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青の炎
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青の炎の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全355件 321~340 17/18ページ
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| 映画は見ていないのでわかりませんが、原作は読んで間違いはないと思います。こんな軽軽しい言葉でしか、この作品を語る事ができない事に苛立ちを感じます。本当に軽軽しく口にすべきではない、語るのは無理というか、作品を読んで感じてください。 殺人という許されないこの行為を、この作品では『殺人』と同じようにこの言葉を使ってはいけないような、使いたくないような、そんな気がします。許される殺しなどない。けれども、意味のある行為だと受け取ってしまいたくなりました。 これ以上語る事によって、この作品の価値が下がりそうなのでやめておきますが、ぜひ読んでみてください。 | ||||
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| この作品は読んでる最中は切なさを感じてたけど、どちらかというと“やりきれない”のがあってる気がする。最後のシーンはまさしくやりきれないですね。主人公の気持ちもわからなくはないけど、いくら秀才でもやっぱり若さゆえの短絡さかと思う。 | ||||
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| 私はこの小説を映画をみた後に読みました。普段全く本は読まないので、この小説の存在すら知りませんでしたが、映画を見ることによって知り、その後ストーリーが大好きになって原作を買ったのがきっかけでした。本を読むことに食わず嫌いを感じていた私は、少々不安ではありましたが、この一冊により、次のページを読むのがわくわくするという、初めての体験を味わわせてもらった価値のある本だった思っています。ある高校生の、家族を守るためにめらめらと燃えながら且つ、冷静に準備を進める姿に注目です。 | ||||
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| 愛する者を守るための少年の行動は理解出来ないが、気持ちは判る。しかし、これほど『強制終了』に対する執念が深いのならば、もっと他に方法はなかったのだろうか? 大人顔負けの用意周到な作戦と、子供っぽいミス。この相反する矛盾が読者をぐいぐいと惹き寄せる。『それを言っちゃダメだ!』、『なぜそうしちゃうんだ!』と、読者を参加させながら進行する物語の妙がここにある。倒叙推理ものとしては秀逸なものだと思うが、やはり悔やまれるのは他に方法がなかったのかと言う事だ。否、それくらい私がこの物語に入ってしまったと言う事なのだが。 | ||||
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| 貴志さんのファンですが、この作品が一番のお気に入りです。貴志さんの作品を読むと吸い込まれていくような感覚になります。ホラーの作品は本当に怖くなってしまう。貴志さんはホラーのイメージがあるけれど、この青の炎はホラーではなく、とても切なく、悲しい話。読み終わったあと、涙がでてきて、なんだかとてもやりきれない気持ちになります。こんな気持ちになる本は初めてでした。 | ||||
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| 高校生が完全犯罪をするという裏表紙のあらすじを読んで面白そうだなと思ったのと、この春映画化されたと知り購入しました。日ごろ推理小説を読まないのですが、”この後どうなるんだろう”と引き込まれてしまい、2日間ほどで読んでしまいました。「あとがき」にもありましたが犯人側の視点でストーリーが展開されるので、殺人に至る主人公の気持ちが良く書かれており、いつのまにか主人公を応援する気持ちになります。友達からの忠告や警察に追い詰められていくところは辛くなってしまいました。余談ですが、小説の舞台となる鎌倉や江ノ島、稲村ヶ崎など、馴染みのある地名が細かな描写で描かれており、頭の中に風景が浮かんできます。読んだ季節もぴったりで、空気を感じながら読むことが出来ました。 | ||||
