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モーツァルトは子守唄を歌わない
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【この小説が収録されている参考書籍】
モーツァルトは子守唄を歌わないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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他の方も仰っていますが、出版社との軋轢で埋もれてしまうには、惜しい作品です。 愛読書で、何度も読み返しています。 「もしかしたら、有り得るんじゃないかしら?」そう、思ってしまうほど音楽史に沿った内容で、一気に読んでしまいました。内容を覚えてしまっている今も、時々読み返してしまう一冊です。 森 雅裕さんの文章はとても魅力的です。この方の本がもう絶版だなんて、これほど惜しい事はありません。どんな事情があったのかは判りませんが、面白いものは、もっと正当な評価を受けるべきですし、もっと、世に出るべきだと、私も思います。 | ||||
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経年変化による劣化は致し方無い。ですがそれ以外のダメージはほとんどなく、大変満足しております。 | ||||
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出版社との軋轢で森雅裕作品は多分全て増刷は不可となっていますがもっと読まれて良い作品です。音楽ミステリーのパイオニアですね。是非kindle化をお願いします。出版社の横暴は許せない。面白くないとの事で自然淘汰は仕方無いけど。 | ||||
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週刊文春1985年 国内2位 第31回 江戸川乱歩賞受賞作 モーツアルトの偽作『子守唄』と関わりをもってしまったベートーヴェン。弟子のチェルニー、子守唄の作者の娘でありモーツアルトの隠し子と噂されるシレーネとともに、モーツアルトの死の真相を探ることに。 ・・・ モーツアルトの死の真相というと、すぐに映画『アマデウス』を連想してしまう。文庫版解説によると、乱歩賞受賞当時もこれで損をしたようなのだが、独創的という意味では、本作品のできの方が良いように思う。ベートーヴェンとチェルニーの掛け合い漫才のような会話がいい味を出している。他の登場人物、シレーネやサリエリ、”ちび茸”シューベルトも活き活きとしているし、コンスタンツェは愚妻の通説を覆す展開に。作者の音楽への造詣の深さに加え、暗号解読のミステリ要素を取り入れるなど、見所が多い作品。 乱歩賞では東野圭吾氏と同期となる森氏。他の作品も読んでみたいのだが ・・・ | ||||
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江戸川乱歩賞にて東野圭吾氏の放課後と同時受賞になった森氏の音楽史実ミステリー。 アマデウスとネタが被っているが、こちらの方が早く書かれている。 モーツアルトの死の真相を追うベートベンが主役で、史実を織り込んで楽譜の知識なども盛り込まれた国際的陰謀サスペンス風味の作品だが、堅苦しさは皆無の娯楽性の高い作品に仕上がっている。 乱歩賞作品としては非本格系のサスペンス系統の作品である。 しかし東野圭吾氏と同時受賞で双方とも才能に恵まれた作家であったが、肩やベストセラー作家の東野氏に比較して、森氏のその後を思うと、やはり才能だけでなく、編集者との関係も大事なんだなと痛感させられる不遇の作家森氏の代表作である。 | ||||
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好きです。映画化してくれないかな…、と映像を頭に思い浮かべながら読んでいました。 | ||||
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森雅裕さんの著作は手に入りにくいのですが、非常に良くできた推理小説です。なぜ、もっと広く知られていないのか不思議です。ご一読をお勧めします。 | ||||
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世の中のイメージを踏襲しながら、人間味溢れる御茶目なベートーヴェン、小生意気なチェルニー、小太りで気の弱いシューベルト。フィクションでこんなに楽しめれば◎です!ウィーンを舞台に、あまりにも有名な音楽家たちが好き勝手に繰り広げるミステリー。一読の価値あり! | ||||
