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(短編集)
最後のディナー
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最後のディナーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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特になし | ||||
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ミステリー作家の石岡と「龍臥亭事件」(未読でも本作に影響はほぼありません)の犬坊里美が主人公の表題作他2編の作品集。 「里美上京」は、主人公二人の再会の様子が取り留めもなく書かれたミステリーとは呼べない話。 「大根奇聞」と「最後のディナー」については、安楽椅子探偵的な御手洗潔がしっかりと謎を解き明かし、また表題作はやや切ないけれど最後は救われる物語です。 御手洗潔ファンは楽しめると思います。 | ||||
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里美に勧められて、いや強引に押し切られて石岡は英会話教室に通うことに。 全く適性のない石岡がその教室で出会った孤独な老人。 彼は石岡にどこか壁を感じさせる接し方で付き合っていた。 ところがある日、彼は英会話教室をやめると言い、イヴの夜に石岡と里美とランドマークタワーに行ってディナーに招くという…… 龍臥亭事件(実はワタクシ未読でございます)で出会った里美が、横浜にやってきて石岡と二人で事件に遭遇するという短編集。 御手洗潔が海外に行ってしまって、なおのこと情けない中年になってしまった石岡と明るくて元気な里美との対象がなんともイタイ。 ……まぁ、石岡さんは昔からこんな感じですが。 収録されているのは表題作の「最後のディナー」の他は、 里美が横浜にやってくる「里美上京」 里美の通う大学の教授が持ち込んだ昔話。飢餓状態の僧侶を救うため、桜島の噴火の灰で覆われた畑から老婆が大根をどうやって見咎められずに盗んできたのか「大根奇聞」 の計3編。 里美も石岡も謎を解くというタイプではないので、最後に御手洗に連絡してサクッと解決されてしまうという形がどうにもしっくりとこないなぁ。 ミステリとしては肌に合わない作品集でした。 「異邦の騎士」を読んでいるので、里美を良子に重ねてしまうのはしかたないところ。 安楽椅子探偵としての御手洗の魅力がこれだけではちょっと足りない感じ。 | ||||
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ミステリとして読む話じゃなく、その辺に転がってるちょっといい話程度の作品で、 派手な長編御手洗シリーズとして読むと痛い目を見るだろう それにしても、女子大生の言動に一喜一憂するおっさん的ストーリーはさすがに 勘弁してほしいところである | ||||
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