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ノルウェイの森



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ノルウェイの森の評価: 3.82/5点 レビュー 812件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全812件 781~800 40/41ページ
No.32:
(5pt)

奥が深い

何気に読み進めていく中で、この本はすごく奥が深かった。単なる恋愛小説とは一味違う、何か訴えるもののあるないようだった気がする。主人公をめぐるさまざまな人間関係の中に、私たちの日常でももう一度考え直差なければならない部分がたくさんあることに気づかされる作品。読んだ後は胸がジーンとして涙が出てきた。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.31:
(5pt)

理屈じゃない。

村上春樹の文章を読んでいると、じわじわとなにかが心に染み渡ってくる。それがなんなのかは言葉では説明できない。しかし、この人の文章を語るにおいてこれ以上の説明は必要ない気がする。この『ノルウェイの森』にもまたそのなにかがある。ストーリーだけを説明されてもこれほど心に残る小説にはならなかっただろう。村上春樹の文体だからこそ、こんなにも心惹かれるものがあるのだと思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.30:
(5pt)

帰去来

 この本を読むのは、恥ずかしいと思った。 しかし、古本屋でみつけて、買った。 大学生の時だった。 何回も繰り返し読んだ。 その本はもう手元にない。 なぜか、人生の節目のたびに、この本は私のもとにやってきては去ってゆく。 そのたびに、ページを開いては、苦しくなる。 そんな本。 
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.29:
(4pt)

静かな恋愛小説

普通、恋愛小説というといかなるメディアで作られたものでもある程度の起伏のあるストーリーがある。そうじゃないと読者を感動させられないと普通は考えるからだ。ところが逆にここまで淡々と物事を進めていって、それでいて読者に感動を与えるという離れ業を成し遂げたことには脱帽せざるをえない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.28:
(4pt)

成長小説

周囲の人々が次々と死んでいく中で、そういう状況の中で、それでも自分は生き残っていかなければいけない、という人生の成長過程の一部を、青年の視点で描いた小説です。大学生の君へ:まだ読んでいないなら、主人公たちと同時進行的に心を震わせるために、読みなさい。30歳代の社会人へ:もう一度、読みましょう。心の震えを失わないうちに。40歳以降の人生の先輩へ:まだ読んでいるのですか?
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.27:
(3pt)

してやられたり…。

初読はもう10年以上前になりますが、これは本当は著者が書かなくてもよかった作品のような気がします。作者が、後に「アンダー・ザ・グラウンド」等の作品へと至までに、自身でこなさなくえたはならない通過儀礼のような作品。装丁も作者自身の手になるものと聞き、納得。赤と緑の「補色の関係」は、最も人の目に、心に残像を残すものだから。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.26:
(2pt)

皆どうして星5つ?

本書はベストセラーの時に読みましたが、感想らしい感想がありませんでした。要するに、だからなんなの?という感じ。どうして、登場人物はこんなに簡単に自殺してしまうのか。本当の恋愛とかこんなのありなの?というような修羅場をくぐり抜けてきた人には、これが生と死を扱った本とは思えないようですけど。かといって、心理小説としてはお粗末すぎます。登場人物も大学生くらいの人には、ハイソな感じですごいと思えるのでしょうが、どこにでもいそうな人しかでてきません。この本がお好きなら、(赤頭巾ちゃん気をつけて)も読まれたらいかがでしょうか。似たような感じで、私には感想らしい感想がなかった本です。夢見るおとぎ話としては評価できるので、星1つにはしませんでした。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.25:
(5pt)

共感できる平凡な日常

小説というのは「こんなの所詮虚構だな」という主人公やストーリーが多い中でこれほど、「いそう」な「平凡」な登場人物が出てくる小説はないのではないでしょうか。私はこの小説を恋愛小説だとはちっとも思いませんでした。どちらかというと、誰にでも共感できる平凡な恋愛、孤独、日常、浮気、堕落、そんなものあって当たり前だよ、くよくよすんな、誰でもこんな気持ちになるときがあるんだよ、と教えられた気がしています。文章の美しさ、性的描写が多いにもかかわらず上品な語りがとても気に入りました。お気に入りの一冊になりそうです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.24:
(4pt)

本当の恋愛小説が読みたい人に・・・

 私達はいたるところで「出来上がった」恋愛小説をいつでもどこでも手に入れることができます。ドラマでも本でも、または映画でも・・・ すべての「出来上がった」恋愛小説を否定するつもりは全くありません。ただ私が言いたいのは、「ノルウェ・・」は、それらと一線を画した、極めて優れた恋愛小説だからです。 本当の恋愛小説を読みたいと思う人はこれを読むことを薦めます。そして本当の恋愛を知ることに(?)なるでしょう。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.23:
(2pt)

都合の良い青春物語

本書は、村上春樹氏の他の作品とは、傾向をだいぶ異にしている。同氏の文章の巧さと美しさは十分に楽しめるが、物語のテーマも読後の深みも、他の作品に比べると浅い。登場する人物が次々と死んでいくのには、殆ど合理性が感じられない。直子は仕方ないとしよう。しかし十分な理由や説得性なく、関わりになった人間が他にも何人か自殺する。人生って、青春って、本当にそんなもんだっただろうか?若い頃を振り返った中年男性の、自分に都合の良い青春物語に終わっているような気がする。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.22:
(5pt)

死と生の狭間で

学生時代にこの小説を読みました。起承転結のあるストーリーではなく、ただ無表情に流麗な日本語によって日常が描かれています。生きることに不器用な人間たちの人生。純粋であるがゆえの生きにくさ。純粋に生きるのが困難な現代にこそ、読む価値のある作品だと思います。自分にとってのベストの小説をあげろと言われたら私は必ずこの小説をあげますが、作品の内容的に好き嫌いがはっきりするように思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.21:
(5pt)

