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青の炎
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青の炎の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全351件 301~320 16/18ページ
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| 会社の人に薦められて読みました。あまり、推理小説とか読まなかったのですが、読んでいるうちに主人公の気持ちに寄り添うように、引き込まれてしまいました。今まで、自分は殺人とか人に殺意を抱くことなんかないと自信を持っていましたが、主人公のような立場なら、自分も殺意を抱く可能性があると感じました。 主人公はとても頭が良くて、家族思いの良い子なのに、自ら罪に手を染めてしまったために、どんどん鎖に手を縛られたように闇の世界に引きずられていく様子が、とてもリアルで、怖かった。 喜志さんの小説には、すぐに読者をストーリーの中に引き込む力があると思います。 | ||||
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| 言われているような感動は無かったものの確かにセツナイ犯罪者ではあった。好きな女の子、母や妹の事を思いやっている心理描写、授業風景などの高校生らしい日常の場面とその裏で着々と殺人計画を練っていく孤独でやり切れない主人公の姿との落差は効果的に描かれていたと思う。ただ本当に周りの事を思いやっているのであればあの責任の取り方は選ばないで欲しかった。二度目の殺人も一度目で捕まらなかったせいか随分と安易に行動に移してしまったようにも思えた。感覚・感性の近い学生の時に読むには最適な一冊かもしれない。読書感想文で読まれる作品の定番になりそう? | ||||
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| 私は映画の青の炎も見たし、原作の方も読んだけれどこの二つにはちょっと違うところがあります。最後に感動するシーンも、映画と原作ではまったく異なります。私はこの原作がオススメです。映画のほうもすごく面白いのですが、私は本のほうのストーリーが好きです。映画を見て、まだ原作を読んでいない人も、そうでない人も、ぜひ。 | ||||
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| 貴志祐介さんの作品は、ずっと追いかけているんだけど、この「青の炎」は、これまでの貴志作品の中でもひときわ異彩を放つ傑作だと思います。愛する母と妹のために殺人を犯す主人公。完全犯罪が成功寸前で・・・・・・。読みながら悲しくなってしまいました。貴志祐介さんの作品は、どれもオススメだけど、特に若い人に読んで欲しい作品です。映画化されたので、映画も観ましたが、やはり原作の良さを充分に描ききれてないようです。主人公の心の葛藤や慟哭が原作ほど緻密に描かれてないですから。若い人には、ぜひ読んで欲しい一冊です。 | ||||
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| ただ何と無く読み始めた本だったけど、続きが気になって通しで読んじゃいました。私的にはすごく良い小説だったのでぜひ②お勧めします!!ともかく、読んでみてくださぃ(>0<)/ | ||||
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| 青の炎。このタイトルだけでこの小説の扱いたい題材がわかる。主人公の名前は秀一である。一位に秀でる、つまり相当にロジカルでインテリなのだ。よって、彼の取るべき行動も名前と同様に情に流されないものであった。少年であればもっと情に訴えてもよかった。彼の周りの友達がそうであったように。この小説は切なく悲しい。殺人者をしてそう思わせてしまう筆者の力量には頭が下がります。面白いので読んでください。 | ||||
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| 何となく読んでみたくて、ぶっ通しで読みました。秀一の気持ちをことこまかにかいてあったので、「ただのサスペンス」ではなかったです。この本は青春モノでしたね。同じ17歳として「こりゃないぜ」ってのもあったけど(大体頭よすぎ・・・)それは置いておいて、山月記のあたりとかちょうど授業でやったばかりだったりして、秀一の気持ちにも共感しました。ただ、こんな頭のいい高校生が考えたトリックなんだから警察の人のもうちょっと”てこずった感”が欲しかった気がします。でも高校生の殺人という「ありそう」なテーマと、主人公の心情の書き方は私はとても良かったです。 | ||||
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| 会社の同僚に薦められて読んだ。その同僚はとても感動したというので、普段ミステリーを読まないが久しぶりに手にした本。中盤までの家族の描写、主人公の心理描写には秀逸なものがあって、ぐいぐい引き寄せられるように一気に読んだ。しかし中盤以降は、登場人物や場面のイメージが像を結ばず、淡々と読み終えてしまった。自分が持つ高校生としてのリアリティがなかったためであろうか、あるいはミステリーに親しみがないためだろうか。青春小説としては面白く読めたが・・・ミステリーを理解できない自分が変なのかな? | ||||
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| みよすべての罪はしるされたり されどすべては我にあらざりき まことにわれに現はれしは かげなき青き炎の幻影のみ 雪の上に消えさる哀傷の幽霊のみ ああかかる日のせつなる懺悔をも何かせむ すべては青きほのほの幻影のみ ― 萩原朔太郎 ― | ||||
