大いなる手がかり
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初版刊行(参考)
種別
長編
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評判
大いなる手がかりの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
大いなる手がかりの総合評価:
8.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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人種:白人
性別:男
年齢:18〜24歳
原題は「Give The Boys A Great Big Hand(Boys=刑事達)」なのだが、これを皮肉交じりに「大いなる手がかり」と題した訳者は巧い。ただし、本文の訳は今一つなのだが。手がかりが少ないため、キャレラ達も科学捜査に頼らざるを得ない。科研のグロスマン、検視官補のブレイニーの仕事が丹念に描かれるのは上手い趣向だと思った。失踪課の刑事とのやりとりもトボケタ味を出している。勿論、刑事達の足を使った捜査も従来通り描かれる。しかし、三作後の「クレアが死んでいる」を知っている身にとっては、クリングとクレアのシーンは切ない。事件はストリッパー失踪事件へと絞られるが、巨漢に似合わず心優しきホース、辛抱強さなら天下一品のマイヤー・マイヤー、生真面目なキャレラというキャラクターが過不足無く描かれる。事件関係者の数は少ないのに、人間模様は錯綜していて中々的を絞らせない。そして、執念深い捜査で簡潔な結末へ導く手腕は見事。昨今の本格ミステリ・ホラー小説より、ミステリ的趣向、男女の愛の業(狂気)を上手く描いている点が買える。本シリーズのレベルを示す佳作。