盲目の理髪師

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長編
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あらすじ

2018年05月31日 盲目の理髪師【新訳版】 (創元推理文庫)

大西洋をイギリスに向かう豪華客船クイーン・ヴィクトリア号のなかでふたつの重大な盗難事件が、さらには奇怪な殺人事件が発生する。なくなったはずのエメラルドがいつの間にか持ち主の手にもどったり、死体が消えたあとに〈盲目の理髪師〉が柄に描かれた、血まみれの剃刀が残っていたり。すれ違いと酔っ払いのどんちゃん騒ぎに織り込まれる、不気味なサスペンスと意表を突くトリック。フェル博士が安楽椅子探偵を務める名長編!(「BOOK」データベースより)

評判

盲目の理髪師の評価:

2.00/10点 レビュー 2件。 E ランク

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平均点2.00pt

盲目の理髪師の総合評価:

7.43/10点 レビュー 21件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.19
(5pt)

爆笑海洋推理物

時は大戦間の一時の平和な時代。ところは大西洋の真っ只中。
謎の女が大型客船の中で失踪。
まさか殺人が…?
と、力んではみたものの、素人探偵たちの推理ならぬ
当てずっぽうの捜査に、思わぬ不具合が次から次へと生じて…
行き当たりばったり極まりない主人公たちをさらに
ややこしくさせる変人たちがしゃしゃり出て大混乱。
はたして犯罪はあったのか、それとも単なる妄想か。

なにぶん古い時代だし、そこまで
面白くないだろうと思いきや…
声を上げて笑ったのは初めてです、推理小説で。
盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫)より
B000JAL0NW
No.18
(5pt)

爆笑海洋推理物

時は大戦間の一時の平和な時代。ところは大西洋の真っ只中。
謎の女が大型客船の中で失踪。
まさか殺人が…?
と、力んではみたものの、素人探偵たちの推理ならぬ
当てずっぽうの捜査に、思わぬ不具合が次から次へと生じて…
行き当たりばったり極まりない主人公たちをさらに
ややこしくさせる変人たちがしゃしゃり出て大混乱。
はたして犯罪はあったのか、それとも単なる妄想か。

なにぶん古い時代だし、そこまで
面白くないだろうと思いきや…
声を上げて笑ったのは初めてです、推理小説で。
盲目の理髪師【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師【新版】 (創元推理文庫)より
4488118283
No.17
(5pt)

爆笑海洋推理物

時は大戦間の一時の平和な時代。ところは大西洋の真っ只中。
謎の女が大型客船の中で失踪。
まさか殺人が…?
と、力んではみたものの、素人探偵たちの推理ならぬ
当てずっぽうの捜査に、思わぬ不具合が次から次へと生じて…
行き当たりばったり極まりない主人公たちをさらに
ややこしくさせる変人たちがしゃしゃり出て大混乱。
はたして犯罪はあったのか、それとも単なる妄想か。

なにぶん古い時代だし、そこまで
面白くないだろうと思いきや…
声を上げて笑ったのは初めてです、推理小説で。
盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5)より
4488118054
No.16
(5pt)

作者悪乗りのドタバタ喜劇! 怪作にして傑作!

この作品には著者お得意の密室もオカルトも不可能犯罪も出てこない。(正体・生死不明の女性の消失ぐらいか)
長い間私は、本作を取るに足らないものだと思い込んでいた。旧訳を読んだはずなのにほとんど記憶がない。
しかし本書の面白いことよ。ファルス(笑劇)趣味と言うらしいが、人の不幸を見て大笑いするような質の悪い冗談に溢れた作品だ。
豪華船で発生した二つの盗難事件と、殺人事件をめぐって、海賊船さながらの酒と乱行と混乱の中で、騒動が次々と巻き起こる。
特に終始悲惨な目に遭い続ける船長、終盤のアル中の人形師の「おじさん」の大活躍、そして酒乱の欲求不満の人妻の乱れ様等々、途中犯人とか真相とかはどうでもよくなって、ただただ楽しんで読んだ。
しかし流石ディクスン・カー。最後には、探偵役フェル博士と犯人の対峙の場面まで用意し、事件は真相へと収斂する。
16個の手がかりを示し、記載のページ数まで併記して、伏線を手際よく回収するくだりは見事と唸るしかない。
また同時に「俺はふざけているだけじゃない。やることはやってんだ。気が付いたか!」との自慢ぶりも覗える。
私には、そんな巨匠らしからぬ稚気が、微笑ましくてしかたない。
盲目の理髪師【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488118445
No.15
(3pt)

酔っ払い達の茶番劇に圧倒されました。

推理小説を読み始めた高校時代に1回読んでおり今回は2回目。ファース(笑劇)の味が濃いというのは記憶があったが内容は忘れていたので、どんな笑いだったのかに注目して読んだのだが…ミステリとしては期待したほどではなかった。

前半は謎に満ちて緊迫感も十分でさすがはカーと思わせるが中盤から冗漫で事件とは全く無関係の騒動(殺虫剤)まで起こるあたりは読むのがつらくなってきた。後半の第15章「いかにしてペリゴール夫人がシェンペンを注文し、エメラルドがふたたび現れたか」からは船上での晩餐シーンとなり酔っ払い達の珍騒動がこれでもかとばかりに繰り広げられる。その迫力には圧倒されるが、残念ながら品がない。

解決も中途半端な感がありミステリとしては評価できない。犯人側から見たときの動機や心理面も強引な説明で最終的にどうするつもりだったのかを考えると荒唐無稽な計画としか言いようがないと思われる。ファースの裏で不気味に犯罪が進行するといった雰囲気を期待したのだが、残念ながら後半はファースのみという感じで物足りなかった。

カーの作品によくあるパターン、つまり前半の謎は不思議さに満ちてその後の展開に期待を持たせるのだがその解決が強引で納得できないというパターンの一つと思われる。ただ、酔っ払い達の茶番劇という意味ではこれほどまでに描かれた作品はめったにないのではなかろうか。
盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫)より
B000JAL0NW

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