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| 作品中に「大学への数学」「Z会」などの文字があるのを見て自分が高校生の頃を思い出しました。無理に凝った殺しかたしようとするから・・・あたしだったら普通に行きますね。それにしても主人公、頭いいのかもしれないけど避妊はきちんとしなさい。(笑) | ||||
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| 会社のスタッフ(21歳女性)に薦められて、読みました。薦めた理由は、私が「完全犯罪」に興味あると話したことからでした。本を読んだ最初の感想は、①主人公の年齢の設定が、自分と離れていたため、いまいちピントこない②倒叙推理小説(後に解説を読んで納得)であったため、結末が予測できてしまう。③犯行(曾根殺害)の動機が、いまいち弱い。(もっと、母と妹に対して危害があったのならば・・・)という理由で薦めてくれたスタッフほどの感動は残念ながら得られませんでした。しかし、2度目の読書では、違った印象をもった。最後の部分を丁寧に読むことによって、とても悲しく、朝の通勤電車の中で目頭が熱くなってしまった。単なる恋愛小説ではなく、そして、推理小説ではなく、十分満趡できた。読み返すほどに味があった。 | ||||
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| 少年の心の中に父性を見た。母を守り、妹を愛し、自己愛を捨て去った。読み終わった人は、必ず「なぜ」という自問を繰り返すはずだ。あまりに大人な心で、幼い選択だったのではないかと。 | ||||
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| ちょっと甘ったるい感じがするけど、一気に読めます。どろどろ感はないですね。青春小説かな。 | ||||
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| 面白い本だとは思う。しかし、ミステリーとしてはどうだろうか?自分が高校生の時に読んだら感動したかもしれないが・・・・「黒い家」「天使の囀り」に衝撃をうけた一読者としては、不満が残った。この手の、犯罪者の側から犯罪を描くという手法は、「太陽がいっぱい」を始め、古今東西、数多く用いられている。本作品が、これらと比較して成功した理由は、主人公を高校生とし、家族を守るために殺人を犯すという大義名分を与えたことにより、より読者が感情移入しやすいためと考えられる。かくゆう私も、「なんとか秀一を助けたい」とページをめくってしまった一人である。しかしながら、なぜ秀一はそんなに自由に大金をつかえるのだろう?本当に母親は息子の犯罪に気づかないものなのか?道路!を疾走するロードレーサーの目撃者が一人もいないのか?など、作品中に一応の説明はあるものの、作者の都合により流されていってしまう事柄があまりにも多すぎて、ミステリーとしてはいかがなものか?と感じずにはいられなかった。なぜ曾根は秀一宅に居着こうと思ったのか?そしてきちんとした理由があるながら、なぜ粗暴な態度をとり続けたのか?母親はなぜ曾根の排除を考えなかったのか?など、コンピューターに関する記載を削ってでも焦点をあててほしい箇所は何カ所もあった。「上っ面だけなぞってきれいに書いた青春小説」厳しい言い方になるかもしれないが、そんな印象を持った。最後に一言。警察はそこまで甘くはない。 | ||||
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| 映画は見ていないのでわかりませんが、原作は読んで間違いはないと思います。こんな軽軽しい言葉でしか、この作品を語る事ができない事に苛立ちを感じます。本当に軽軽しく口にすべきではない、語るのは無理というか、作品を読んで感じてください。 殺人という許されないこの行為を、この作品では『殺人』と同じようにこの言葉を使ってはいけないような、使いたくないような、そんな気がします。許される殺しなどない。けれども、意味のある行為だと受け取ってしまいたくなりました。 これ以上語る事によって、この作品の価値が下がりそうなのでやめておきますが、ぜひ読んでみてください。 | ||||
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| この作品は読んでる最中は切なさを感じてたけど、どちらかというと“やりきれない”のがあってる気がする。最後のシーンはまさしくやりきれないですね。主人公の気持ちもわからなくはないけど、いくら秀才でもやっぱり若さゆえの短絡さかと思う。 | ||||
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| 私はこの小説を映画をみた後に読みました。普段全く本は読まないので、この小説の存在すら知りませんでしたが、映画を見ることによって知り、その後ストーリーが大好きになって原作を買ったのがきっかけでした。本を読むことに食わず嫌いを感じていた私は、少々不安ではありましたが、この一冊により、次のページを読むのがわくわくするという、初めての体験を味わわせてもらった価値のある本だった思っています。ある高校生の、家族を守るためにめらめらと燃えながら且つ、冷静に準備を進める姿に注目です。 | ||||
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| 愛する者を守るための少年の行動は理解出来ないが、気持ちは判る。しかし、これほど『強制終了』に対する執念が深いのならば、もっと他に方法はなかったのだろうか? 大人顔負けの用意周到な作戦と、子供っぽいミス。この相反する矛盾が読者をぐいぐいと惹き寄せる。『それを言っちゃダメだ!』、『なぜそうしちゃうんだ!』と、読者を参加させながら進行する物語の妙がここにある。倒叙推理ものとしては秀逸なものだと思うが、やはり悔やまれるのは他に方法がなかったのかと言う事だ。否、それくらい私がこの物語に入ってしまったと言う事なのだが。 | ||||
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