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青の炎
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青の炎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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読んでいて耐えられない不快感を感じたので途中でやめました。 | ||||
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高校生の主人公が家に不法に居座る母の元再婚相手を完全犯罪により殺そうとする話。 タイトルだけは聞いたことがあり、映画化もされていたのでスマートな主人公が完全犯罪を成し遂げる話なのかと思いきや、 普通にそんなうまいこと行くはずがないよね、という話だった。 最初こそいけるんじゃないかという期待感があったが、計画にほころびが出始めてどんどん警察に追い込まれていくようになると、 なんだがこっちが居たたまれない気持ちになってしまい、読了後も良くない気分だった。 仕事で取り繕い損ねたミスを上司に指摘されているかのような嫌なドキドキが何とも言えず不快だった。 作者がそれを意図したのかどうかは不明だが、世間で言われているような切ない犯罪者だのなんだのは 自分は感じなかった。貴志祐介ならもっと他にいい作品があるのでこれを読む必要はないと思う。 | ||||
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無意味に句点を使いまくる 全ての文節に句点が置かれているレベル 読みにくい | ||||
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主人公の何が目的で進んでいくのかわからないので、ワクワクも期待も何も無い前段。何か難しい単語を使いたがるようで、読み進めるのに流れが止まる。 | ||||
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好きな作品だし正直何度読んだかわからないが、ずっと思っていたことだが主人公の高校生にリアリティがなさすぎ。頭の中だけ30代の高校生、こんな高校生がいるわけがない。あと性格描写がイラつく。全く感情移入できない。 | ||||
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登場人物設定が中途半端な印象を受け、あまり物語に入り込めなかった。 | ||||
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用意周到で人心掌握にも興味を持ち、家族を愛し平穏を求める男子高校生 賢く、人にイジられるよりかはいじるタイプ 何故、1件目の殺人の凶器を埋めてしまったんでしょうか 学校の中に持って行って、誰かに見つけられる可能性が作中にほぼ見受けられません 主人公は勝手に荷物を漁られたりするタイプでも、普段絡んでいる友人達が人の私物を漁るタイプにも思えません 文中のどこかに、1件目の証拠の物品が見つかったとしても「ただのガラクタにしか見えない」とありましたし それだったら、不特定多数が通る花壇に埋めるより、肌身離さず持ってる方が絶対安全です 2件目の犯行に繋げるために、主人公にわざとさせたのがわかり、冷めました そこからはひたすらに、何を読まされているのかという感覚になってしまいました 折角賢い主人公にしたのに、肝心要なところでの行動の根拠がよわよわ 物語の重要なポイントになる部分こそ、もっと説得力のある理由にしないと、主人公が可哀想 | ||||
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頭脳明晰でありながら99%落ち度が無い限り完全犯罪は成立しないことを主人公は理解していなかったので、自ずと転落していってしまう自業自得の話。後の1%は偶発的な運で回避出来る可能性(警察の凡ミス)だけど、こんなものに頼って人殺しなんか到底出来るもんじゃない。何より主人公は至るところに証拠を残し過ぎてるし映画か小説の読み過ぎによる子供の戯言レベルの行動でジタバタしている様を読まされることになる。結果、そういうエンディングしかないだろうなと思っていたけど、愛する者のためと言い訳しながら残された者の喪失感の重さを全く考えていない自己中な主人公に共感は何も感じなかった。心理描写はリアルで引き込まれますが、相変わらず説明がクドく高校生が使わないような語句や英語が出てきて間延びしました。残念。 | ||||
