■スポンサードリンク
暗黒館の殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
暗黒館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全199件 21~40 2/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーが好きな方にはお勧めしたい。 館シリーズの最後に相応しい妖しげな惑わされる様な、読者まで酔わされる一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説というより、摩訶不思議系なミステリーでした。というとネタバレになるのかな。でもちゃんと読んでいれば明らかにわかる事実のおかげで、大体予想通り。いくつか、そうだったのか!と思うところはあるけれど、やられた!というより、知らない歴史を説明された感の方が強かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
館シリーズを最初から順に読んでいます。 「暗黒館の殺人」はこれまでにない4冊構成の長編で、中だるみしないかと少し不安でしたが、1巻の冒頭の部分を読んだだけで、その不安はどこへやら、これは期待できる作品なんだろうなと確信しました! 自分の期待以上のミステリーの世界に、早く2巻以降を読まなければ!という感覚に駆られ、一気に読み進めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全4巻構成の2巻目です。 いよいよ殺人事件が起こり、暗黒館に漂う不穏で奇怪な空気の中に飲み込まれていくのを読みながら感じました。 登場人物全員が怪しく、善か悪か判断し難く、謎は深まるまま3巻に続いていきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全4巻構成の3巻目。 18年前の〈ダリアの日〉に起こった不可解な事件。3巻では忌まわしくも悲しい一族の真実が次々と明かされていき、いよいよ最終章へ突入していきます。 ページ数は驚異の648ページ!尻込みしてしまうページ数ですが、一気に読み進めてしまうほど面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
霧が晴れたような読了感ではなく、得体の知れないモヤモヤ感に包まれ、まだまだ自分が館から抜け出せない感覚が今までに感じたことのないミステリーの読了感で逆に新鮮で良かったです。 作者・綾辻行人さんの策略に見事にハマりました。 「暗黒館の殺人」は数ある館シリーズの中でも一級のミステリーだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時間軸のずれた2人の人物を同一人だと読者に思わせるミスリードがこの本の柱だと思うが、それが偶然の一致とこじつけのオンパレード。これまで館シリーズを読んできて最後に作者に一本取られる快感を期待したが、この作品はこれはないなという事ばかりで不満だけがつのった。謎解きも意表を突くところが無くい。評価する人が多いが自分としては最低評価。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「孤島の鬼」の登場人物が「黒死館」で「ドグラ・マグラ」するとでも言いましょうか。 人魚に、吸血鬼に、横溝正史ばりのどろどろ人間関係が入り乱れ、見どころ満載。 中也君と玄児の関係が耽美で(孤島の鬼を連想した理由の一つです)そういう意味でもドキドキしてしまいました。 全四巻と長いのですが、その長さと重さ自体がこの作品には必須なのだと思います。 含みを残した結末が物足りない気もしましたが、白日の下に晒すことなく終わらせてくれて感謝したいような気もします。 素晴らしい読書体験ができました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
《館》シリーズ第八作。 これまでの館シリーズを総決算するかのような趣向がこれでもかと網羅された大作。描写や雰囲気作りは相変わらずのクオリティで氏の世界が好きな人にはたまらないはず。ただ……とにかく圧倒的な量のページが物語に費やされていて、それが奏功しているかどうかにはいささかの疑問も。「暗黒館」という舞台立ても、名前から感じられるおどろおどろしさには否応なく期待を高められるものの、「ただ黒い」といったような程度の特徴しかないので、いささか物足りなさがあったのも否めなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
暗黒館に踏み込んで約2週間、やっと全ての謎が解けた。 綾辻氏の“館シリーズ”、読んだことがなかった頃は 登場人物が多くて内容やストーリーが複雑そうで敬遠していたが、「十角館」から始まり(現時点、黒猫館を除き)暗黒館まで到達した達成感は格別である。 まさか、憧れのこの長編までこんなに早く読破できるとは夢にも思わなかった。 広い暗黒館のフロア、この4冊目では既に頭には入っているが、登場人物の動向をきちんと把握するために何度も地図を見返すことも必要。 江南氏は本当に必要だったのか?謎の(字体を変えた)モノローグは本当に必要だったのか。 ストレートに“私”の主観からストーリーを展開していけば、こんなに複雑で長い話にならなかったのではないかと。 しかし、この4冊は読みごたえ抜群、どっぷり 館シリーズにはまり、その真骨頂を味わうことができた。氏に感謝!! 暗黒館ロスが数週間続きそう。 クライマックスで、ようやく“私”こと“中也”の正体が明らかになるが、このトリックは二重の仮定で成り立っているので現実的ではないが、大変面白いプロットであった。ここまで期待して読んできた価値あり。 今後も、このような素晴らしいミステリーで魅了される綾辻ファンが増えることを祈ってやまない。 「傑作」と言い切っていいだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなに長いミステリーは初めてです。やっと3冊目を読破しました。まさに佳境です。疑問がどんどん解明されていくが、大事なところは4巻までお預けか。