「疫病神」コンビ、待望の復活。

疫病神・ヤクザの桑原保彦に頼まれ、賭け麻雀の代打ちを務めた建設コンサルタントの二宮啓之。

母は死に、父は人を殺した――。

「元彼の殺人容疑を晴らして欲しい」探偵・十村の元に舞いこんだ美女からの依頼。

建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。

衝撃だった。ここまで悲惨な状況だとは思ってもみなかった。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

八年前に突然絶筆した作家・咲良怜花は、若い編集者の熱心な復活のアプローチに、自らの半生を語り始める。

身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は 従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。

幼い命の死。報われぬ悲しみ。

一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。

作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年 貫井徳郎文庫作品 連続刊行プロジェクト 第2弾 600ページを一気読み!!! どんでん返しは 何回あるのか!? 終戦直後と現代が複雑に絡み合う 驚愕と感動のミステリ巨編! 話が四転五転六転する!? 絶望

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。

3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。

女性教師が自宅で変死-- 謎が謎を呼び、推理が推理を呼ぶ 貫井徳郎 本格ミステリの最高傑作! 女性教師はなぜ死んだ? 多重解決ミステリの神髄!! 小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。

かつてなくリアルに描かれる捜査の実態と癒着、横領、隠蔽、暴力、…日本警察の真実のなかにあぶりだされる男たちの強烈な光と闇。

天才的頭脳と、絶望的な孤独。授けられたのは、それだけだった。

仕事もしない無責任な夫と身勝手な息子にストレスを抱えていた芳恵。ついに我慢の限界に達し、取った行動は…(「崩れる」)。

銀行の現金輸送を襲え。目標金額は一億円―。

ええ、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。

あの強固な呪縛から、いつか解き放たれたかった。

幼き日に、警察に運命を狂わされた誠也とレイ。大人になった二人は、彼らへの復讐を始める。

―過去に重大犯罪を犯した人間が、会社の同僚だとわかったら?― ミステリ界の若手旗手である薬丸岳が、児童連続殺傷事件に着想を得て、凶悪少年犯罪の「その後」を描いた傑作長編! ジャーナリストを志して夢破れ、製作所に住み込みで働くことになった益田純一。

17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。

北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

「グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。

横浜・馬車道にある喫茶店「ペガサス」で働く毅志は、二階に探偵事務所を開いた皆藤と山南の仕事を手伝うことに。

蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に時効事件の重要参考人・松倉の名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

二日酔いで目覚めた朝、寝室の床に見覚えのない女の死体があった。玄関には鍵がかかっている。

国内篇2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、事前調査のためネパールに向かう。

「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。

1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。

思慮深かった中学二年の息子・優馬がマンションから飛び降り、自殺を遂げた。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。

北関東のある町で、中学二年生の名倉祐一が転落死した。

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。

ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。

内容（「BOOK」データベースより） 経営していた会社も家族も失った家具職人の東口。

少年が抱える切ない空想、曼珠沙華が語る夫の過去。老夫婦に届いた 絵葉書の謎、少女が見る奇妙なサソリの夢。

一九九一年四月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。

色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。

「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」。中二の逸夫が同級生から頼まれたこと。