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貴志さんの作品はいくつか読みましたが このジャンルが苦手なせいかどうも面白いと思えなかった。 完全犯罪のために一般人がトリックにトリックを重ねるほど 不自然な点や不備な点がどんどん累積されていくようで やめてくれー!と思ってしまう方だから 推理小説一般も苦手なのです。 むしろ、綿密な計画を立てて殺人を実行するまで至った 主人公の少年の一見理知的なようでいて異常なところがわかっていく話だと好みだったかも。 例えば高校生なのにほぼアル中なこの主人公君 実は一人目の被害者の実子なのは彼の方だったとかね。犯罪が成功しても失敗しても救われない感じだったら もっと貴志さんぽいと思ったかも。 あと、あれですね。 お約束なのかもしれないけれど 男性作家が好んで描写する、処女の初体験時の 「絶頂」。 これ、吹き出してしまうからやめてほしいです。 繊細な感情の描写があっても台無し。笑えます。 | ||||
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内容は良かったのですが、会話がやや冗長に感じました。早く本筋に戻って欲しいと何度も思ってしまいました。もう少しスッキリまとめて欲しかったです。 | ||||
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「わらの女」というミステリーがある。最後まで悪がのさばる内容。 映画になり二時間ドラマにもなったが段々と「普通」の展開に変えられてしまって、原作の跡形はなくなってしまった。 この作品に「わらの女」以上のワルを期待していた。 堂々と事業に成功し、のうのうと余生を送るような…。 まさか自殺で終わるフツーの展開とは…。 また、高校生にしては分別があり過ぎるのも不満点のひとつです。 一国の宰相が堂々と犯罪を行なう国ですから何でもアリです。 天網恢恢疎にして漏らさず、なんていうのは時代遅れです。 全ては自己責任、強いもん勝ちの世の中ですから。 | ||||
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主人公にあまり感情移入出来なかった。一つ目の殺人はわかるのだが、二つ目の殺人いる?二つ目の殺人は実行の動機も大したものじゃないし実行までの期間も短すぎ。主人公はサイコパスじゃないのかと思った。失敗したら自殺なんて。残された家族のことを考えないあたりが高校生らしいということだろうか? 一つ目の殺人のあと素直に捕まっておいた方が家族のためになる。一つ目の殺人まではよかった。 | ||||
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映画化もされて、話題になっていた作品。実はあまり興味がなかったんだけれど、 高校生による完全犯罪計画という、内容が気になって手にした本。 主人公・櫛森秀一が、家に居座り母や妹に暴力を振るう、義理の父を殺そうと画策するお話です。 「悲しい殺人者の物語」的なうたい文句があったように記憶しているけれど、確かにそうともとれなくはない。 母と妹との穏やかな3人暮らしの櫛森家に現れた、母の元夫、曾根。櫛森家に居座り、傍若無人に振舞う曾根から、母と妹を守るために、秀一はは曾根の殺害を計画し始める。 確かに曾根という男はろくでもない人間である。殺してやりたくなる気持ちは分からないでもない。 だが殺人を、『強制終了』と呼び、その計画をマヌケなコードネームを名付け、まるでゲームか何かのように完全犯罪を企む 彼の姿には、正直「殺すしかなかった」という悲しい切実さがあまり感じられないのだ。 最初から秀一は冴えないダメ生徒にしか見えないので、デスノートの夜神月や、デビルズ・ダイスの白河才の様な 「知的で優秀な若者が、犯罪者へと転落していく」という図式は成立しなくなっている。 成績が良いという設定の割には、頭が回るという描写が無く、また通っている学校も優等生が通う進学校にも見えず、凡人の高校生が通う低レベルな学校に見える。 どこからどう見てもお利口ぶっているだけにしか見えない主人公が、突発的な行動ではなく、計画的殺人を行うのは違和感がある。 その計画を進めて行く経緯(調査や実験など)は現代人らしくネットや専門書を読み漁り整えているが、肝心の決行日には、緊張の余り動揺しまくりで周囲に不自然に見られ 完全犯罪を成し遂げたつもりだが、その日に限って電車で行ったことにしたり、殺害時に慌てて予定外の行動を取って 記録が残ることを知らずに血圧計を使ったりする。それは「知的なはずなのにミスを犯した」のではなく「アホだから当然のこと」という印象になる。 義父殺害はなんとか完全犯罪として成立仕掛けるも、今は荒れている幼馴染みに、当日の行動を目撃され、強請られてしまう。 止むを得ず、彼にバイト先のコンビニへの強盗計画を持ちかけ、痛ましい事故として殺害した。 秀一には、「幼馴染を焚き付けて家族を殴らせた男」という設定が用意されている。さらには、「時には暴力の行使も当然のこと」という意見を述べている。 「最初から暴力的衝動が強く、一直線に殺人に走った単細胞」にしか見えない。 最後に今までの犯行計画を、刑事に暴かれた秀一は「犯人が死亡していれば、警察は事件を深く追求しない」との 判断により、自転車でダンプカーに向かってハンドルを切る。 …で終わり。 飛び込まれた、トラックの運転手はたまったもんじゃないだろう。 秀一の死は、何の関係もない他者の人生を台無しにした。 秀一の死で、世間のバッシングは避けられたが、母や妹に精神的なショックを与えるんじゃないのか? | ||||