登場人物が今どこからどこに行くのか、本付属の地図を見ながら頭の中は館内の三次元の画像がめくりめく展開される。ミステリーと言うより、この秘密に満ちた浦登家の過去が、”私”の次の主人公に値する”玄児”によって語られていくストーリー性とおどろおどろしい館の雰囲気が見事にマッチして、読み応え抜群です。まさに館シリーズの集大成と言えるでしょう。さあ、次はラストとなる解決編の4巻目を気合を入れて読み進めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まさに「綾辻行人全部盛り」、自他共に認めるであろう館シリーズの集大成。これほどまでに集大成という言葉がふさわしい作品が他にあるだろうか。 第一巻にあたる序盤1/4ほどは道行きも重く読むのがかなりつらいが、事件が起きた後はあれよあれよと引き込まれ、館を支配する暗黒に読者もまた取り込まれていく。作者も我々も愛してやまない乱歩・小栗・横溝の正統派怪奇探偵小説のめくるめく絢爛かつグロテスクな世界がこれでもかというくらい繰り広げられる。さんざんもったいつけられる《肉》の正体など、おそらくほとんどの読者は早々に予想がつくだろうが、いよいよ言及されたところで出てくる感想は「想定の範囲内」というよりは「待ってました!」である。 そしてクライマックス、ミステリを読み慣れた読者ならばこの作品の最大のサプライズが殺人事件の真相ではなく中也の正体であることを薄々察しながら読むはずで、その期待に完璧に応えるものを用意してくれている。集大成、という言葉しか出てこない。 いまいち評価が高くないのは多分に「視点」どうのこうのという叙述によって江南孝明を話にからめようとしているせいだろう。この部分は、いかに綾辻ファンといえど擁護のしようもなく、失敗していると言わざるを得ない。手記を読んでいる体にするとか、もう少しスマートなやりようがあったはずである。 が、枝葉末節。この作品の真価はそんなところにはない。 綾辻行人が自作を「傑作」と言い切っているのはこの暗黒館以外に思い浮かばない。こんな暗黒の大伽藍を何年もかけて苦しみながら書ききったのであれば当然の自己評価だろう。大傑作である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
4冊の内の1冊目と言う事で、全く事件が起きません。「江南が塔から落ちた」という事だけです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっと、最初の事件が起きます。もうとにかく進みが遅くてイライラします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もうとにかく進みが遅くて。イライラします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
双子の姉妹が切り離されて「抜け穴を1人ずつ通り抜けられる?」何で?1人は「足」が無いのでは?本当につまらない4冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
館シリーズの中で1番ハマりました。 面白くて、とにかく先が知りたくて夢中で4冊読んでしまいました。 館シリーズ好きなら読まないなんてもったいないです。 後半は途中、何回も「えぇっ!」って声を出して驚きました。 あぁー、衝撃だった。面白かった…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近『館シリーズ』を一作目から読みはじめ、たった今暗黒館を読み終えたところです。 最初は全4巻(しかも全部分厚い☆彡)の圧倒的物量に怯みはしましたが、 2巻からは世界観にどっぷり引き込まれ、そこから2日で一気に読み切りました。 過去作にないほどホラーテイストな世界観、過剰なまでに謎に満ちた登場人物達、入り組んだ視点など、 読む人の好みで賛否は大きく分かれるんだろうな、とは思いました。 個人的には「推理小説」というよりは「物語」として非常に心惹かれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヨレているのを覚悟していたのですが、きれいな状態で嬉しかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2020年春、世間は新型コロナウイルスで大騒ぎだ。仕事も暇である。お出かけもままならない。そうだ! この機会に…と本棚に10年以上放置していた『暗黒館の殺人』全4巻を、やおら取り出した。僕はもともと本を読むのが遅いのだが、この4冊は仕事もまあちょこちょこやりながら、約10日間かけて読了した。異例のスピードである。それだけ引き込まれた、ということだろう。 怪奇、幻想、狂気、推理の堂々たる満漢全席である。これでもかこれでもかのつるべ打ちで、いつ果てるとも知れぬ悪夢が展開する。良くも悪くも綾辻行人の趣味が「全乗せ」なので、ぶっちゃけ万人好みの作品だとは思えない。僕はミステリファンではあるが、熱心な綾辻ファンとは言えないので、基本はおいしくいただきながら、ところどころで胸焼けを感じないでもなかったのが正直なところ。 だから、館シリーズの集大成としての読みどころとか感慨を云々する資格は僕にはない。最後はもちろん「ああ、そうなのか!」と大いに驚愕したし、こういう展開をよく考えたものだなあと感心しかない。しかしそれよりも、そこかしこの場面や描写に、僕は綾辻行人という作家が吸収してきたさまざまなものを感じ、それらがちゃんと血となり肉となって独自のワールドを形成していることに唸った。 物語の基本フォーマットは横溝正史だろう。それも『八つ墓村』が根底にあると思う。主人公の自分探し、過去の殺戮、双子の姉妹、ラストの…おっと、それ以上は言えないけれど、その他の横溝作品も含めて共通項は多い。ミステリ要素としては、クイーン風のロジック、カー風のトリックも盛り込まれている。ホラーでいえば、例えば2巻終わりの鮮烈な恐怖シーンに、「フェノミナだ!」とアルジェント作品を思い出さずにはいられなかった。さらに少年たちの健気なシーンには、楳図かずおの『漂流教室』を重ね合わせて読んだ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!