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| ミステリ界では本書のような作品を倒叙推理小説というらしい。まず犯罪の計画をたて、それを実行する。そして警察が犯罪を暴き、事件を解決する。しかし通常は先に事件が起きて、後から推理して解決する。後半に事件が解決するのは同じだが、犯行の動機やトリックが判明する時期が違うのだ。「推理して」が本書では「犯罪の計画をたて、それを実行する」にあたり、物語の最初に来る。後半に刑事が推理して動機やトリックを暴いていくが、読者としては2度目なのだ。 内容は、高校生が母の元再婚相手を「強制終了する」という完全犯罪を練り上げ、実行する。その後、彼は心のなかで葛藤し、もがき苦しむ。そしてあることから2度目の殺人を企てる。すべてはうまくいったかに見えたが、実は…殺人を犯す動機やトリックは充分、実際に殺人をする場面では本当に手に汗握っていた。ちゃんと死んだかどうかが分からない間の心理描写にも手に汗握った。その後、2度目の殺人を思い付くまで堕落していく様、正義だったはずがいつの間にか悪に変貌していく様子を描写するあたりは何だか寒気がした。 この倒叙形式の小説では、犯罪心理を事細かに書けるという利点があるそうだ。読み手としても、その心理描写に注目して読すべきだろう。 | ||||
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| あんまり推理小説は読まないのですが映画化されたとのことで本屋に平積みされていて目に付いたので読んでみました。ひじょーに冷静な叙述(と推理小説初心者の私には思える)によって物語が進んでいてそれが 硬質なかんじをかもし出してよかった。でも反面 こんな高校生っているのだろうか?とも思ってしまう。主人公の葛藤はそれなりにかかれているしこの小説の結末は主人公らしい冷静さによる幕引きによって切なさを出してはいるがもう少し人間的な葛藤をもう少しドロっとめに書いて欲しかった。そしたら 主人公の冷静さとその奥にある葛藤とがより対比されて 物語の深みが出たと思う。 | ||||
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| 少年はたった一人で愛する全ての人達を守ろうとした。しかし、少年の心の奥底で燃え上がった『青の炎』は次第に少年を蝕み始めていた・・・。完全犯罪を計画した少年の視点から描かれた倒叙推理小説。作中では一貫して少年はその『優しさ』によって狂気的な殺人を犯して行く。この愛する人達を守りたいという思い。その一心で暴走していく少年の心理描写が実に見事だった。タイトルの『青の炎』だが、『青』という色は少年の決意の強さとその内側に潜む冷徹さを示すと同時に、少年という人としてのアオさを示しているように思える。 | ||||
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| 家族を守ろうとする責任感と思いやりに溢れる高校生秀一の完全犯罪計画は、一旦は巧く行ったように思われたが、予期せぬ方向へ……。テレビで映画のレビューなどを見て興味を持って読んだので、登場人物は頭の中で自動的に二宮君やあややに変換されましたが、なかなか良いキャスティングでした。小説としての出来も秀逸です。後半は目を離すことが出来ず、一気に読みました。計画が暴かれていく時には、刑事が悪役に思えるほどでした。ラストは切なく、どんな理由があろうとも、罪は自分に返ってくるのだと思い知らされます。 | ||||
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| マジメで優秀な高校生。であるがゆえに目指す「完全犯罪」。本当にやってしまうのだろうか?それとも意外な結末が?とハラハラしながら読んだ。高校生らしい、クラスメイトとのロマンスも切ない・・・。 | ||||
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| 映画の話題を聞いて、ストーリーに興味を持ったので小説を読んでみることにした。最初からどんどん物語に引き込まれていって、最後まで一気に読んだ。高校生の櫛森秀一が母と娘を守るために、家に住みつく義理の父親を殺害するという物語だ。私はあまり小説を読むのが得意ではないが、とても読みやすく、世界に入りやすい小説だった。一度、読んで見たほうが良いと思う。 | ||||
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| 主人公はどこにでもいそうな、ごく普通の少年。犯罪を犯すっていうと「自分の欲望の為」って感じなのが多いと思うんだけど、この少年は愛する人達を守る為に、自ら犯罪を犯してしまう。それも綿密な計画を立てて・・・。最後の最後まで、愛する人達を守りたい・・・そんな少年の優しさに心を打たれてしまいました。読んだ後、心がホワッと温かくなるような、やさしい気持ちになれるようなそんなお話しでした。 | ||||
