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家守綺譚



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【この小説が収録されている参考書籍】
家守綺譚
家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚の評価: 4.52/5点 レビュー 148件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全148件 41~60 3/8ページ
No.108:
(5pt)

心がほんわか。

自然や植物、河童、人魚とかが登場し、ファンタジーの世界が柔らかく繊細に描かれています。 この家に住みたくなりました。 住人と一緒に暮らしたい。 心の棘が癒されまるくなっていくような感じがします。 何度も読みたくなりますね。
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No.107:
(5pt)

感覚の共感!

とても良い本に出会えました。 読み終えるのがもったいなくて、、、 これほど自然に体に染み入ってくる本はないと思いました。
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No.106:
(4pt)

和の雰囲気

独特の和の雰囲気がいいですね。 今市子の百鬼夜行を思い出しました。
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No.105:
(4pt)

心地よく気持ちをゆさぶる

日本人であることがちょっと嬉しくなる1冊です。 梨木果歩さんは舞台が日本でもイギリスでも、丁寧な暮らしぶりやさりげないけれど美しい景色を綺麗に切り取ってみせてくれて、読んでいる私たちはただ心地よくそれを受け取ればいい。 そしてふいに大事なものが現れて心をゆさぶります。
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No.104:
(3pt)

好みからは外れているが

読み始めから「これは読まなくてもいいか」で放棄しようと思ったんですが、残ったページを拾い読みすると「いや、とりあえず読んどこうか」と思ってしまう。それを繰り返して最終ページまで行っちゃいました。
で、最後の2Pで何となく腑に落ちちゃった。と言う感じでした。
読んでる時に面白いとは余り思ってなかったんですが、とりあえず吸引力があって、読後納得してしまう説得力があったんだと思います。
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No.103:
(5pt)

いつも持って歩きたい

「家守綺譚」(梨木香歩)を読んだ。どう言ったらいいかわからないけれど、とにかくある種の頂点を極めた傑作であると思っている。電子書籍化してくれないかなぁ。いつも持っていたい作品なんだ。
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No.102:
(4pt)

漱石へのオマージュか

明治後期を想定した不思議な連作だが、読み始めた印象から、漱石の「夢十夜」が想起される。「こんな夢を見た」という書き出しで、漱石の見たという10の物語が連なる小品である。
たとえば、第一話は、あなたを百年待ちますという女性が、いつの間にか、百合の花とクロスする物語だ。
家守物語の主人公は英語教師の道を断るが、漱石のキャリアと完全に重なる。
賢しげな犬のゴローは、我が輩は猫、を犬に置き換えたようにも思える。

一方、室町時代に大成された「能」.の世界では、草花たちが魂を持ち、人間世界と自由に交流する。桜、梅、杜若、芭蕉など植物の精が、劇の主役である。
漱石の謡曲趣味は知られているが、家守奇譚の梨木香歩の作品では、草木国土悉皆成仏の、万物に魂を見いだすアニミズム的世界が描かれている。
能の世界に四半世紀かかわってきた身としては、この作品の描く世界は、まったく違和感なし、である。

ちなみに、作品の展開する舞台は、琵琶湖から疎水が流れる山科あたりである。鉄道駅は、東海道線山科駅だ。
機会があれば、現地に作品の面影を求めて、探訪してみたい。
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No.101:
(5pt)

どうしても欲しかった!

文庫本で読んだのだが、どうしてもハードカバーが欲しくなった。この短編集はメチャクチャ心に沁みる・・・
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No.100:
(2pt)

大人の童話

「海うそ」を読んでから、続けて購入しましたが、ジャンルの全く違った本でした。
「大人の童話」と言った感じで、これが梨木さんの作風だと認識しました。
また、この作品も難解な漢字が多く、これも梨木さんのスタイルなのですね。
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No.99:
(5pt)

浸れました

久々にドンピシャな本に出会いました。
舞台は明治ごろの京都でしょうが、それを強調しすぎない、設定に頼りすぎないところが心地よかった。
舞台はこの小説の場合どことしてイメージしても良さそうです。
なんだか可愛らしく美しくしんみりした世界観でした。
ある程度の植物の知識は必要とされますが、宮沢賢治とか、ますむらひろしさんのように自然の美と移ろいを感じ、また不思議な出来事もあんまり当たり前のように描写されるので、自然とこちらも世界観に溶け込んでいけるようでした。
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No.98:
(5pt)

