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海辺のカフカ
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海辺のカフカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全520件 361~380 19/26ページ
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一年ぐらい前に読んだのを再読しました。 甲村記念図書館の雰囲気やそこで働く大島さんのキャラは何だか好きです。主人公の田村少年と記憶をなくしたナカタさんとさくらのキャラは嫌いです。 大島さんVS女性としての立場からの二人のくだりが面白かったです。あと山梨で起こった集団催眠事件のくだりも面白いです。 俺としてはねじまき鳥の渋さが好きなので、面白いには面白いけど星三つです。 | ||||
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カーネルって誰。 石ってなに。。。 読まなきゃよかった、正直にそう思う。 ものすごく読みにくかった。 現実を非現実の世界が全く融合している気がしない。 納得いきません。 | ||||
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実態や真意を汲み取ろうとすることは非常に困難だった。合点のいかないことや説明のつかないことがあまりにも多すぎるからだ。でもこの本を読むに当たって、そんなことに力を注ぐことはあまり意味を持たないのかもしれない。メッセージ性より世界観。奇抜な登場人物や出来事が織り成す不条理な世界にグイグイ引き込まれます。とても美しくソフトで平易な文体・文章は、次へ次へと読み進んでしまうので、不可解な出来事もすいすい頭に入っていき、みるみる非現実的な浮遊状態の世界にのめりこんでしまいます。 | ||||
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海辺のカフカに限らずとも村上春樹の作品はどれもその内容を深く考えさせてくれる。 この小説も同じようにただ読んだだけでは内容がうまく分からないと思う。 村上春樹のほかの作品と一線を画すところはこのカフカには「役割」が与えられている ということであると思う。この意味をよく考えて読んで欲しい。 また書評にはあまり書かれてなかったが「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を 読むことで、この小説に書かれている「影が半分しかない」ことの意味 そして「入り口の石を開いてカフカが行った世界の意味」などが分かるのでこれを読んだ後に海辺のカフカを読むことを進める。(これが物語のなぞをとく鍵となる) よく分からないままにしないで考えて読めば新しい発見がいっぱいあるのが 村上春樹の小説の魅力です。 そして、その意味は物語にはかかれてないのでぜひ自分で考えてください!! | ||||
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難しく、いろいろ考えさせられる村上さんの小説。 図書館、海辺、森。浮かびあがる情景はとても美しく、儚い。 若くして最高の幸せを手にしてしまったら、人は臆病になるのだろうか? 失う怖さ。変化への恐れ。 自分の中で、甲村少年と佐伯少女の淡い姿が浮かび、それが脆くも美しい感じ。 ナカタ、ホシノは面白かったけど、やっぱよくわからない。 僕はやっぱり、ノルウェイの森が一番好きかな。 | ||||
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まさにメタフォリカルな不思議世界が錯綜します。 結局よく解らない部分が多いですが魅力的な登場人物と筆致の軽妙さで一気に読める面白い作品です。 個人的には、生でも死でもない中間世界が精神世界に(もしかしてそれを超えて)存在するという印象が強く残りました。 著者の意図を含まない確信犯的空白が随所に感じられ、そこに映るのはまさに読者自身なのでしょう。 再読時にはまた違う感想を持つと思います。 | ||||
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人間は存在している時点でいやおうなくどこかに所属している。そして、周囲にあるものを認識することで自分を発見するのである。 しかし、その認識も自分というレンズを通してえたものであって、決して認識は受動的な行為ではない。 つまり、能動的に認識に向き合うことで、世界の見え方をまるっきり変えることも可能なのである。 そういう点で私たちは「世界でいちばんタフな少年」になる必要があるのではないだろうか。 | ||||