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| 本書初版が書店に並んだ数週間後、ある凶悪殺人事件が起きた。偶々その現場に蒼いペンキだかタオルだかが落ちていた、犯人の家から本書が押収された、といった、ただそれだけの報道で、内容などそっちのけでTVで取り上げられ、論じられ、その後一斉に店頭から姿を消したことを、あの時のヒステリーの凄まじさを私は覚えている。今回の文庫版の帯びのコメントもそうだが、試写会を見た高校生の反応に、あの時の反応と本質的に同じものを感じる。本質よりも見た目の感性だけでモノを云う恐ろしさを感じるのだ。本書は断じて家族思いの少年の心の軌跡を美しく歌い上げたジュブナイルと解してはならない。詳細に完全犯罪を計画するサイコパス的な要素を持つ少年が、殺人という醜悪な解決方法を選択したが故に、全てを崩壊させるに至る喪失の物語である。それがどのような理由からで有ったにしろ、殺人という選択肢を選んだことの結実の醜悪さを読むべきなのだ。確かに本書はスリリングでスピード感があり、エンターテイメントとして一級であることを私は認める。同時期にデビューした瀬名氏よりも貴志氏の作品の方が読んでいて面白い。産毛をこするような身近な恐怖を描かせたら彼は一級だと思う。それでも今現在のメディアのように、本書を評価してはならない。 | ||||
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| 主人公の秀一。家族を守るために、殺人を、犯した。しかし、それは思いやりの結果である。この、青春物語は、読むと、家族の暖かさ、やさしさ、思いやりを改めて、再確認させられる話である。 | ||||
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| 電車の時間待ちで、たまたま手にした本。それがぐんぐん引き込まれ、最後まで息つく暇もありませんでした。倒叙推理小説というジャンルは初めてよんだのですが、普通の推理小説を読んでいる時とはまったく反対で、犯人側に感情移入してしまっている自分に驚きを覚えました。殺人を犯した後の苦悩や、追い詰められていく切迫感。思い出すだけでドキドキしてきます。人間の優しさや、もどかしさや、悲しさ。そんな色んな感情が凝縮された本です。ぜひ読んでみてください! | ||||
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| 家族が母と妹だけの高校生・櫛森秀一は学校での成績も良く、家族からも愛されているし、友人にも恵まれている。元義父と小学校からの友人一人を除いて。そんな彼が家族を守るため、緻密な計画を立て、完全犯罪を実行に移す。全ては計画通りに進んだかに見えたが…家族を守り通そうとした櫛森秀一の行ったことは、法的にも倫理的にも許されることでない。しかし、この作品はそう言ったことを云々するのでなく、純粋な悲劇のヒーローものとして読むべきであると思う。結末は悲劇のヒーローにふさわしいものだったので、読み終えるとしばらくの間、爽やかな読後感が残る。 | ||||
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| 秀一は中学生のときに、突っ張っている紀子にさりげなく『本当は心優しい子だよ』といいつづける。彼はこのことを洗脳実験のような『ドルネシア効果』だと自分に言い聞かせている。事実彼女は次第におとなしくなっていき、やがて高校のときに再会したときにはまるきり別人になっていた。秀一は殺人者である。しかしこの物語には秀一を客観的に描いた文章はひとつも無い。秀一の独白ですべてが進んでいる。その中では秀一の本当の心も隠されているような気がしてならない。たとえば、秀一は本当に単に洗脳実験のつもりで紀子に声をかけつづけたのだろうか。そうではないだろう、ということを最後のほうまで読むと読者は次第とわかってくる。秀一は優しすぎるのであるとか…。読者は倒叙推理小説だからといって主人公の『動機』がすべてわかったと思ってはいけない。中島敦の『山月記』と漱石の『こころ』が受験生の秀一の心の中でひっかかる。いったんトラになってしまうと引き返せなくなる人の心、自分の中でしか清算できない罪の心。この小説は単なる犯罪小説ではない、『条件さえ整えれば人を殺してもいいのでは』と青春時一度は思う疑問に、ひとつの答えを出している。高校生には必読の青春小説だろうと思う。と、高校の先生には声を大にして言いたい。 | ||||
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| 高校生による完全犯罪。店頭でパラパラめくってみて、なんか難しそうな理数系の公式が目に入り、読むのやめようかな…と思いながらも手にした一冊。途中からはグングン櫛森秀一(主人公)の世界に引きずり込まれ、一気に読んでしまいました。母を、妹を守りたいという「青の炎」。高校生らしい無軌道さがなにか懐かしい郷愁を誘い、最後には切なさで胸がいっぱいになりました。マジでお薦めです。 | ||||
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| 映画館で、映画化の予告編を見てから、小説を読みました。主人公が、あんなに、考えて、あんなに、やって、実行したのに…やはり、わずかな事で… 家族、身の回りの人間達を、まず信じる!事から、はじめなければならなかったのか。 | ||||
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