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青の炎青の炎青の炎青の炎青の炎青の炎青の炎青の炎青の炎
青の炎
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青の炎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 141~160 8/18ページ
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この作品は新しい視点の小説でとても面白く読み込むことができました | ||||
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社会人の夏休み、不図本著を手に取る。 高校生の青春物か、読み進める。 あれ本当にやっちゃうの。 やってしまった。 で、おいおいまたかよ。 これはきついなあ。 うんうん何となくその葛藤分かる様な。 最後はそれしかないかな。 一気にタイムスリップ&異空間への旅路を味わいました。 | ||||
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途中まですらすら読めて、でも内容的にうまくいかないという落ちなんだろうなと思いながらも読み続け、やはり最後は、なんだかぽかんと胸に穴があいたような虚無感でした。読みやすかったし面白かったです。 | ||||
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一度火をつけてしまうと、いかりの炎は際限なく燃え上がり、やがては、自分自身をも焼き尽くすことになる、、。 主人公は家族を守るために、完全犯罪を計画する。その試行錯誤は狂気さえ感じる程だ。 罪を犯した事が故、また新たな罪を呼び込む事になる。平穏無事な日々が訪れず処か、いつばれるのか、これで良かったのか日々悪夢や葛藤、重圧が彼を襲う。 哀しくて切ない他に類を見ない小説である。主人公の心情が克明に描かれているが為に、深く感情移入してしまう。最後まで彼の心の支えとなった同級生、紀子の目線で見てしまうというべきか。 苦しみを背負い続けた17歳が最後にとった行動は正しかったのだろうか。 少年犯罪の真意とは、こんなにも複雑なのだろうか。 | ||||
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面白い展開。高校生なのにここまで緻密に計算できるのか。…と思いきや、やっぱり犯罪には計算しつくせない穴があるという示唆なのか。主人公の潔さ、かっこよすぎて残念です。 | ||||
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自分より大きく強い獣のような存在の男から家族を守ろうとする、17歳の櫛森秀一の孤独な闘いに引き込まれました。 常に冷静で頭脳派であるけれど、やっぱり17歳はあまりにも経験値がなさすぎる。 秀一の若さゆえの思考の暴走や、堕ちて行く自分を止められない恐怖や諦め、葛藤がよく表現されています。 秀一の友人の『無敵の大門』のセリフが、この物語の根底に流れるものとリンクしています。 最後に秀一が選ぶ結末も途中で見えてきて、悲しみがジンと滲みます。 貴志祐介作品の中ではグロ要素やホラー要素が少なく、持って行き場のない悲しみが残る作品です。 | ||||
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物語の早い段階で心臓の鼓動が高鳴るのを覚えてからは、読んでいる最中は常に意識が高ぶるほど引き込まれた。 秀一の思考と行動は一見完璧そうに見えて、しかしどこか危うい稚拙さを感じていたのは私だけだろうか。17歳にしては大人びた、でもどこか安心できない若さがうまく表現されていると思った。 著者の作品はまだ2作品目だが、続けて読みたいと強く思う。 | ||||
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内容は古さを感じさせません。 とても面白かったですし、考えさせられました。 | ||||
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始めて加害者目線の小説をよんだので、とてもスリルを感じました。この本を読めば、憎む心、憎しみを行動に起こすことの虚しさを理解できるのではないでしょうか。 文書は難しくないのでサラサラと読め、むりなく読み終えましたが、私が殺害描写に慣れてなかったので、星を4個にしました。 | ||||
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進学校に通う、母子家庭の主人公(17)が、離婚したギャンブル&酒好き義父を殺害、 その目撃者の同級生を更に殺害してしまうお話です。完全犯罪を企てますが、 結局破綻していきます。 殺害までの心理、普通の高校生の日常、被疑者に成ってからの心理、追い詰められて逃げきれないと悟った最期、 17歳という 大人と子供の境目の危うさが 、近づき難い青春時の男子特有の 感性が 上手に描写されていると思います。 しかし、近い歳の息子がいるので、母親目線で読んでしまいました。 母親がもう少し、あと少し、我が子に 近づく事で、秀一は 踏みとどまれたのではないかな、と思います。 わたしは、息子に一番の親不孝は 親より先に亡くなる事だと、伝えています。 最後にお母さんが、お昼ご飯じゃなく、秀一に そう伝えていたら…と思いました。 中学生の朝読書用に買いましたが、初体験の下りが相応しくないかな〜と、思ったり もう与えて 問題無いかな〜と思ったり、青春は危ういモノですから、親も ハラハラです。 | ||||