何度でも読み返したくなる

不器用な主人公と植物や動物、人ならぬものたちとの語らい、じんわり心が落ち着きます。
野山に出かけたくなる素敵な本。
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No.97:
(4pt)

四季をめぐる古来の日本の描写を丁寧に描いている

主人公綿貫はやや屈折した物書きではあるが、彼を取り巻く人間、妖怪といったものが丁寧に書き込まれている。物語自体は淡々と進むが、最後にはとある場所に行き、彼は屈折した人間ではあるが、同時に礼儀を正しく行える人間であることがわかる話がある。これはきっと日本人の感性にひびくのではないかと思う。余韻の残る素敵な話で何度も読み返すお気に入りの1冊です。
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No.96:
(5pt)

ラーメンズで見えてくる。

最早出版から10年の余を数えるこの本ですから、大抵のことは皆さまが言い尽くしてくださいました。
が、意外なことにどなたからもご指摘の無かった件。
皆さま、綿貫は片桐仁、高堂は小林賢太郎ではありませんか?
いちどそう感じてしまうと、まるで梨木さんがラーメンズに当て書きしたのかとまで思えてくる不思議。
どちらも天の才あり。とにかく秀逸なこと。
いままで幾度読んだか知れませんが、またこの蒸し暑い夜に手に取りたくなりました。
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No.95:
(5pt)

不思議な感覚でした!

どこかのFBか、ブログでこの本のことを知り、ちょっと面白そうだなと。。。 先日、入院した折に読みましたが、自分が不思議の国に行ったような。。。 でも、楽しかった! 我が家にも小さな庭があり、思わず見渡してしまいました(笑)
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No.94:
(2pt)

思ったほどではありません

日本経済新聞の土曜日の夕刊(日付は忘れました)を見て、滋賀県のことも書かれていると思って早速買ったのですが、中身はごく普通の随筆でした。日経がなぜ取り上げたのでしょうかねー
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No.93:
(5pt)

日本昔ばなしを思い出しました。

読んでいて真っ先に思い出したのが、小さい頃よく見ていた「まんが日本昔ばなし」。タヌキに化かされる、河童が出て来る、木が人に好意を持って訴えかけてくる等々。ありそうで無さそうなファンタジーの世界で、何だか懐かしくなりました。100年前の日本は不便で貧しかったかもしれないけど、自然と寄り添って、案外今より充実した時間を過ごしていたのかもしれないと思います。
ほんの少しですが、主人公・綿貫の友人として、梨木さんの著書『村田エフェンディ滞土録』の村田が出てきます。と言ってもトルコにいるので、話題に上るだけですが。こういう小さいサプライズは面白いですね。
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No.92:
(5pt)

美しい日本

明治の頃の美しい日本の風景がよみがえる。そこで暮らす人々の心に宿る自然に対する感謝と畏怖を、私たちは効率の名のもとに放棄している。
二十四節気に七十二候。太陽暦が日本の風土に馴染まないと感じるのは、私だけではありますまい。
泰然自若としてありのままを受け入れる主人公、綿貫征四郎にニヤリとさせられ、そこに潔さも感じる。

各短編の結びも良く、ヒツジグサやサルスベリ、セツブンソウなどなど、草木の画像を検索しながらゆっくりと楽しめました。植物図鑑など眺めながら読むのもイイかもしれません。
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No.91:
(5pt)

とても好きな世界。

今の生活にはない、でも日本ならではの世界観。この時代に生きていたわけではないけど、何故か戻りたくなります。梨木香歩さんの作品のなかでも一番好きです。
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No.90:
(4pt)

不思議な世界に浸れます

つかの間のファンタジー。
不思議な世界に浸ることで、日常のストレスを忘れることができるかもしれません。
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No.89:
(3pt)

綺麗な中古本

実はまだ、あまり読んでいませんが、そのうちじっくり読むつもりです。
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