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国境
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国境の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 61~80 4/5ページ
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このコンビ、オモシロすぎる!時々読みながら吹きだしてしまいます。かと言ってオモシロイだけじゃない。シリーズの大ファンです。 | ||||
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疫病神シリーズの国境がKindle化されたのですぐに購入しました。 二宮、桑原の名コンビが今回も波瀾万丈の取り立てを行います。 色んなトラブルに遭遇しながらテンポよく進む物語で、一気に上下巻を読みました。 黒川さんの本にハズレなしは健在です | ||||
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この作者の作品は2冊目だが、テンポがすばらしいと思う。劇がタッチというかとにかく次を読ませる引っ張る力がある。 話の展開も奇想天外性もあるが,十分ありえそうな場面で設定してあり、北朝鮮の実情がリアルに伝わるようだ。 ベッドに入ってから眠るまでの読書を常としているが、なかなか中断するのが難しくついつい夜更かしした。 | ||||
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本当に疫病神でわらえる!二宮もついてない…桑原は実は優しいのかな?という期待を裏切りっぱなし!! | ||||
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この人の物は、何を読んでもその取材力と持ってる知識が 半端じゃないですね。もちろん桑原と二宮の凸凹コンビ最高です。 | ||||
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文末の解説で作者の友人でもある藤原伊織が「内輪誉めではない。本書「国境」は紛れもない傑作である」と述べている。この評価が決して大仰 なものではないことは、この作品を読めば分かる。 作者の「疫病神シリーズ」第二作目になる本書は、イケイケ極道の桑原と、その桑原に引きずりまわされる建設コンサルタント二宮のコンビが詐欺師を 追って北朝鮮に入るところから物語が始まる。平壌も描かれるが、この作品の北朝鮮編での主舞台は、中国と北朝鮮の国境近辺の地域で ある。その土地、町、人々、建物、かなりの現地取材をしているなと思わせるが、どうも作者は北朝鮮には行っていないようだ。北朝鮮関係の 書物を参照にし、関係者に聞きながらこのような詳細な場面描写をしていることがまず驚きである。考えてみれば、北朝鮮という国は現地に 行ったからと言って、詳細が分かるような開放された国でもなく、このようなエンターテインメント作品を作るのに最も適した方法であろう。 一方、やはりこのシリーズで最も読者を惹きつけるのは、桑原の極道としての強烈すぎる無茶苦茶なキャラクターと行動力であり、その性格や言動 にげんなりしながらも、行動を共にし、機会があれば桑原を出し抜いてやろうとする二宮との軽妙なやり取りだと思う。こう言えば、桑原は怒 るだろうと分かりながら、一言、言いたくなる二宮の逞しさも笑えるし、二宮に対して、桑原がいつも皮肉をまじえながら、ぼろくそにいう言葉も 結構センスがあって笑ってしまう。「多分喧嘩では大阪で一番強い」桑原の大立ち回りも、この作品ではふんだんに盛り込まれており、すっきり とする。ストーリーの組み立ても上質だと思う。 まだ、この黒川博行の作品は、これを含めて2作しか読んでいないが、今後どんどん読みたくなる作者だ。 | ||||
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上巻と下巻があるので、結構長かったが、とても楽しく読むことができた。 桑原は普段、二宮に対してボロクソ言うが、二宮が組員に拉致され痛めつけられているときなど、いざという時には、 必ず助けに行くところは、桑原の何とも言えぬ男らしさを感じる。 また、舞台となった北朝鮮で、黄という北朝鮮人や李という中国人が登場するが、彼らはもちろんお金のために動いているが、それだけではなく桑原たちへの気持ちで動いているところに男気を感じた。 | ||||
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建設コンサルタント業の二宮と暴力団幹部の桑原の「疫病神コンビ」の今回の活躍場所は何と北朝鮮。二人の活躍は相変わらずではあるが、今回は金体制下の余りに酷い北朝鮮の状況がリアルに描かれており、こちらにより圧倒された。 | ||||
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疫病神シリーズはヤクザの桑原と建設コンサルの二宮の名コンビで裏社会の人間と渡り合う楽しいエンタメ小説。 これまでのシリーズの舞台は主に日本(主に大阪)であるが本作品では北朝鮮が舞台。 北朝鮮の貧困と理不尽な社会制度の面だけでも読み物として面白い。 それに加えて2人の漫才のような会話で夢中になることに間違いない。 | ||||
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1959年から20年以上続いた北朝鮮への帰国運動。 地上の楽園との宣伝で約10万人(多くの韓国系や日本人も含む)が北朝鮮に移住した。 ここまでは色々な映画や漫画、小説などでも描かれているので知っていたが その後北朝鮮に渡った人々が実際どうなったかが自分としては不明だった。 この小説は小泉首相が、2002年に日本国政府として初めて 北朝鮮に拉致を公式に認めさせる以前の本であるのに 上記の事も含め、日本と北朝鮮の関係や向こうの国内事情を 非常に細かく描写しており、単なる小説として以上の読み応えがあった。 シリーズでこれだけがKindle化されていなかったり 本屋さんでも中々見つからなかったりと無意味な圧力を感じるのが また生々しい部分でもあるが、それらを乗り越えても 入手して読む価値はあったかと思う。 | ||||