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友達にこの本をもらい、小説というものを小学校の時以来読みました。(今僕は34歳です。) つまり僕の素人としての感想として下の内容を見て下さい。 結論としては、よくわからなかった。1.人間の成長と2.ファンタジー的な内容とが入り組んでいてどうなっていくのかなと、わくわくもしましたが最後は、1.人間の成長の方で締めくくられてて、確かにほっとする安堵感があったものの、もっと壮大にわけがわからないような感じで終わって余韻がどこまでも続くみたいな感じでよかったのではと思いました。 内容は2つの要素から成り立ってて、 1.⇒家出少年が様々な人から支援を受けて最後は僕、東京に戻ってやっぱり学校に通いますっ、みたいな人間の成長を描いた内容と、 2.⇒いろんな不思議な情景とか人物が「1」のまっすぐとした線の上を、ジグザグに交差してファンタジーな空間がかもし出されていた。 最後は、結局「2」のファンタジー的な内容はどこに行ったんや?ただの夢やったんか?っという気になってしまいました。 | ||||
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何だろう、この感覚。 非常に読みやすいのに。 断片は面白くないのに読み進んでしまうのは。。。 違和感もあります。 変なおぢさんにうなじに息をかけられたような不快感もあります。 さすがに爽快感はありません。 なんだか琴線にふれません。 どの登場人物も。 という意味で、なんか引っかかる作品。 良くも悪くも。 あとで読み返すほどでもないし。 読んだ後で何も残らない本よりはましですが、 感動や、余韻や、カタルシスってやつはあまり強くないかな。 いまのところ。 次が気になるかって言うと、そうでもないし。 かといって、下巻も買ったし。 村上さんと小生はパラレルワールドにいるのでしょうか ??? が、今のところの感想。 星の数に現れていますね。 次元は違うけど、パラレルに進んで、絡み合う話なら、 北杜夫の「さびしい〜」シリーズのほうが面白い。 | ||||
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割と分かりやすいし、そこそこ楽しい。 ナカタさんとホシノくん、カーネル・サンダースのやりとりが好き。 口調が違うだけで、全員同じキャラなのが笑える。(猫までもが) でも、何かを象徴してたり、比喩的な表現ばかりで、途中で飽きてくる。 それがこの人のスタイルなんだろうけど、非常に面倒くさい。 物語は、殆どスティーヴン・キングの「デスペレーション」と同じ。 それを、面倒くさくして、含蓄があるように匂わせてるような作品。 物語にちりばめられたモチーフを見つけて喜ぶような、スノッブ(=ヲタ)向けです。 | ||||
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すご〜く 哲学的で ちょっとストイックだけど 突然克明な性描写。 ねこさんとお話できるナカタさんが好きです。 みなさんの感想が楽しみな一冊。 わたしには 難しくて〜 ^^ | ||||
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4分の3ぐらいまで読んで、傑作だと思った。 ストーリーテリングのセンスは素晴らしく、 ギリシャ悲劇を下敷きにしているのも作品に厚みを加えていた。 キャラクターも魅力的だった。 特に、猫と話せるナカタさん。 そして博識な大島さん。 大江健三郎の作品群と比較しても、負けていないと思った。 これはノーベル文学賞に値するのでは?とも思った。 しかし、ラスト4分の1を読んで考えが変わった。 しょぼい。 盛り上がらない。 特にホシノ青年と白い物体の戦い。 ひどい終わり方だ。 せっかく苦労して築きあげた物語が、ガラリと崩れてしまった。 もったいない。 もう少しで大傑作だったのに・・・。 終わり良ければ全てよしというが(『羊をめぐる冒険』がそうだった)、最後にびしっと締めて欲しかったな・・・。 | ||||
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上、下巻読みました。 SFぽいところと哲学的なところがあり、 読んでいてどうなるかワクワクして一気に読んでしまいました。 個人的にはノルウェイの森より面白いと思う。 | ||||
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村上春樹は、文章の上手い作家で、スラスラと澱みの無い文章はもはや日本語の芸術と言ってもいい。 ただ、内容に関して言えば、無理に難解にしようとしている節がある。本書を読んだ人が、村上氏の明確に答えを出さないお定まりのスタンスによって、アレやコレやと考察をめぐらせる事も、最早この人の計算であるような浅ましさがちらと見えるから、一部の人からは評価されていないのだろう。私も、只のファンタジックな世界を描いているだけで、内容があるような無いようなものになってしまっているのは、残念であると思う。最後まで読んでも、内容が理解できないというか、私の読む限りその伏線も張られていないため、意味が解らない。あと、主人公の田村カフカ、こんな中学生、いねえよ。 これを、答えの出ないものであると了解して読むか、答えのあるものだと考えて読むのかで、評価は大きく割れることだろう。どちらも正しいとは思うが、どうも、私にはそこまで前者を肯定し得るだけのものは感じられなかった。 | ||||
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村上春樹氏が得意とする、2つの世界の融合をこの「海辺のカフカ」でも見事に表現されている。 僕(田村カフカ)が四国へ家出をするという話しと、60年前で奇妙な事件の被害者となったタナカさんの物語がパラレルに展開する。やがて(上)巻後半では、2つの全く関係のないストーリーが重なり深みを増す。 2つの物語がどのように融合し、結末はいかに?(下)巻に期待です。 | ||||
