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青の炎
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青の炎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 341~347 18/18ページ
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日常で「殺人者」のニュースに接したりすると、嫌悪感や恐怖感を抱きます。しかし私は、この小説に登場する殺人者に、心から同情しそして共感を覚えてしまった。賢く、魅力的な男子高校生がなぜ殺人を犯さなければならなかったのか。その落とし前を、彼なりにどうやってつけるのか。その心のうちに触れると、思わず泣けてしまいました。 | ||||
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文章力はAクラス。 切ない本であるが買って損はないと思う。純粋で思いやりがある主人公の物語である。それがため、物語を読んでいく内に切なくなってしまう。2~3回以上は胸が切なくなって読めない本である。作者は豊富な知識を持っている上に資料収集力が抜群で、資料で得た情報を本書で上手く使っている。その技術には脱帽である。 | ||||
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黒い家を、読んで以来、貴志祐介の作品を、すべてよみましたが、どれもすごく面白く読んで良かったと思うものばかり!特に本作品が1番せつなく感動した。早く次作品を出してください。きっと緻密な構想を練っているのでしょう。 | ||||
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私はこの本を読んでいる途中で、何度も本の中に飛び込んでいって、殺意に突っ走る主人公を諌めたい衝動に駆られました。まるで弟か後輩が過ちを犯していくのを見守っているようでした。でももっと哀れなのは、女友達の紀子です。彼女の切ない気持ちも、絶妙に表現されています。 | ||||
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おもしろい! 久しぶりに、一夜にて完読してしまった。 それにしても、この本のジャンルは何になるのだろうか。 貴志裕介といえばホラー? それとも少年犯罪をテーマにしたミステリ? どちらでもない。 これはすばらしい青春小説だと思う。 ちょっとシニカルでいて軽妙な言動。 論理的でリアルな犯行プランと、純粋さ故のその動機。やさしさゆえのラストシーン。 一世を風靡した「黒い家」とは違った形でのこの傑作。 今後も貴志裕介氏には注目せざるをえない。 | ||||
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今まで、犯罪者にこれほどまでに優しい気持ちを持たされた本はなかった。少年がいかにして犯罪に走ったのか。どんな内面的葛藤をしてきたのか。犯罪を犯す少年は本当にどうしようもない奴らなのか。本当に同情の余地はないのか。本当に信用できないのか。それらに対する全ての答えがこの本の中にあると思う。「今時の子供は・・・」などと思う皆さん、ぜひこの本を読んで、感動してください。この本を読んで、ぜひ泣いてください。 | ||||
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少年犯罪をテーマにしたミステリーだが、少年が、犯罪を犯すに至る心の葛藤、その後の心の推移などが、うまく描写されている。少年は、少年であるがゆえに、やはり、大人より、すべてにおいて未熟であり、浅薄である、ということが、ヒシヒシと伝わってくる。ラストは、ほんとにせつない。犯罪者なのだけど、「こんなに苦しんで辛かったね」と優しい言葉をかけて、抱きしめてあげたいほど、せつない。小説の主人公に、これほど、強い思い入れをもったのは、初めてである。 | ||||
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