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このハードボイルドシリーズ、うら側からみた庶民的な関西ローカル・シチュエーションとストーリー展開が痛快です。 すっかりハマってしまいました。 「暗礁(上/下)」、「螻蛄」、別キャラの「悪果」も相次ぎ買いました。 助け助けられの男気がありスルメをかみしめるような味わいあるコンビを描いています。 デジタルな情報社会を封印し、人づてにがっつり追い込んでいくところがなんとも言えない味わいがあり、知的にも感じられます。 場面の切り返しがいい。 前ふりなく、いきなり切り返してくるので、予想できない変化球がワクワクしてきます。 それでいて、歯切れの良いテンポの良さが軽快で、ついついページをめくり、最後の最後まで気が抜けません。 | ||||
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かなり以前に読んだのだけれど、疫病神シリーズでは「国境」が一番面白いと思う。 破門よりこちらの方が直木賞とっても良かったように思うけれど。 ついついネタバレしたくなる面白さなので、まだ読んでいない人にはお勧めします。 最後は何となくほのぼのとして、他の疫病神と少し違うように感ずる。 黒川さんは桑原が好きなんですね。 かなり分厚い長編ですが、一気に読んでしまいました。 「国境」を越える疫病神シリーズを期待しています。 | ||||
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第151回直木賞受賞作の「破門」を読んで、このハードボイルドシリーズにすっかりハマってしまいました。 すべてがウラ世界の出来事を描写しています。 ウラ世界にはウラ世界のなかに善と悪があり、それをウラ流で解決していくのです。 「疫病神」シリーズ、この二人のコンビネーションが抜群で、ドロドロ感というよりもむしろ軽快なテンポで進んでいきます。 舞台となっているロケーションにも注目です。 序章からいきなり、いきおいよく飛び出していき、コミカルさを交えて、どんどん展開していきます。 その後、今置かれている状況に至るいきさつを克明にし、ストーリーに階層の深みを与えています。 そして、次のプロセスへと進んでいき、ページをめくる毎におもしろさが倍増していきます。 キャラをユニークに特徴づけているので、しっかりととらえることができます。 | ||||
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なぜ書店店頭で販売されていないか、読んでみて納得しました。 とにかく面白い。 | ||||
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黒川博行にはまって、文庫ほとんどよんだっが、一番よみたかった、この小説だが、大手本屋に何軒かはしごしても、おいてなかった、 がネットで、プレミアムつきで、やっとてに入った、苦労したかいあり、860頁もの長編を読み始めたら、止まらない面白さ、著者の才能を、改めて、認識した。 | ||||
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長い小説です。 最初の北朝鮮行で描かれるこの国の状況は今も余り変わっていないかも。 疫病神コンビが日本に帰ってきてからはお馴染みのノンストップストーリー、黒川さんはすごい!! ちょっと古いですが「読まずに死ねるか」小説です。陳さんが生きてたらどう言うでしょうか? *お断り:「破門」をまだ読んでいませんので悪しからず。 | ||||
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大変良い。まだ読書完了に至っていませんが、これからの読了が楽しみです。 | ||||
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この頃鬱屈した犯罪とか猟奇的な話はもういいって感じなので なんかスカっとしたのが読みたい!!って思ってるトコでこの厄病神シリーズに出会いました 桑原も二ノ宮もいい!!お金お金ってことから始まるけど 最後にあぁ良かった!(ダイハードみたいにしんどいんだけど)で終わってくれるから 気持ちいい!!このシリーズBEST1!!の読み応えでした ええもん読ましてもらいましたわ!おおきに! | ||||
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北朝鮮という国にも興味があったし、読んでいて飽きがきません。おすすめです。 | ||||
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61歳になるまで、いろいろな本を読んできましたが、時代小説では司馬遼太郎、ハードボイルでは黒川作品がダントツに面白いと思います。黒川作品はこの夏になんとなく図書館で読んで(暗闇のセレナーデ)はまりました。7−8月に疫病神、悪果、暗礁、封印、文福茶釜それから国境と若い頃に本で感動を覚えて以来の面白い本に出会った気がします。特に国境は黒川作品のベストと思います。次に悪果、封印、疫病神が好きです。 どの本も、テンポの速さ、会話の面白さ、登場人物の個性、そして読んだ後の爽快感。大阪の地図を見ながら、面白い時間が過ごせます。 大阪に馴染みがないので、一度、本を片手に鶴橋、ミナミ、大国町、飛田新地等に行きたくなります。 また、黒川博行の新しい作品を期待しています。 | ||||
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