ノクターン
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不満を感じつつも、読みやすいのでつい手が出てしまう87分署シリーズです。 同じ警察官(たち)が主人公の作品であっても、ジェイムズ・エルロイのような情念の渦巻く暗い物語とは大分、雰囲気も異なります。 途中、何の事件の捜査をしているか良く分からなくなるくらい、小犯罪を巡るエピソードがメインとなる老女の殺害事件に絡んできますが、なんとなく読み進めると、なんとなくラストには帳尻が合ってしまいます。エルロイやリーバス警部シリーズのような分厚いステーキのような物語ではありませんが、これはこれでファーストフードの良さをもった作品ではないでしょうか。 人によっては、後味が悪いと思う始末のつけ方も、個人的には皮肉が利いていて面白いと思いますし、犯行の動機を含む犯人像についても、人間は愚かで利己的という達観した作者の視点が感じられて、これはこれで十分小説として成り立つ描き方だと思いました。 | ||||
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安アパートに暮らす老婦人の死体が発見されます。彼女は射殺されていました。やがて、老婦人がかつて絶大な名声を誇ったピアニストだったことが判明します。しかし、ひっそりと暮らす孤独な老婦人を誰が殺そうと考えるでしょうか? 捜査にあたる87分署の面々が聞き込みを続けるうちに事件は意外な展開を見せ始めます。同時に発生した若い娼婦など三人の人間を惨殺した若者グループを、88分署のオリー・ウィークスが追います。二つの事件は解決にいたりますが、読み終えたとき少し複雑な思いが心に残ります。後味の悪さがーと言ったほうが良いかも知れません。87分署シリーズには珍しいことですー。 | ||||
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キャレラとホースが手がかりを追うと、次々でてくる小犯罪の数々。 小犯罪の細かなリアリティ書かせたらマクベインってうまいですね。 そしてそれらをスムーズにつないで結末へもっていく。サイドにオリーウィークスが解決する、売春婦とポン引きの殺人事件も交えつつ、リアルに犯人を突き止めていく過程+犯罪にあふれる街を読ませてくれます。 | ||||
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