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北の夕鶴2/3の殺人
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北の夕鶴2/3の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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いわゆる『吉敷竹史』シリーズの3に当たる本作。思いが残るまま別れた妻加納通子が主人公となり 彼女の突然の電話からドラマは展開し、北端の町釧路に舞台は馳せる。 彼女が殺された?〜彼女が殺した?と状況証拠から一転二転しながらストーリーは進み、事件の キーマン藤倉兄弟に行き着く。彼らと通子の関係は?そんな中、藤倉兄弟、通子も住む三棟建ての大型 三ツ矢マンションで聞き込みを進める中で証人が複数以上存在する怪談、怪奇現象が大きくクローズ アップされる。一笑に付したいこれらの事件はやがて事件の核心と奇妙な符合を見せはじめるーー 「僕はとにかく読者を驚かせたいんだ」と語る島田荘司作品でやはり大型トリックに属するこの作品。 「ある訳ないだろっ!」と言えばそれまでだが、「不可能とは言いきれないだろう」と言う絶妙な トリックは島田作品ならではと思える。読み終わったあと、タイトルに大きく頷くのあった。 | ||||
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とんでもなく大げさなトリックは拍手ものだが、犯行計画としては欠陥があると言わざるをえない。トリック実行のためには死体発見現場に共犯者がいることが絶対条件なのだが、その共犯者が殺人を実行したのだろうと問い詰められた場合、犯人には反証ができないのである。 また、話の中で見えてくる犯人のキャラクターが、そんな大トリックを考え出すような人物にはとうてい思えないのも弱点だ。後半のサスペンスフルな展開にはその犯人像で全く差し支えないのだが、このトリックを中心に据えるのなら、もっと尊大な人間を犯人に設定し、御手洗潔と対決させてもらいたかったと思う。 トリック自体に星2つ進呈。 | ||||
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よくもまぁ、こんなバカバカしいトリックを考える人もいるもんだ(笑)。バカバカしいけど、不愉快ではないですね(笑)。でも、多分、実現不可能でしょう。そういう割り切りが必要な作品ではあります。ただ通子との大河ストーリーという観点でみると、吉敷ファンには欠かすことのできない作品です。 | ||||
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島田荘司の本はこれで2冊目読破です。ハードボイルドで、一度決めたことはやり通す吉敷刑事は、まさに私の理想とする自分の姿であります。(今は全くかけ離れていますが、いつかは・・・!!)内容は、うーん。トリックが壮大すぎて、悪い意味で想像を超えたものになってしまった。そこが残念。 | ||||
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