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世界的な評価を受けた(狙った?村上さん?!)作品です。村上春樹を読めば誰しもしてしまう「深読み」をいくらでも受け入れてくれそうな多様で深遠な内容です。相変わらず頑張らなくても読み進められるし、どんどん自分で想像していけますね。いやはや脱帽。村上さんが今回神話をモチーフに使っていることに少し違和感を感じたことも否めません(海外の人々向け目的?)が、面白いことに変わりありません。彼の語る物語の広がりは一体どこまでいくのでしょう... | ||||
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15歳の家出少年とナカタさんという少しズレた老人の二つの物語がこの海辺のカフカ。最初はこの二人がどうつながっていくのか、と、考えたが意外な部分でビックリした。15歳の家出少年カフカの驚くべき奇跡のような巡りあわせの出会いというのがとてもこの物語のニュアンス的にピッタリだ。そして物語だからこその登場人物の設定にも考えさせられる物がある。村上春樹の本というのは小説を娯楽として読むのではなく、「村上春樹の本」として読むべきではないのかとおもう。小説家の中には個性豊かな筆質で楽しませてくれる人も多いが、そういうモノとは考え方や、趣旨がまるで違うんじゃないかと思う。それは第2の主人公のナカタさんを表現する文の質からも、観てとれるのではないか?あの不思議な世界感を表現しつくすというのは孤高な人物だから出来たのではないかと。そしてなんといってもカフカ少年を主とする会話の流れにも改めて、読んでみておもしろみが出てくる比喩法。ここまでか!!という程に登場人物の心の内側の部分をさらけ出す部分。まさにソウルミュージックと通ずる所がありますね。カフカ少年はプリンスもよく聴いてますし。そしてオブラートにつつんで曖昧にしている表現もまた素晴らしい。しかし私がこの本で一番読み応えがあったのは、ナカタさんとホシノ青年の友情関係かな。会話を続けていくと次第にナカタさんに引き込まれていくホシノ青年。読者もそうなるでしょう。 | ||||
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最近思うんですよね。世間で流行ったものは、目を通しておくべきだって。 さて、上巻。 もっと不思議な世界が展開されていると思ってたんですが、いたって普通でした。ということで、読みやすかったです。 春樹さんの本、とっても久しぶりで、「こんな作家さんだっけ?」って思っいました。もっと人間を書いてるような印象だったのですが、ストーリーが入り組んでますね。まるでミステリー。ちょっと意外。そして、性描写というか性に関する記述が前にもまして増えたような気も? でも、なんでしょうかね、違和感なく、彼の世界に連れて行ってくれますよね。「うわぁ、これすっごくいいわぁ」っては思わないけど、じっくり考えたらとっても良く構想されてて、すごい作品かもしれない。まだ下巻読んでないけど…。 | ||||
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物語の内容は読み手をどんどん引き込んでいく感じがし、文体も読みやすいと思う。 二つの別々の話がだんだん焦点をあわせていき、 夢と現実がオーバーラップしていく様はさすがと思います。 ただ、「お助けマン」的存在なのが「カーネルサンダーズ」? 物語に水をさしてしまっているような気がします。 村上氏の小説には「会えてラッキー!」的な登場人物が出てくることがありますが、私は好みません。 (「会うべきして会ってしまう」んでしょうケド・・) それは作者の意図するところなのかもしれませんが、作品の臨場感が薄れるような感じがしました。 また、「ラッキー!」な人物を出すのならわざわざ長編にしなくてもと思います。 それに「ジョニーウォーカー」?この小説のこういう場面にそぐわない命名と思います。 | ||||
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不思議ワールドが展開される。 文体は非常に読みやすく、特に星野青年とナカタさんの珍道中には笑わせられる会話が多く楽しめた。 しかし、とどのつまり何だったんだろう???と、?マークが頭の中かに一杯だった。 現実の世界と幻影の世界との狭間にある入り口? 小難しい横文字の(たった15歳にしてあんな難しい会話なりたつんかい?天才か?)難解な世界と、ナカタさんという不思議にして愛すべき老人と、星野くんという気のいい元不良少年だった青年の珍道中がどう交わっていくのかを知りたくて、どんどん読んでいった。 が、結論は???非常に判りにくい。 うーん、嫌いじゃないが、好きでもないなあ。 あと、ジョニー・ウォーカーさんのくだりはかなり気持ち悪く吐き気を模様すので、要注意! 電車の中で、吐きそうになった。食事しながらは絶対に読まないで下さい! | ||||
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