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週刊文春1985年 国内2位 第31回 江戸川乱歩賞受賞作 モーツアルトの偽作『子守唄』と関わりをもってしまったベートーヴェン。弟子のチェルニー、子守唄の作者の娘でありモーツアルトの隠し子と噂されるシレーネとともに、モーツアルトの死の真相を探ることに。 ・・・ モーツアルトの死の真相というと、すぐに映画『アマデウス』を連想してしまう。文庫版解説によると、乱歩賞受賞当時もこれで損をしたようなのだが、独創的という意味では、本作品のできの方が良いように思う。ベートーヴェンとチェルニーの掛け合い漫才のような会話がいい味を出している。他の登場人物、シレーネやサリエリ、”ちび茸”シューベルトも活き活きとしているし、コンスタンツェは愚妻の通説を覆す展開に。作者の音楽への造詣の深さに加え、暗号解読のミステリ要素を取り入れるなど、見所が多い作品。 乱歩賞では東野圭吾氏と同期となる森氏。他の作品も読んでみたいのだが ・・・ | ||||
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週刊文春1985年 国内2位 第31回 江戸川乱歩賞受賞作 モーツアルトの偽作『子守唄』と関わりをもってしまったベートーヴェン。弟子のチェルニー、子守唄の作者の娘でありモーツアルトの隠し子と噂されるシレーネとともに、モーツアルトの死の真相を探ることに。 ・・・ モーツアルトの死の真相というと、すぐに映画『アマデウス』を連想してしまう。文庫版解説によると、乱歩賞受賞当時もこれで損をしたようなのだが、独創的という意味では、本作品のできの方が良いように思う。ベートーヴェンとチェルニーの掛け合い漫才のような会話がいい味を出している。他の登場人物、シレーネやサリエリ、”ちび茸”シューベルトも活き活きとしているし、コンスタンツェは愚妻の通説を覆す展開に。作者の音楽への造詣の深さに加え、暗号解読のミステリ要素を取り入れるなど、見所が多い作品。 乱歩賞では東野圭吾氏と同期となる森氏。他の作品も読んでみたいのだが ・・・ | ||||
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乱歩賞受賞作。楽聖ベートーヴェンが探偵になってモーツァルトの死の謎に挑む! 音楽ファンなら興味を抱かずにいられないテーマに各キャラの立ちっぷりが見事で、推理モノとしても 音楽モノとしても飽きのこない良作。 実際に会ったら御大、きっとこんな感じなんだろうなぁと想像するだけでも楽しいですよ。 今や幻の作家となってますが実にもったいない! その他オペラシリーズもあって、こちらには未出版の新作もあるんだとか。 もったいないもったいないもったいな〜い!!!! 潜在的需要は既発本のプレミア価格を見ても一目瞭然。 先生、期待してます(/_・)/ | ||||
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乱歩賞受賞作。楽聖ベートーヴェンが探偵になってモーツァルトの死の謎に挑む! 音楽ファンなら興味を抱かずにいられないテーマに各キャラの立ちっぷりが見事で、推理モノとしても 音楽モノとしても飽きのこない良作。 実際に会ったら御大、きっとこんな感じなんだろうなぁと想像するだけでも楽しいですよ。 今や幻の作家となってますが実にもったいない! その他オペラシリーズもあって、こちらには未出版の新作もあるんだとか。 もったいないもったいないもったいな〜い!!!! 潜在的需要は既発本のプレミア価格を見ても一目瞭然。 先生、期待してます(/_・)/ | ||||
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この本を読むのは何回目だろう。たまたま入った古本屋で見つけたので思わず買ってしまった。なんと「森雅裕幻コレクション」なんて銘打たれていた。 彼の作品も何年も読んでないもんなぁ。こんなに面白いのに。この作品もベートーベンがモーツァルトの死にまつわる秘密を探るという話なんだけど、軽妙な会話(ワイズクラック)も彼らしくて、今読んでも決して古くないのに。 彼の新作って出ないのかな。 | ||||
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楽譜がさっぱり読めない私にも十分面白く読めた。 著者はクラッシック音楽に深い造詣があるのだろう。当時のウィーンの街も、そこにいるかのように感じることができた。 主人公であるベートーベンのキャラも秀逸。実際にこんな人間だったかどうかはわからないけど、中学校の音楽教室に飾ってあった絵からして、こんな感じだったのでは? 実に楽しく読めた。 後書きに、何やら著者の出版界に対する苦言が書かれていたけど、何かあったのかな? | ||||