一生に一度は読むべきです

小説というものをあまり読まない私が、心の奥底から、全身で影響を受けた作品です。なんとも言えない程の疲労感と脱力感とその裏で温かさを感じるのです。それは、なぜなのかわかりませんが。私は大学生になってすぐと、就職してからまた読みました。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.20:
(5pt)

映画のような小説

この本が出版されてベストセラーになった頃、本屋でこの本を見ても手にとることはしなかった。流行の作家による恋愛小説だろうとしか認識がなくある種偏見を持ってみていたのだろう。果たして、いざこの本を購読して感じたことは映画を見ているような感覚であるということ。一般的な恋愛小説にはないリズム感も非常に心地よかった。バックにビートルズを聴きながら読めば、より一層気持ちよく読むことができるかも。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.19:
(5pt)

愛すること

この本は、ロジカルなものが好きな人にはむかないけれど、人の感情や愛することについて深く考えたい人にはぜひお勧めします。これは「ただの恋愛小説」ではなく、もっと奥深い、人の弱さや、孤独、大切なものを失う絶望感や悲しみ、愛しさや不安、また強さ、そんなものが含まれている。結局人は独りでしかないけれど、それでも、何かを成し遂げよう、誰かを真剣に愛して、その人を幸せにしよう、と本気で思う人は、独りでがんばっている人だと思う。誰かを愛するならば、そこには寂しさやいずれは失うかも知れないリスクを背負うわけで、誰もがなにかしら傷を背負って生きている。そんなことを考えさせられた本でした。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.18:
(5pt)

ノルウェーの森

この物語を最初に読んだのは、高校1年の冬です。はっきり言ってこの本を読み終えた後はしばらく他の本が読めなくなりました。心に残る悲壮感、充足感、感動などが、心地よく僕の心を包んでいたからです。間違いなく最高の一品です。『ノルウェイの森』
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4061848925
No.17:
(5pt)

純愛物語

”純愛”物語が春樹流の、サクサクした文体でテンポよく進む。いまいちど、再読してみると、これを無理なく受け入れていた読者のメンタリティーが軽佻浮薄な”恋愛”なり”関係性”に規範をおいているのかと思ってしまう(純愛ブームみたいなもん)。イマ読むとわかりやすい春樹小説なので、これを読んで、何か感じるとしたら”幻想の恋愛”に逃避しないでイマを生きるってことくらいか。<僕は、僕自身のことを考え、そのときとなりを並んであるいていた一人の美しいおんなのことを考えそしてまた、僕自身のことを考えた。>しかし、主人公の”僕”のココロの変容はアマゾン川に見られるポロロッカのように、大量の濁流が上流に向かって逆流するこの恋愛が”純愛”などではなく”僕自身の問題なのだ、ということにきづくまでに至るのだろう。
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4061848925
No.16:
(5pt)

まるでそこに昔からあったような

僕はちょうど十九歳のときにこの物語に出会いました。そしていまでも最高の「恋愛」小説であり続けています。世の中にころんところがっているけど、誰も見つけられないような、誰もが自分の記憶の中に大事にかかえているのに、大事にしすぎて二度と思いだせないようになってしまったような、そういう物語だとおもいます。
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4061848925
No.15:
(5pt)

寂しさの流れる冷たい夜にふと感じる暖かさ。

  私が小学生の頃に爆発的に売れたこの本を母はハードカバーで買ってきた。真っ赤と真緑のカバーに金色の帯。それを観た私に母はいった。『いつかあなたにこの本を呼んでもらいたいから、ここに置いておくね。』  高校1年の時に思い出したように呼んだ『ノルウェイの森』はまだ私には理解できない複雑なストーリーと、心に大きな穴を作る結末で、なんとも言えない後味を味わった。それから3年。直子が通っていただろうと思われる武蔵野の英語教育で有名な女子大でこの本を読みなおした時、涙がとまらなくなった。  すべての人が孤独を背負って生きている。曖昧で掴みようのない孤独の中でもがき苦しむ直子と、同じ孤独でもビビッドに端的に孤独を映す緑。その狭間で同じように孤独を生きたとお!!るが曖昧なものから、少しでも形あるのもに惹かれていくという都会の中の孤独。人々の行き交う交差点でさえも孤独を隠しきれない大学生達の孤独は、当時も今もかわっていない。  それでも記憶は確実に薄れていく。何度読みなおしても新しい発見があるのはそのためだろう。死は確実に生の一部であり、直子は自分の生を確実に人の心に植え付けるすべを知っていたように思う。それは直子自身が恋人から学んだものであり、とおるに与えたものであったと思う。  人間の無力さ、はかなさ、その中で冴える強さ、あたたかさ。人間の人間らしい姿をありのままに書いた作品。自分が今どこにるのかわかりますか?
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.14:
(5pt)

不滅の恋愛小説

この本がブレークしたときまだ高校生に なったばかりでした。 とっても大人の物語でちょっとびっくりしました。それから数年後。大学生になり、彼氏との恋愛に 悩んだりしたときこの本は自分の気持ちをまるで 代弁してくれているような気がした。せつなくかつ美しい。。。 精一杯生きている主人公に共感しました。 あれから何度この本を読んだだろう。 読むたびに新しい発見がある。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.13:
(5pt)

ノルウェイの森

はじめて電車の中刷り広告でのキャッチコピーにひかれて買った本です。”100%恋愛小説” 僕の一番好きな本のなかの一つです。主人公ワタナベと直子、愛し会っているのに愛する誰もがするあたりまえの事ができない。そんなもどかしさ、悲しさが読んでいる人にも伝わってきます。今の恋愛に満足しているひとにも、そして理想の恋愛を探している人にも是非読んでいただきたい最高の一冊です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925

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