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秀一には、生きてほしかった。 すこし、自分と重ね合わせてしまった わたしの父親と曾根はにている | ||||
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ネットで若い人の中で今「最も良い小節」にライクされていたので読んでみました。 タッチがライトノベル的で最初は違和感もありましたが(そもそも高校生が主役ですから) そいいった初期の違和感はすぐに払拭されて、自分も高校生になったつもりになれただけでも楽しい時間でした。 推理小説としてもなかなかの出来で、こどもに見せたところ「鍵のかかった部屋」や「悪の教典」の作者だと 教えられてしまいました。なるほど、推理の方向性とか悪に対する感覚に似たところがあると、関心。 | ||||
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こんな殺人方法が成功するわけがないし、自分の息子が殺人犯になり全国報道されたら母も妹も終わりだろう。 浅はかな考えで殺人を考えるのは中学生なら有りかもしれないが、高校生にしてはむしろ頭悪いんじゃないかと思わされて萎えました。 | ||||
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登場人物の生活が丁寧に書かれていて、読むほどに、引き込まれた。 色々と、つらくて切ない。 物語のその後も、マスコミが、事件の事や父母の事、兄弟の関係など、 ほっとくとは思えなくて、最終章の判断は本当にそれしか無かったのかと思った。 でもいい作品だと思います。 | ||||
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当時は活字がそれほど好きではなく、小説もあまりハマったことがなくて、 本の楽しさを知らなかったが、そんな私が中学時代何を思ったかこの本を学校の図書館で借りて、 家に帰って寝る間も惜しんで読破した記憶がある。多分小説でハマった最初の作品かもしれない。 今考えると、なんであんなにハマれたのかがわからないが、とりあえず今度映画もみてみたいと思う。 起源という意味で大事な本である。 | ||||
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さすが貴志祐介。面白いことは間違いないんだよね。 ただ、あんまり悪い奴が出てこなくて、こんな殺人する必要あるの?という。 めちゃくちゃ悩んでいるが、どれもこれも結局主人公の一人相撲。 頭良い割にコミュニケーション不足なんじゃね。これ。 また、2人目の殺人へと繋がる箇所があまりにも、 都合良すぎるところが気になるんだよね。 ラストの落ちも残念で ネタバレだから書かないけど、なんか、主人公良い人すぎ。 人の心の闇に到達してない。とても惜しい小説。 | ||||
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貴志祐介の作品は愛読しており、本書で恐らく五冊目です。他の作品と比べて本書は独特の奇抜さやグロテスクさはありませんでした。 しかしながら目に浮かぶような詳細な描写やテンポのよい展開は本書においても健在で、貴志祐介の作品を読みなれた人もそうでない人にも心地よく読める作品です。 | ||||
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ちょっと残酷で、悲しい青春小説。近日テレビで映画やるみたいなので、本と比べてみるのが楽しみです。 | ||||
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『新世界より』からこの作品にたどり着きました。 読み終わった感想を一言で表すとおもしろいにつきます。 同時にいろいろなことを考えさせられます。 本文中に『山月記』を引用しているのが個人的に印象的でした。 秀一は己の中にいる獣によって殺されてしまったのだと思います。 | ||||
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ラスト20頁は頭から離れない。 母が曽根を家に置いておくことを選んだ理由は彼の病気を知っていたからだけど、 秀一はそれを知らなかったから辛い決断を下した。 もしも母が秀一がもう幼い子供ではなく、率先して家族を救うために行動できるくらい 大人になっていることを知っていたら、秀一に曽根の事情を話したであろう。だとしたら 秀一はそもそも曽根を殺すとなどという決断を下さなかったかもしれない。 さらに殺人を後悔なく行えるのは人口の3%くらいであり、それ以外の人間は もし殺人を犯したら強烈な罪の意識に苛まれて苦しみ続けるということを秀一が知っていたら、 石岡までも殺そうとはしなかったかもしれない(ハスミンでもないかぎり、普通の人間は平気で殺人などできない)。 しかし人間はいつだって限られた情報のなかで決断を下し、その結果を引き受けて生きていく。 そして秀一を喪ったあとの母や妹、GFの悲しみはどれほどのものだろう?彼女達にしてみれば、 どれほど世間からバッシングされようとも、秀一に生きていて欲しかったに違いない。 そういう意味では、彼はもっとも親しい人々の気持ちを正しく受け止められなかったのではないだろうか? 若い男には、しかしとてもありがちなことではあるのだけど。 若い男はとにかくカッコつけようとする。 しかし、それが悪いことだと誰が言えるのか? この作品はサスペンス・ミステリーというジャンルではあるのだろうが、枠組みを越えて古典悲劇のような肌触りがある。 レビューの数が示すとおり、傑作である。 | ||||
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