に住む彫刻家の自宅から「妖精」が誘拐された!? ブロンズの少女像が忽然と消えてしまったというのだ。

名古屋、奥松島で起きた殺人事件を繋ぐもの。それは名古屋の名家に伝わる古い仙台箪笥だった。

高知行きのフェリーから男が転落死した。そして2年後、東京・高田馬場で男がマンションから転落死をした。

浅見光彦シリーズ3年ぶりの最新刊。熊野古道を舞台に繰り広げる、壮大な歴史ロマンミステリー。

芸備線の三次駅で若い女の絞殺死体が発見された。被害者は“後鳥羽伝説”の地を訪ね終え、尾道から東京へ帰る予定だった。

史跡調査で浅見光彦が見つけた白骨は、博多進出を狙う新興流通グループ幹部だった。

浅見光彦に錦秋の京都での取材が舞い込んだ。

真珠の養殖で有名な志摩半島の英虞湾に、己の刑務所体験を書く人気作家、袴田啓二郎の他殺死体が浮かんだ。

浅見光彦が見合いをする、美貌のヴァイオリニスト・本沢千恵子。だが、彼女の父・誠一が突然、失踪する。

殺された鈴木の祖父で、名家の当主義麿が綴ったノートを託された浅見は、事件の核心に迫る記述に引き込まれていく。

ルポライター浅見光彦の母・雪江が巣鴨で殺人事件に遭遇した。被害者は山陰の小京都・津和野の旧家、朱鷺一族の長老・勝蔵。

「トランプの本の謎が解けた」と出張先からの電話を最後に、詩織の父・大輔は何者かに殺された。

冤罪が疑われる事件をめぐり、軽井沢のセンセと浅見光彦の間を79通の手紙が往来した。

光彦・小学校五年生の夏。クラスに軽井沢からの転校生・本島衣理がやって来た。

美しい利尻富士で、一人の会社員が不審死した。

愛知県犬山市の明治村にある品川灯台で、大京物産の社長・高桑雅文の遺体が発見された。死因は刃物で刺された失血死。

『願』とだけ記された奇妙な葉書の受取人が、次々と殺されていく!一人目は撲殺され、帰宅途中の浅見光彦がその発見者となり、二人目は新潟県佐渡島で転落死した。

静岡の寸又峡で、TV局の記者久保と、作家を自称する男が相次いで殺された。

能の水上流宗家・和憲には、和鷹、秀美という二人の孫がいた。

製菓業界紙の社長が新潟県新津のホテルで殺害、現場に「白鳥の」という血文字が遺されていた。

終戦から70年経った8月15日、93歳の元海軍中尉が扼殺された。戦争はまだ終わってないのか。

それは不思議な「誘拐事件」だった。

名探偵・浅見光彦登場から40年! 旅情ミステリーの最高峰 宝石鑑定士・伊藤木綿子に、宝飾メーカーの専属デザイナー・白木美奈子が相談を持ちかけた。

倉敷市の山林で音楽教師・夏井康子の死体が発見された。

文豪・泉鏡花『草迷宮』のモデルになった三浦半島の旧家で、浅見光彦が取材をした老人は、「金沢へ行く」と言い残して数日後、安宅の関で死体となって発見された。

警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

各企業が車を飾りたてて大阪・御堂筋をパレード―その最中に事件は起った。

帝国海軍の象徴・東郷元帥の短剣を探し出してほしい―兄・陽一郎の知人の依頼で、ルポライター浅見光彦は短剣が盗まれた広島県江田島の海軍兵学校跡へ。

作家・内田康夫のもとへ名探偵浅見光彦宛ての手紙が届いた。

旧天城峠の崖下で老人の死体が発見された。男は「下司」と書かれた千社札を携え、毎年百の寺社巡りをしていたという。

「旅と歴史」の依頼で長野県中野市に向かったフリーカメラマンの小内美由紀は、自分と同じ姓に魅かれて、小内八幡神社を訪れる。

フリーライターの森田は、震災後の被災地の記事を書くため、松島を訪れる。

陸羽東線の無人駅・堺田。その駅前で、日本海と太平洋へ川の流れが分かれていく。

「あんたは長野県人として預かる義務があるのだ」。

骨髄移植の取材で山梨を訪れた浅見光彦は、ドナーの誘拐事件に巻き込まれた。

芦屋の海運会社社長邸を訪ねた東京の画廊社員が殺害され呑吐ダムで発見された。

「将門の椅子」に坐る者には死が訪れる―。

曾宮一恵は、和菓子屋を営む熱海の実家で、両親と共に倒れている所を発見された。

家族・親戚とともに水上バスに乗り込んだ花嫁の津田隆子は、船上から忽然と姿を消してしまった。

東京青梅で発見された会社役員の他殺体は、奇妙なことに虚無僧姿だった。

江戸川区内の交番に勤務する巡査長・山中浩平のモットーは、地元住民と仲良くすることだった。

音楽教師、杉山博之が変死した。

母親孝行がしたくて、九州の名所を巡る超人気豪華列車「ななつ星」ツアーに悪知恵を働かせ紛れ込んだ小悪党・賀谷大三郎。

房総の海に浮かぶ小島・美瀬島。浅見光彦の父・秀一は21年前、当地で海難事故に遭った。

「終戦記念日」と連続殺人の闇! あの日、日本で何が起きたのか!? 十津川警部が戦後70年の謎を追う! 「それ」は八月十五日ではなかった! 連続殺人の裏にある歴史の真相とは!? 都内のホテルで殺された女性は、伊勢神宮の吟行から帰ってきたばかりの俳句の先生だ

富山県八尾で老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。

浅見光彦の自宅近くにある平塚神社で商社マンガ殺された。買い物に出ていた浅見光彦は実況検分に遭遇する。

名探偵・浅見光彦のもとに届いた一通の手紙から芳香が立ち上った。差出人は、心当たりのない女性。

殺人請け負いグループに十津川が挑む! ファミリーレストランチェーンの社長・岡崎秀明が誘拐された。

新進ピアニスト・三郷夕鶴の相談を受けた浅見光彦。

南青山で交通事故に遭い死亡した男は、「ホトケノオデコ」という謎のダイイング・メッセージを残す。