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モーツァルトは子守唄を歌わない
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モーツァルトは子守唄を歌わないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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事件に巻き込まれて猫が亡くなるシーンがあります。同じ年頃の愛猫を亡くしたので早々に気が重くなりました…。 ネタバレになるかも知れませんが、モーツァルトを愛する方は読むのを勧めません。 フィクションでも嫌な気分になりました。 意外性の為に彼が売られたような気分です。 史実でさえ彼は悲惨な最期だと言っていいでしょう。当時はそこまで墓にこだわっていない風潮もあったとはいえ…あの才能が杜撰に埋められるなど心が痛む。 そんな彼を今さらフィクションで卑劣な人間のように語られる虚しさ。 彼のレクイエムの完成が聴けないことを非常に、とても非常に残念に思う程度にはモーツァルトが好きなので最悪な読後感です。 書簡も全て読み尽くしたわけではないし、多少でも彼について調べれば綺麗な天使だったなどと言えない。 恐らく変人と言ってもいい人物ではあったでしょうが、ダヴィデ王のように卑劣な策を弄するタイプではないと勝手に思っている。 ベートーヴェンもそこまで動くかな?と疑問が付き纏った。耳が聞こえなくなる不安を抱えて、そんな時間と命懸けの労力を使うのか? 音楽家にとって聴力が失われる不安は尋常ではないはず。時間を惜しんでいたのではないだろうか。 ピアノで食べていくような人間達が冒険し過ぎじゃないか?手を痛めたらどうするのだろう。 リアリティが私には感じられなかった。 いっそ架空の探偵を作ってくれた方が読みやすかったと思う。 文章は面白かったし、色々と調べ上げてお書きになったであろうに、それとは反比例して残念な気持ちになってしまった。 | ||||
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