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私に似た人
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.33pt |
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テロに関して考えさせられる作品かもしれないけど、何も共感できません。 | ||||
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テロが頻繁に起こるようになった日本を描いた本作。序盤は心理描写を通して、テロに対していろんな考え方があるんだと学ばされました。弱者を見捨てている社会に反発を感じて少しだけテロリストに心を寄せながらも、関係のない人を巻き込むことに憤りも感じる。でもその弱者が存在することも仕方がないのかもしれないし、自分には何もできないといった色んな葛藤が存在しました。広い視野や他者の考え方に触れるのが読者の醍醐味だと思っているので、それが良かった点です。それが段々と中盤から終盤にかけて、エンターテイメント色が強くなって行く印象を受けました。そのおかげでまとまりが足りないようにも思いますが、話の面白さは格段と加速して行きます。パズルのピースがはまっていく感覚という表現が相応しい一冊ではないでしょうか。 | ||||
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著者いわく「乱反射」路線ということで、”小口テロ”を10人の登場人物の視点から描かれており、結末は著者ならではの驚き付きです。 | ||||
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