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楽譜がさっぱり読めない私にも十分面白く読めた。 著者はクラッシック音楽に深い造詣があるのだろう。当時のウィーンの街も、そこにいるかのように感じることができた。 主人公であるベートーベンのキャラも秀逸。実際にこんな人間だったかどうかはわからないけど、中学校の音楽教室に飾ってあった絵からして、こんな感じだったのでは? 実に楽しく読めた。 後書きに、何やら著者の出版界に対する苦言が書かれていたけど、何かあったのかな? | ||||
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ウイーンの街を舞台に、ベートーヴェンと弟子のチェルニーが、モーツァルトの死の謎に迫っていく。風景や人物、出来事の描写も分かりやすく臨場感が溢れ…… と書くとただのミステリだが、本作品は、音楽室に飾ってある額縁の中で仏頂面をしている、あのベートーベンが主人公!更に、弟子のチェルニーと掛け合い漫才(?)をしてしまうのだからとんでもない。ギャグ漫画のようだが、トリックや推理もしっかりしていて、本格的なミステリ作品でもある。 さすが、デビュー作にして、乱歩賞受賞作! 挿絵が「パタリロ!」の魔夜峰央氏なのがまたウケる。このちんちくりんがあのベートーベン?! モーツァルトファン、ベートーベンファン、チェルニー(ツェルニー)ファンは必見、そうでなくともお奨め! | ||||
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ウイーンの街を舞台に、ベートーヴェンと弟子のチェルニーが、モーツァルトの死の謎に迫っていく。風景や人物、出来事の描写も分かりやすく臨場感が溢れ…… と書くとただのミステリだが、本作品は、音楽室に飾ってある額縁の中で仏頂面をしている、あのベートーベンが主人公!更に、弟子のチェルニーと掛け合い漫才(?)をしてしまうのだからとんでもない。ギャグ漫画のようだが、トリックや推理もしっかりしていて、本格的なミステリ作品でもある。 さすが、デビュー作にして、乱歩賞受賞作! 挿絵が「パタリロ!」の魔夜峰央氏なのがまたウケる。このちんちくりんがあのベートーベン?! モーツァルトファン、ベートーベンファン、チェルニー(ツェルニー)ファンは必見、そうでなくともお奨め! | ||||
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はじめてこの作品に出会ったのは かれこれ10年以上前になる。 今年、モーツァルト生誕250周年ということで 久々に手に取ってみたが、 いやはや、やっぱり面白い。 モーツァルトの謎の死、フリーメーソンといった 歴史ミステリーを題材にしている点だけでも 気惹かれるものなのに、更に、 ベートーベンという意外な歴史上人物を探偵役に当てるなんて なかなかの度胸であり、興味津々だ。 実際のベートーベンやモーツァルトがどうだったか、 史実がどうだった云々・・・なんて堅苦しいこと言わずに このミステリーロマンを読んで欲しい。 テンポ良く、ユーモアのある・・・最近の言葉で言うならば 「ちょいわるオヤジ」的なベートーベンの名探偵ぶりを 愉しみたい。 | ||||
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はじめてこの作品に出会ったのは かれこれ10年以上前になる。 今年、モーツァルト生誕250周年ということで 久々に手に取ってみたが、 いやはや、やっぱり面白い。 モーツァルトの謎の死、フリーメーソンといった 歴史ミステリーを題材にしている点だけでも 気惹かれるものなのに、更に、 ベートーベンという意外な歴史上人物を探偵役に当てるなんて なかなかの度胸であり、興味津々だ。 実際のベートーベンやモーツァルトがどうだったか、 史実がどうだった云々・・・なんて堅苦しいこと言わずに このミステリーロマンを読んで欲しい。 テンポ良く、ユーモアのある・・・最近の言葉で言うならば 「ちょいわるオヤジ」的なベートーベンの名探偵ぶりを 愉しみたい。 | ||||
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2006年はモーツァルトイヤーでもあるし、もっと注目されてもよいのではないか。とはいえ、モーツァルトは登場しないけど。 探偵役に据えたベートーヴェンの、このキャラクターを生んだという手柄だけでも評価されるべき作品だ。 著者が出版業界と衝突し干されたがために、その作品の全てが今や幻の状態。同時に乱歩賞を受賞した東野圭吾との差たるや、今や・・・。 しかし、読者にとってはそんな事情は知ったことではない。たとえいくら著者が聖人で業界が悪の権化であろうとも、作品が出ないことにはどうしようもないではないか。できあがった作品には何の関係もないことである。つまり、この作品は歴代乱歩賞受賞作の中でも、かなり高水準で、楽しめる、とてもよい作品だということが、僕は言いたい。 | ||||
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