(短編小説)

憎悪



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初公開日(参考)2009年01月
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短編小説

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十の罪業 RED (創元推理文庫)

2009年01月28日 十の罪業 RED (創元推理文庫)

巨匠マクベインの呼びかけに応え、名だたる人気作家が集結した書き下ろしアンソロジー。広義のミステリを書くこと以外は制約を受けず、各人が腕をふるった成果。本巻には、奇しくも“87分署最後の事件”となったマクベインの中編に、不運な天才犯罪者ドートマンダー、殺し屋ケラーなどが登場する全5編に加え、マクベインによる序文を収録。(「BOOK」データベースより)




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憎悪の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


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No.1:
(4pt)

バラエティーに富んだ、粒ぞろいの中編ミステリー・アンソロジー

巨匠エド・マクベインが編んだ、現代を代表する人気作家たち10人の書き下ろし中編ミステリー・アンソロジー。<RED>と<BLACK>の2分冊だが、本書<RED>では、編者マクベイン本人による“87分署”ものやドナルド・E・ウェストレイクの“ドートマンダー”もの、ローレンス・ブロックの“殺し屋ケラー”ものなどシリーズキャラクターが登場する作品も楽しめる。

「憎悪」エド・マクベイン:本書原書刊行の直前にマクベインが逝去したので、これが最後の<87分署>シリーズ作品となった。キャレラ刑事やマイヤー刑事など、お馴染みの面々がイスラム教徒のタクシー運転手連続殺人を追う。9・11事件の影響を色濃く反映している。文中の刻々と経過する時刻表示から、警察捜査小説らしい臨場感と緊張感がただよう。

「金は金なり」ドナルド・E・ウェストレイク:犯罪プランナー・ドートマンダーと仲間のケルプは、南米の小国の紙幣偽造に一枚噛むのだが・・・。

「ランサムの女たち」ジョン・ファリス:天才画家ランサムに、一年間生活を共にし、絵のモデルになってほしいという奇妙で型破りな依頼をされたエコー。婚約者で警官のピーターは気が気ではない。彼は、過去にランサムのモデルをつとめた女性たちを訪ねるのだが、彼女たちは皆、悲劇に見舞われていた・・・。

「復活」シャーリン・マクラム:時は20世紀初頭。舞台はアメリカ南部。老いた黒人が語る自らの半生は、奴隷制度や南北戦争、当時の医学事情など興味深い内容だった。

「ケラーの適応能力」ローレンス・ブロック:これもまた9・11の惨劇が殺し屋ケラーに与えた大きな影響を、ケラーの心情と、彼の“仕事”の遂行ぶりを通して描いている。

本書<RED>ともう一冊の<BLACK>は、2冊あわせて1377ページにも及ぶ大部の文庫だが、そんなに分厚さを感じさせないほど、バラエティーに富んだ10作品を、時を忘れて楽しむことができる逸品ぞろいのアンソロジーである。
十の罪業 RED (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:十の罪業 RED (創元推理文庫)より
4488169058



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