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ラスト・チャイルド
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【この小説が収録されている参考書籍】
ラスト・チャイルドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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文章や、構成など、非常に優れた作品でした。ただ、目線を重ねるキャラクターが一人もいないので、読んでる途中は面白さを感じることはできませんでした。 主人公の少年の描き方は仕方ないとして、事件に全員がおぼれすぎていて、読者が置いてけぼりになるので、大人の主人公のハント刑事は少し心理的には事件に距離をとる形のほうがよかったように思います。 複数人の視点や心情を描く割に同じ事実の繰り返しなのが残念で、キャラクターごとにもっと違う世界を見たかったなあと。 そういうところを膨らませて映像化したら、すばらしい作品になると思います。 | ||||
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皆さんのレビューとアメリカ探偵作家クラブ賞&英国推理作家協会賞につられ読んでみました。 ストーリーは行方不明になった双子の妹アリッサを捜す少年と事件に取り憑かれた刑事の物語。確かに帯にあるとおり、ラストは圧巻とは言える。でもなかなか感情移入することが出来なかった作品でした。 『家族の崩壊』や『家族の悲劇』をテーマにしているのですが、物語自体にスピード感もなく、登場人物の言動が意味不明な点があり、著者のジョン・ハート氏が訴えようとしていることを理解できませんでした。 これから購入を検討されている方は、是非リアル書店で立ち読みをされることをおすすめします。因に、ポケミス版と文庫版は同じ価格です。 | ||||
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悪い話ではないと思うが、推理小説としても普通の小説として読んでも中途半端で、物語に入り込めなかった。 理由は以下の3点。 1.少年の年齢は13歳という設定だが、年齢の割に行動力があり過ぎて違和感がある。 2.母親の心理描写が一切なく、外側からの描写だけで描かれており、人としてのリアリティが全く欠けている点。この描写の為、崩壊した家族という印象は極めて薄く、少年の冒険物語でもいいのではないかと思えてしまう。 3.主人公の刑事の事件への入れ込みようが理解できず、曖昧さと不自然さがぬぐえない点。 上巻はあまり動きがなく、救いのない家族の環境描写がひたすら続き、後半に入ってから物語は一気に動き出すが、巨体の脱獄囚の関わり方に関しては作りこみが過剰であり、この点に関しても不自然さが残る。 全体として悪くはないが、特に絶賛するほどのものではないという印象。 | ||||
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友人に勧められた。アメリカで長編小説賞を受賞したらしい。 しかし、状況説明が細かく長いのがこの作家の特徴だと思うが、分かり切ったことを何度も繰り返されるとついついページを飛ばしてしまう。 もう少し、短くまとめてもよかったのではないか。 それでもラストは畳み掛けるように謎が解明された。その手腕は見事というしかない。 | ||||
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大人はかつては子供だったのだが そんな子供のころのことは、大人になっていくに従って 段々と忘れていく 大人になってはもううれしくもなんともない事も 子供の時はドキドキ、ワクワクさせられたりしていた 特に大人の真似をして車の運転をしてみたり お酒やタバコを味わう真似をしてみたり また、隣の校区まで足を延ばしてみたり 山の中に入って基地を作ったりと 冒険、探検の気分を味わえたものである 子供たちも逆に今大人になっている人たちが かつて子供だったことを頭に置かず 大人には子供の気持ちが分からないだろう とばかりに反発したり距離を置いたりする 本書の著者は当然ながらかつて子供だった大人 本当の子供の視点ではないが子供の気持ちを思い 子供から大人の世界を見た様子を描いている | ||||
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大人はかつては子供だったのだが そんな子供のころのことは、大人になっていくに従って 段々と忘れていく 大人になってはもううれしくもなんともない事も 子供の時はドキドキ、ワクワクさせられたりしていた 特に大人の真似をして車の運転をしてみたり お酒やタバコを味わう真似をしてみたり また、隣の校区まで足を延ばしてみたり 山の中に入って基地を作ったりと 冒険、探検の気分を味わえたものである 子供たちも逆に今大人になっている人たちが かつて子供だったことを頭に置かず 大人には子供の気持ちが分からないだろう とばかりに反発したり距離を置いたりする 本書の著者は当然ながらかつて子供だった大人 本当の子供の視点ではないが子供の気持ちを思い 子供から大人の世界を見た様子を描いている | ||||
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色々なところで評価が高かったので楽しみにしていたのですが、登場人物の誰にも感情移入出来ず読み進めるのがつらかったです。 | ||||
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まじめな作品で内容の水準は高いとは思いますが、登場人物の言動がちぐはぐでなかなか感情移入できないまま読み終えました。例えば、主人公は13歳という設定ですが、いくら大人びている設定だからといっても、その言動から13歳は想像できず、彼の母親に至っては、ただ美しいという外見的描写だけで、内面が伝わってこない。どこもいいところがないのになぜ刑事があそこまで惹かれるのか、彼女が出てくるたびに支(つか)えました。それらの理由として、登場人物が傷を負っているからというだけでは納得できない、それぞれの魅力の描写不足を感じました。 | ||||
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