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なぜ殺人までしなきゃいけなかったのか、中盤から最後までどうしても納得できない為(個人的に殺人に納得できないのは当たり前だとして、物語のストーリーとしても説明がつかない気がした)、あまりのめりこめなかった。説明できるとしたら、主人公がもともと殺人志向が強いサイコパスでその計画を楽しんでいるということに尽きるのだろうか。その割に青春小説のような爽やかな部分も挿入されていたのがどうもうまく解釈できず、「黒い家」や「悪の教典」で膨らんだ期待は満たされなかった。 | ||||
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んー、イマイチすっきりしない展開でした。凶器を揃えるあたりとか医学書を読んで調べるあたりが現実離れかなーと思いのめり込めなかったです。期待しすぎました。 | ||||
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途中の引用が長い。 ちょっとミステリーにしては幼い気がしました。 | ||||
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出張に読みかけの本を持って出たものの、往路で読み切ってしまった。仕方なく、帰りに駅の売店で読めそうな本を物色したらコレしかなかったので読んでみた。 そういう話だったか。まさか本当にやるわけないよな?と、何度良い方への展開期待をしても、読み進めるに従って嫌な感じが強くなっていく…あまり経験できないない読中?感が味わえる。更に読後感は湊かなえの「告白」以来の悪さ。主人公の極限状態における内面描写だとしても、他に方法はあるだろうに。作者の狙い通りなら、それはそれで否定はしないが、若い人には読んだり映画で観たりしてほしくなかったな。今更だが。 出張の復路で読めてしまったので、暇つぶしの目的だけは果たしてくれた。 | ||||
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貴志祐介さんの初期の頃の作品は好きなのですが、これはガッカリしました。 素人が読んでも完全犯罪出来るようには思えない作戦。 切なくもなく、何故評価が高いのから分かりません。 この作品以降、あまり読まなくなりました。 | ||||
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こんな殺人方法が成功するわけがないし、自分の息子が殺人犯になり全国報道されたら母も妹も終わりだろう。 浅はかな考えで殺人を考えるのは中学生なら有りかもしれないが、高校生にしてはむしろ頭悪いんじゃないかと思わされて萎えました。 | ||||
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いわゆる倒叙物です。 ただ、個人的には倒叙物は次の2点のいづれか(あるいは両方)を 満たさないとなかなか納得感が得られないジャンルだと思っています。 ・難攻不落にみえる完全犯罪が解決者にどう「穴」を穿たれていくか (完全犯罪計画自体の魅力=緻密さ/面白さ) ・犯行に至る動機、追詰められる時や攻防戦における心理の綿密な設計・描写 (登場人物の魅力=犯罪者や解決者のキャラクタ造形も多くはこの描写に依存するはず) 残念ながら本書は共に中途半端です。 解説もこの著者が幼いころ読んで感銘を受けた倒叙物としてクロフツの 「クロンドン発12時30分」に触れていますが、「クロイドン」の犯行に 至る状況・動機の綿密な設計に比べると、とても足元にも及ばない出来です。 犯行の必然性が希薄で、しかも計画が完全犯罪とはほど遠い。 一旦は完全犯罪が成立したかにみえる構築感もなく、「目撃者」を導入した 時点で、倒叙で得られる大きな何かを失ってしまっています。 じゃあ、青春のナイーブな心の動きを表現するのが主題なのかといえば むしろまったく逆で、一見冷徹で利口そうな設定とは裏腹に、やってることは まるで平凡で動揺してばかりでちぐはぐ。それが若者!といわれればそうかも しれないですけど完全犯罪とはそぐわず、準備だけは大層だけど、単なる計画殺人と 変わらない印象になってしまっている。 半ばまでなかなかの疾走感だったが、途中で失速してしまった。 | ||||
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