80年代の本読みを即死させた究極の徹夜本! 彼女が危機に陥るたびに、その男は雷鳴とともに彼女を救いにやってくる。

オッド・トーマスは南カリフォルニアの町ピコ・ムンドに住む20歳のコック。彼には特異な能力があった。

最高に格好いい87歳、伝説の元刑事。

不老不死を実現する野望に取りつかれた天才的遺伝子工学者、エリック・リーベンは自らに施した遺伝子工学的処置〈ワイルドカード〉によって死から蘇った。

未曾有の大量殺人事件が発生した町へ通じる道路はすべて封鎖された。

【北欧の新星登場】 公園にぽつんと張られた白いテント。

心の平静を求め、シエラネヴァダ山脈にある修道院に滞在していたオッド・トーマスは、12月の深夜、ボダッハ“悪霊”を発見した。

“早く、早く死ななきゃならない"。 海兵隊員の夫が、ナイフで自らの首を掻き切る前に書き遺した言葉。

死者の霊が見える青年オッド・トーマスのもとに、知り合いの医師の霊が現われた。

オッド・トーマスは、海辺の町に引き寄せられるようにしてやって来た。

大邸宅に住むハリウッドの若き女性脚本家ヒラリー・トーマス。華々しい成功を目の前にした彼女を突然の侵入者が襲った。

高機能自閉症で言葉を発した事のない11才の少年ウッディ。

ミスター・ボーンズは犬だ。だが彼は知っていた。

雪の山道のドライブ、厳寒の川への転落、夫の溺死。そしてその夫は緊急蘇生プロジェクトの実験台に…。

ラグーナ・ビーチに住む作家ドミニック・コーヴァイシスは、深刻な夢遊病に悩まされていた。

ロス市警警察犬隊スコット・ジェイムズ巡査と相棒の雌のシェパード、マギーは、逃亡中の殺人犯を捜索していた。

雪のシエラ山中でバス転落。

ギヴ。それがその犬の名だ。

カリフォルニア北部の美しい海辺の町ムーンライト・コーヴ、ここでコンピューター会社を経営する天才的頭脳の持主シャダックは、「新しい人類」による「新しい世界秩序」の樹立を夢みている。

どこからともなく現われ、あわやの瞬間に人命を救い、ジムとのみ名乗って消えた男。驚くほど青い眼をした男。

冬なお暖かく、陽光あふれるカリフォルニアのコスタメサ。

ドッグ・レスキューとして虐げられた犬の救護に情熱を傾けるエイミーは、その夜、恋人のブライアンとともに不思議なゴールデン・レトリーバーを助けた。

うら若き未亡人のジョーンは、幼い息子を養うため少々怪しげなバーで働いている。

二人は学生同士の恋人だった。女は妊娠しており、男は結婚を迫られていた。

自分とそっくりの顔、そっくりの声。撃たれてもすぐに立ち上がり、どこへ逃げても追ってくる。

天才科学者フランケンシュタインによって創造された怪物は、現在まで生き延び、デュカリオンと名乗っていた。

バーテンダーのボブがその子犬を拾ったのはクリスマスの二日後のことだった。

女は政府の特殊機関ＳＷＡＴに追われているらしい。

実直そうな青年アレックスは、茫然自失の状態だった。新婚旅行の初日に新妻のドリーが失踪したというのだ。

ロス暴動大混乱の最中に発生し、まともに捜査ができず心に残っていたジャーナリスト殺害事件から20年。

アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。

ヴィクターの研究所の所在地を知ったデュカリオンは、彼の野望を阻む手がかりを探すため、その中に潜入した。

チェットとバーニーは、ドッグショーのチャンピオン犬のボディガードとしてやとわれるはずだったが……。

【アンソニー賞、マカヴィティ賞、ストランド・マガジン批評家賞最優秀新人賞受賞】 帰ってきてほしい――10年前に故郷を離れ陸軍で海外勤務についていたバンに、長い間音沙汰の無かった祖父から届いた手紙。

ローン未払いを理由に家を差し押さえられたシングルマザーが、大手銀行副社長撲殺の容疑で逮捕された。

刑事のカースンとマイクルは、人造人間がニューオリンズの至る所に浸透していることに気づき、デュカリオンはヴィクターの研究所を突き止めようとしていた。

女子高生失踪事件をめぐる、探偵バーニーと最高の助手犬チェットのハードな日々。

“景観荘”ホテルはコロラド山中にあり、美しいたたずまいをもつリゾート・ホテル。

リンダ・ヴァランダー、まもなく30歳。

吉敷竹史の元妻・加納通子は、「首なし男」に追われる幻影に悩まされていた。

タフでクールな女コニーと、まじめで理性的な男ハリーは、カリフォルニア警察の特別プロジェクトに携わる警官。

少年の日に体験した恐怖の正体は。二十七年後、故郷の町でIT(それ)と対決する七人。

銃撃戦で相棒を失い自らも重傷を負った刑事スコット。心の傷を抱えた彼が出会った新たな相棒はシェパードのマギー。

世界は終末のときを迎えていた。

耳について離れない名前「バーソロミュー」とは、犯した女が産んだわが子のことか?モラルなき怪物・ジュニアの激烈な思い込みは、息子への殺意に彼を駆り立てる。

ある夜、異常犯罪者に襲われた少女を救った青年チェイス。

警視庁公安部に属していた奥野侑也は、妻を殺人事件で亡くし、退職を決めた。

トッドは明るい性格の頭の良い高校生だった。ある日、古い印刷物で見たことのあるナチ戦犯の顔を街で見つけた。

依頼人アンドレ・ラコッセは殺害容疑で逮捕されていた。女性を絞殺し、証拠隠滅をはかって火を放ったのだという。

石岡和己、犬坊里美、そして加納通子―。雪に閉ざされた龍臥亭に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。

あのフロスト警部が、デントン署を去るときが来た? 自らのヘマが招いた事態とはいえ、マレット署長や新任の主任警部の目論見どおり追い出されるのは業腹だ。

かつて狙撃兵として国のために戦った男がふたたび立ち上がる。愛しい人を守るため囚われた過去へ銃を撃つ。

始まりは深夜の電話だった―。七年前に別れた久瀬の息子の慶太が誘拐された。

七年前、正平が十歳のときに、当時、高校二年生だった姉の美花が失踪した。以来、家族はバラバラになってしまった。

11年前、抜刀術・名雲草信流本家を悲劇が襲った。末の妹・綾が放火により焼死してしまったのだ。